関西電力が美浜原発(福井県美浜町)で検討している新たな原発の設置を巡り、2027年春をめどに地質や活断層の有無を調べる初期調査を完了させる方針であることが12日、分かりました。その後の詳細調査も含め、全体では30年ごろま
しんぶん赤旗
福島・飯舘村議選/佐藤氏が第一声
福島県飯舘(いいたて)村議選(定数10、立候補11人)が13日告示(21日投票)され、日本共産党の佐藤八郎氏(73)=現=が第一声を上げました。 佐藤候補は、原発事故により多くの村民の避難が続くなか、どこに住んでいても
原発ゼロの社会めざせ/原発をなくす全国連絡会 イレブン行動 東京・新宿

エネルギー政策の転換求め 労働組合や医療・農業・商工団体などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は11日、東京・新宿駅前で、原発ゼロと再生可能エネルギーへの転換を求めてイレブン行動に取り組みました。蒸し暑いなか、市民が足
再稼働反対 表明せよ 水戸市議会 田中議員、市長に迫る

水戸市議会で9日、日本共産党の田中真己市議は代表質問に立ち、7日投開票の東海村長選で再選された山田修村長が、東海第2原発の再稼働容認を表明したことについて、高橋靖市長に対して「市長は山田村長を厳しく批判するとともに、自ら
原災指針 規制委が改定/複合災害に具体策なし
原子力規制委員会は10日、原発事故の際の被ばくを低減する目的で行う屋内退避の運用に関して原子力災害対策指針(原災指針)の改定を決定しました。避難計画などの実効性が特に懸念される原発事故と自然災害が同時発生する複合災害につ
原発県民意識調査 対象や設問に問題/新潟・市民が抗議

新潟県が実施する東京電力柏崎刈羽原発の再稼働をめぐる「県民意識調査」に対して、「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」は8日に県庁で記者会見しました。調査対象や設問内容に偏りがあるとする抗議文を発表し、「公正で客
原発融資 世銀は解禁しないで/国際NGO
世界銀行とアジア開発銀行(ADB)がこれまで実施しないとしていた原発への融資や支援を解禁する動きに対して、世界の25カ国・地域の64団体が、原発へのいかなる支援もしないよう求める国際署名を今月から実施しています。署名を
福島第1 高線量土のう回収/作業1年程度遅れる
東京電力は8日、福島第1原発の建屋の地下に投入した、放射性物質を吸着させるために使った土のうなどを回収する作業が当初の計画より1年程度遅れる見通しだと明らかにしました。 土のうが残るのは、構内の「高温焼却炉建屋」と「
高浜原発4号機 来月運転再開へ/関西電力
定期検査中に配管の損傷が見つかった関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)について、関電は8日、運転再開を10月16日にすると発表しました。当初は9月下旬の予定でしたが約3週間遅れました。 関電によると、蒸気発生器内にあ
東電社長、柏崎市長と面会/再稼働めぐり方針伝達
東京電力ホールディングス(HD)の小早川智明社長は4日、柏崎刈羽原発(新潟県)が立地する柏崎市役所を訪問し、桜井雅浩市長と面会しました。小早川社長は、柏崎刈羽原発7号機の早期再稼働が難しくなったことを受け、先に再稼働さ
原発建設費の上振れ支援/脱炭素電源オークション募集要綱公開
大規模な火力発電や原発など将来の電源確保を目的として、事業者に長期にわたって支援を保証する長期脱炭素電源オークション(2025年度)の実施のために、参加を希望する事業者や電源が満たすべき要件や契約条件等を定めた募集要綱を
原発から再エネ転換へ/愛媛 伊方原発とめる会が宣伝

愛媛県の「伊方原発をとめる会」は3日、松山市の市駅前で「伊方原発いらん!定例アクション」に取り組みました。18人が参加し、「地震は止められないが、原発は止められる」などと呼びかけました。 越智勇二事務局次長は東京電力
女川2号機起動/不具合機器を交換
東北電力は30日、不具合のあった機器の交換作業のため発電を停止していた女川原発(宮城県)2号機の原子炉を起動させたと発表しました。 東北電によると2号機では、原子炉格納容器内に設置している水素濃度検出器4台中2台に不
きょうの潮流
東京電力・福島第1原発の敷地内には、タンクが1000基以上あります。前に構内を取材した際、高さ12メートルのタンクが林立する状況に驚きました▼タンクにたまっているのは汚染水(アルプス処理水)です。東電は、海洋放出の目的
川内原発、二審も住民敗訴/福岡高裁
九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)を巡り、火山の影響評価などに問題があるとして、住民らが、再稼働を認めた原子力規制委員会の設置変更許可の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が27日、福岡高裁でありました。松田典
柏崎刈羽原発 検査結果報告/新潟県技術委が会合
東京電力柏崎刈羽原発の安全管理に関する新潟県技術委員会は25日に会合を開き、重大事故時などに使う衛星電話の故障が相次いだ問題で、東電から対策結果の報告を受けました。 同原発7号機では、昨年11月から今年1月にかけて緊
原発ゼロへ決意新たに/新潟駅前 金曜行動600回目

なくそう原発・新潟市民ネットは22日、新潟市の新潟駅前で600回目の金曜行動を実施、33人が参加しました。「13年間運動してきたが、原発ゼロが実現できず残念。決意新たに声を上げ続けよう」などの声があがりました。これまで
原発事故時 避難ムリ/東海第2廃炉へ 茨城大集会

日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の廃炉を求め「STOP!東海第2原発再稼働いばらき大集会」(同実行委員会主催)が23日、同村で開かれ約600人が参加しました。 主催者を代表し小川仙月氏は「地域の安全を客観的
原発の新型炉建設 関電調査受け入れ再考を/福島原発訴訟団 福井・美浜町に要望

「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団・弁護団は21日、原発の新型炉建設に向けた関西電力の地質調査を受け入れ表明した福井県美浜町に対し、再考を要望しました。中島孝原告団長と服部崇事務局長が同町役場を訪
東海第2原発差し止め訴訟 避難計画は不備だらけ/東京高裁で住民が陳述

日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の運転差し止めを住民が求めている訴訟の控訴審第7回口頭弁論が22日、東京高裁(谷口豊裁判長)でありました。原告側は避難計画の不備などを訴え、日立市の軍司道男さん(77)と、東海