東京電力は7月24日、福島第1原発3号機の水中ロボットによる格納容器内部調査(19~22日)で、溶け落ちた核燃料(デブリ)とみられるかたまりがあった箇所のほぼ上にある構造物にも、同様の付着物が確認できたと明らかにしまし
原発作業員と交流・・楢葉町で浜通り復興のつどい & 福島第1原発3号機の内部調査・・底部でもデブリ多数確認か
原発作業員と交流・・楢葉町で浜通り復興のつどい 福島 東京電力がおこした福島第1原発過酷事故から6年4ヵ月、原発立地の双葉郡楢葉(ならは)町で7月23日、第1回浜通り復興のつどいが開かれました。つどいは、廃炉・除染で働く
事故6年ようやく・・福島第1原発デブリ確認か/全体像不明 取り出し困難
東京電力福島第1原発事故が発生してから6年4カ月余り。ようやく、3号機の原子炉圧力容器直下に投入した水中ロボットのカメラが、溶け落ちた核燃料(デブリ)らしき物体をとらえました。しかし全体状況を把握したというにはほど遠い
「全体救済」が合言葉・・福島原発訴訟 判決前に原告が講演/東京
東京電力福島第1原発事故の被害者が国と東電の責任を問う干葉訴訟と生業(なりわい)訴訟の判決が9月以降相次いで予定されています。判決を前に、生業訴訟原告団長の中島孝さんが7月22日、東京都内で講演し、訴訟の意義を語りまし
目的外ポリ容器使用・・被ばく事故 原子力機構「不適切」
日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で放射性物質が入った容器の点検中、作業員5人が被はくした事故で、放射性物質の保管に使われていたポリ容器は、作業中に出る紙などの放射能汚染ごみを一時保管する容器
「原子力は必要」閣議決定・・原子力委 撤退意見採用せず
政府は7月21日、「適切な原子力利用は必要である」などとする原子力委員会(岡芳明委員長)がまとめた「原子力利用に関する基本的な考え方」を閣議決定しました。政府として「考え方」を「尊重する」といいます。 原発を「重要な
避難計画など懸念・・福井 大飯原発 町民説明会
関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に同意するか立地自治体としての判断が問われている福井県おおい町で7月20日、町民説明会が開かれ約190人が参加しました。質疑応答では、増え続ける使用済み核燃料の対策や原発事故時の避難計
伊方差し止め認めず・・松山地裁 住民ら即時抗告へ & 原発ゼロまで抗議 官邸前
伊方差し止め認めず・・松山地裁 住民ら即時抗告へ 稼働中の四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について、県内の住民11人が運転差し止めを求めた仮処分申請で、松山地裁(久保井憲子裁判長)は7月21日、申し立てを却下し
火災予防策を改定・・原子力規制委 適用猶予設ける & 核燃料の再処理事業費約14兆円 1・3兆円増
火災予防策を改定・・原子力規制委 適用猶予設ける 原子力規制委員会は7月19日、高エネルギーアーク損傷を防止する対策を原子力施設に要求する規則改定などを了承しました。高エネルギーアーク損傷は、放電のエネルギーで機器の損
東電福島原発3号機・・原子炉直下激しく損傷
水中ロボ内部撮影 東京電力が7月19日に行った福島第1原発3号機の水中ロボット調査で、原子炉圧力容器直下の作業用の足場が激しく損傷していることが分かりました。溶け落ちた核燃料(デブリ)が存在すると考えられる原子炉格納容
トリチウム汚染水海洋放出発言・・東電に共産党抗議/福島県議団
東京電力の川村隆会長による福島第1原発の放射性物質トリチウム汚染水の海洋放出発言について、日本共産党福島県議団の神山悦子団長らは7月19日、県庁内で東電福島復興本社の佐藤英俊副代表らと会い、抗議文を手渡しました。福島第
省エネ再エネ社会を・・環境NGOなどがシンポ
3年ぶりに見直しが予定されている国の「エネルギー基本計画」策定作業を前に、環境NGOなどの諸団体が7月19日、シンポジウムを国会内で開きました。持続可能な社会に沿ったエネルギー政策実現へ幅広い層と対話する取り組みを始め
作業員被ばく 容器異常21年前も・・原子力機構「袋が膨張」点検記録 & 原発事故 被害者切り捨て批判・・いわき市民訴訟口頭弁論 原告側が反論
作業員被ばく 容器異常21年前も・・原子力機構「袋が膨張」点検記録 日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で放射性物質が入った容器が破裂し作業員5人が被ばくした事故で原子力機構は7月18日、破裂し
原子力利用変わらず・・原子力委の長期的方針
内閣府原子力委員会(岡芳明委員長)は7月18日の定例会議で、今後の原子力政策の長期的な方向性を示す「原子力利用に関する基本的な考え方」案に対する意見募集の結果を明らかにしました。 4月27日から6月5日の間に728件
東電・福島3号機・・溶け落ちた核燃料確認へ 今日から水中ロボ投入
東京電力福島第1原発3号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)の状況を把握するため、東電は7月19日から、原子炉格納容器内に水中ロボットを投入し調査を始めます。調査は2回に分けて実施し、2回目は21日の予定。 3号機格納容器
年間被ばく限度半年で超えた・・労働者告発 福島第1原発廃炉作業の闇/「高線量の仕事、短期の使い捨てだったのか」
国と東京電力が過酷事故をおこした福島第1原発(1F)でいまも続く廃炉作業の実態は、どんなものか。「故郷を少しでも復興させたい」との思いを胸に、1号機の原子炉建屋内で作業にあたった複数の労働者が、放射線管理手帳や給与明細
仏 原発割合75%→50%へ・・環境相“実現へ行程表必要”
【パリ=ロイター】フランスのユロ環境相は7月16日付の仏地方紙のインタビューで、電力供給に占める原子力発電の割合を2025年までに50%にする目標を実現するために、明確な行程表を定める必要があるとの考えを示しました。
「海洋放出」方針・・東電が報道否定 福島第1汚染水 & 東電福島第1原発 この1週間
「海洋放出」方針・・東電が報道否定 福島第1汚染水 東京電力福島第1原発のタンクに大量にためられているトリチウム(3重水素)を含む放射能汚染水の処分方法について、東電の川村隆会長が海洋放出の方針を明言したなどとする一部
山・水・生活奪った原発事故・・津島訴訟「人生返せ」原告陳述
東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の住民が国と東電に損害賠償と原状回復などを求めた「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」(今野秀則・原告団長)第8回口頭弁論が7月14日、福島地裁郡山支部(
地震の国に原発いらない・・「川内」止めよ官邸前で訴え
首都圏反原発連合(反原連)は7月14日、首相官邸前抗議を行いました。鹿児島県で11日に最大震度5強の地震が発生。しかし、九州電力は川内原発(同県)の稼働を継続しています。参加者は、「川内原発いますぐ止めろ」「地震の国に