日本原子力研究開発機構(JAEA)は7月31日、東京電力福島第1原発2号機から初めて回収した核燃料(デブリ)を分析したところ、核燃料の主成分であるウランが多くを占めたと発表しました。原子炉内の部品に含まれる元素の割合も
Articles by kyou yamamoto
自然エネこそ推進を 福井・美浜町/原発新設の動きに緊急抗議

関西電力が新しい原発を建設するため、同社の美浜発電所(福井県美浜町)で地質調査を再開すると発表したことに対し、県内外の住民が30日、同社の原子力事業本部前(同町)に集まり、緊急の抗議行動を実施しました。「老朽原発うごか
泊原発3号機 基準適合/規制委 防潮堤・テロ対策なお6270億円
原子力規制委員会は30日、北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)について、再稼働の前提となる新規制基準に「適合している」とする審査書を正式に決定しました。規制委による適合と判断された原発は18基目です。 規制委は4月に
女川原発乾式貯蔵「同意するな」/宮城県などに市民団体
東北電力が女川原発(宮城県女川町、石巻市)に設置を計画する乾式貯蔵施設をめぐり、原発問題住民運動県連絡センターなどの市民団体が25日、宮城県、石巻市、女川町に署名を提出し、東北電力の事前了解に同意しないよう求めました。
原発新設撤回求めよ/福島県知事に共同センター

関西電力が22日に福井県美浜町の美浜原発で原発の新設に向けた地質調査を開始すると発表したことを受け、ふくしま復興共同センターは25日、関西電力に強く抗議し撤回を求めるよう、内堀雅雄知事宛てに緊急に申し入れました。構成団
主張 原発の新規建設/福島事故を忘れてはならない
石破茂自公政権が第7次エネルギー基本計画に盛り込んだ「次世代革新炉の開発・設置」が具体的に動きだしました。関西電力が福井・美浜原発での新規建設のため地質調査を始めることを明らかにし、九州電力も新規建設を検討するとしていま
美浜原発新設方針に抗議/全国連絡会が関電に
原発をなくす全国連絡会は25日、関西電力の原発新設方針に抗議し、撤回を求める声明を発表しました。 声明は、関電美浜原発での次世代型原発への建て替え方針発表に対して、「東京電力福島第1原発事故の犠牲者、被災者や教訓を踏
高浜4号機、運転再開に遅れ/関電 配管の損傷見つかる
関西電力は23日、定期検査中の高浜原発4号機(福井県高浜町)で配管の損傷が見つかり、9月下旬としていた運転再開が遅れる見通しになったと発表しました。詳しい調査結果や原子力規制委員会の審査などを踏まえて再開時期を決めます
原発優先で再エネ抑制 女川再稼働の東北エリアで激増/全国では50万世帯分に相当の見込み

各地で太陽光発電などの再生可能エネルギーの出力制御(抑制)が広がっています。日本では発電量が電力消費を上回りそうな場合、原発の電力を優先供給し、火力発電も停止はせず、太陽光発電や風力発電を抑える出力制御をしています。各
原発しがみつく無謀/新設調査表明 識者から談話

関西電力が原発の新増設に向けて福井県美浜町に立地する美浜原発で地質調査を開始すると発表したことに、有識者らからコメントを寄せてもらいました。 大地震襲いうる場所の認識欠落 新潟大学名誉教授 立石雅昭さん 福井県の若狭
東海第2 防潮堤施工不良/原電、報告書作成せず
規制庁が回答 工事関係者から日本共産党への内部告発により2023年10月に発覚した日本原子力発電(日本原電)東海第2原発(茨城県東海村)の防潮堤工事の施工不良問題で、日本原電が、22年に発生した不具合についての報告文書
原発推進政権に選挙で審判を 全国連絡会/東京・新宿

労働組合や医療・商工団体などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は11日、東京・新宿駅前で「原発事故は国の責任。原発ゼロと再生可能エネルギーへの転換で私たちの未来を変えよう」と訴えるイレブン行動を行いました。署名に取り組み
泊再稼働 矛盾だらけ/丸山議員が追及 北海道議会委

日本共産党の丸山はるみ道議は2日、北海道議会の予算特別委員会知事総括質疑で、最終処分場や原発再稼働の問題で鈴木直道知事の姿勢をただしました。 特定放射性廃棄物の最終処分場について、今年度は研究事業費として7000万円計
女川原発2号機 30年超運転認可/原子力規制委
原子力規制委員会は9日、今月で運転開始から30年になる東北電力女川原発2号機(宮城県)の30年以降10年間の運転に必要な管理計画を認可しました。今年6月に60年超運転も可能な制度が施行され、その新制度に伴う認可です。
原発反対 だから共産党/再稼働狙う新潟・柏崎刈羽 住民と対話広がる

自公政権が原発推進にかじを切るなか、新潟県の柏崎刈羽原発では、世論無視の再稼働の動きが強まり、住民に不安や憤りが広がっています。柏崎市の日本共産党は住民とともに再稼働強行に反対し、宣伝や対話を広げています。公示後最初の日
2025参院選 党伸ばし原発ゼロに/福島 小山田候補と岩渕氏

参院選が公示された3日、日本共産党の小山田ともこ比例候補は岩渕友参院議員らとともに、福島市内で元気いっぱい第一声を上げました。 選挙区での小山田氏の立候補を取り下げ、候補者を一本化した福島県。「『比例は日本共産党』と大
超老朽原発「最大限活用」 過酷事故 リスク増大/元中央大学教授(核燃料化学) 舘野淳さんの話
原発を長年運転していると、原子炉圧力容器などの金属部分に中性子が当たり、脆(もろ)くなります。特に加圧水型原発(PWR)の圧力容器は炉心から近く、脆くなる温度=脆性(ぜいせい)遷移温度が著しく上昇し、脆い温度領域が広が
上関原発中止など訴え/山口 とくら候補が第一声

参院山口選挙区の無所属新人、とくらたかこ候補が3日、山口市で第一声を上げました。支援する県内の市民連合や日本共産党、社民党の代表らが駆け付け、あいさつしました。 とくら氏は昨年の衆院選で県内では市民と野党が力を合わせ
超老朽原発運転恐れ 24基 /70年超可能 自公維国が推進
原発ゼロ掲げる共産党対決鮮明 自公政権のもとで改定された、原発の60年超運転を容認する法律が6月6日に施行されました。運転期間の延長は財界や原子力産業界が要求していたものです。経済産業省が日本共産党の岩渕友参院議員に提
柏崎刈羽再稼働で公聴会/新潟県 備蓄や避難に懸念の声

新潟県は29日、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に関する第1回公聴会を開きました。柏崎市と刈羽村在住の公募や団体推薦で選ばれた16人の公述人が、匿名でオンラインを通じて意見を述べました。 高齢者福祉施設の職員は、原発事故