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東京福島第1原発 この1週間

■11月6日 2号機タービン建屋の復水器内に残っている、事故当初に生じた高濃度放射能汚染水を処理するため、遠隔装置による水抜きを開始。別の建屋に移送した上で処理します。1号機復水器内の水抜きは8月までに完了。2、3号機復水器内に残っている汚染水は、それぞれ約340トン。放射性物質量は合計で約400兆ベクレル。

■同日 2号機海側の護岸地下水のトリチウム(3重水素)濃度が、1リットル当たり約1300ベクレルとなり、この地点での過去最高値を更新。同地点では10月25日にも過去最高値を更新していました。これより建屋に近い場所の護岸地下水(10月3日採取)も、ストロンチウム90の濃度が同約3万3000皆で過去最高値になりました(11月10日発表)。

■同日 1~3号機の原子炉格納容器内に封入する窒素を大気中から分離する非常用装置の年次点検を9日まで実施。

■8日 3号機の使用済み核燃料プールに保管されている燃料(566体)の取り出しに向け、燃料取扱機とクレーンを海上輸送し構内に搬入。原子炉建屋上部に設置が進んでいるドーム屋根の内部に設置する作業を11日に予定していましたが、強風のため中止しました。

■同日 作業員の移動の効率化に向けて、無人運転の電気バス(写真=東京電力提供)のテスト走行を開始。無人バス2種を使い、29日まで実施します。全地球測位システム(GPS)などを利用し、入退域管理棟と約1キロ離れた休憩所の間を走行します。東電は、来年春の導入を検討しています。

(「しんぶん赤旗」2017年11月12日より転載)