福井県議会で、40年を超えた美浜町や高浜町の原発を再稼働するため議論がされています。 4月中には、知事が老朽原発の再稼働に同意をする可能性がでてきました。 そこで、福井県知事、福井県議会に「老朽原発を動かさな
Articles by yamamoto
再稼働請願を継続審査 町会特別委・・慎重意見相次ぐ 高浜1、2号(福井新聞)

関西電力が原則40年の運転期間を超えて再稼働を目指す高浜原発1、2号機について、高浜町会は9月25日、議長を除く全13議員で構成する原子力対策特別委員会を開き、再稼働を求める市民団体からの請願を審査した。審査結果は町会
高浜、美浜原発でもPCR・・関電、工事で作業員300人に(福井新聞)
新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受け関西電力は8月4日、高浜、美浜両原発の安全対策工事やテロ対策施設の工事などで、感染者が確認されている地域から新たに県内に入る作業員計約300人にPCR検査を開始したと明らかにし
大飯原発事故時新対策所が完成・・関電(福井新聞)

関西電力は7月31日、大飯原発で重大事故が発生した際の制圧拠点となる新たな緊急時対策所が完成し、同日運用を開始したと発表した。放射性物質を遮断できる施設で、約110人が7日間にわたり活動できる。 新規制基準で設置が義
ふげんが2回目のクリアランス申請・・廃炉解体物126トン(福井新聞)
日本原子力研究開発機構は7月31日、廃炉作業中の新型転換炉ふげん(敦賀市)の解体で出た金属類約126トンについて、一般の廃棄物と同様に再利用や処分をする「クリアランス制度」の適用に向け、2回目となる放射能濃度の確認申請
大飯、高浜 原発同時事故を初想定 コロナ対策追加・・避難計画改定 指針策定、国に要望/福井県など(福井新聞)

関西電力大飯原発と高浜原発の住民避難計画に、両原発の同時事故を想定した対応や新型コロナウイルスなどの感染症拡大防止策が追加された。福井、京都、滋賀3府県と内閣府などが7月30日に東京都内で開いた地域原子力防災協議会で改
藤野保史・衆院議員の街頭演説・・2020年7月24日/敦賀市平和堂前にて
敦賀2号問題など県に質問状を提出 反原発市民団体(福井新聞)&公開質問状の全文

日本原電敦賀原発2号機の審査データ書き換え問題や、高浜町元助役から県幹部が金品を受け取っていた問題を受け、反原発運動に取り組む市民団体「サヨナラ原発福井ネットワーク」などは26日、県へ原子力行政について問う質問状を出し
脱原発提案 全て否決・・大手電力9社、一斉に株主総会(福井新聞)

東京電力ホールディングスなど原発を保有する大手電力9社は25日、東電福島第1原発事故後から10回目となる定時株主総会を一斉に開いた。原発への強い不安を背景に、脱原発を求める株主提案が全社で出されたが、全て否決。ただ原発
原発ゼロ訴え市民行動400回・・県庁前で毎週金曜 12年・大飯3号再稼働機に(福井新聞)

毎週金曜夕、福井市の県庁前交差点付近で原発ゼロを訴える市民行動が26日、400回を迎えた。主婦や元教員、嶺南住民らさまざまな立場の参加者がプラカードを持ち、マイクを握っている。 2012年7月1日。関西電力大飯原発3
もんじゅ敷地の試験研究炉 低、中出力炉が有力候補・・文科省、敦賀市会に説明(福井新聞)

地域振興へ 活用法の検討重要 廃炉作業中の高速増殖原型炉もんじゅ(敦賀市)の敷地で文部科学省が計画している試験研究炉の新設を巡り、文科省は24日、建設可能な炉型として熱出力500~1万キロワットの低出力炉か中出力炉、さ
試験研究炉に“合格”審査書・・規制委員会
原子力規制委員会は3月25日、日本原子力研究開発機構の高温工学試験研究炉(=HTTR、茨城県大洗町)が新規制基準に適合しているとする審査書案を了承し、26日から30日間の意見募集を行います。 HTTRはヘリウムガスで
【福井新聞】 身内に甘い体質深刻・・「共犯」の30年_関電金品受領/(7)「違法ではない」

「コンプライアンス(法令順守)上の問題はあるが違法ではない」。金沢国税局の税務調査を受けた関西電力の調査委員会は2018年9月、高浜町元助役の森山栄治氏(故人)からの約3億2千万円に上る金品受領とそれに絡む工事発注を「
【福井新聞】祝い名目、損害もなく・・「共犯」の30年_関電金品受領/(6)立件は「困難」

「塩浜は福井県ナンバー2の建設会社。なぜいつまでも元請けとして参画できないのか」。2011年9月12日、高浜町の元助役森山栄治氏(故人)らが関電幹部に迫った。だが、応対した豊松秀己原子力事業本部長(当時)ら2人は「でき
東日本大震災・福島原発事故9年・・教訓なき原子力政策/核・エネルギー問題情報センター事務局長 舘野淳さん

東京電力福島第1原発事故から9年。いまだ収束の道筋も見えないなか、政府は原発再稼働を進めています。「事故の教訓が原子力政策に生かされていない。このまま無責任体制が続けば“第二の福島事故”が起こるに違いない」と警鐘を鳴ら
【福井新聞】偽の札束で贈答偽装・・「共犯」の30年_関電金品受領/(5)返金に苦慮

「金品を贈るのをやめてほしい」「贈ってきても送り返す」。2015年4月、高浜町の建設会社「吉田開発」の役員に、関西電力の幹部がこう要請した。 当時、原子力事業本部の副事業本部長だった鈴木聡氏だ。高浜町の元助役森山栄治
【福井新聞】原発の健全性脅かす・・「共犯」の30年_関電金品受領/(4)思考停止

高浜町元助役の森山栄治氏(故人)から関西電力への圧力は、原発の安全な運営体制をも脅かしかねないほど執拗(しつよう)だった。 第三者委員会の報告書によると、高浜発電所長だった長谷泰行氏は2010年、翌年1月に控えた高浜
【福井新聞】県幹部呼び権威誇示・・「共犯」の30年_関電金品受領/(3)「人権研修」を主導

「福井県職員や関電の役職員を、出席者の面前で罵倒、叱責(しっせき)することもあった。森山氏への畏怖の念をもたらす一因となった」。関電の第三者委が調査報告書でこう記したのは、関電が毎年開いていた幹部対象の「人権研修」。主
原発事故9年 福島の漁業は・・福島大学准教授 林薫平さんに聞く(下)/積み上げたガラス細工

福島第1原発の敷地のタンクにためている「処理水」を薄めて海に流すとなると、きわめて大量の水を長期間、流し続けることになります。それが沿岸地域でどのような事態になるのか、想像した上での結論でしょうか。 風評対策をすると
原発事故から9年 課題は・・新潟県独自の検証総括委員会委員長 池内了さん/事故なかったことにする政策 いま僕の一番の怒りはそこに

東京電力福島第1原発事故から10年目に入ります。事故原因や原発の安全性について「三つの検証」をとりまとめる新潟県独自の総括委員会で委員長を務める池内了・名古屋大学名誉教授に、原発をめぐる課題などについて問題を聞きました