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上関原発中止など訴え/山口 とくら候補が第一声

とくら氏(花束を持っている人)を囲んで「国会に送ろう」とコールする支援者ら=3日、山口市

 参院山口選挙区の無所属新人、とくらたかこ候補が3日、山口市で第一声を上げました。支援する県内の市民連合や日本共産党、社民党の代表らが駆け付け、あいさつしました。

 とくら氏は昨年の衆院選で県内では市民と野党が力を合わせ、野党の国会議席が12年ぶりに復活(比例)し、政治をあきらめていた県民の中に「政治は変えられる。もう一度信じてみよう」という希望が広がったと強調。「県民に政治をあきらめてほしくない」と自身が立候補した決意を語り、上関町に計画されている上関原発と中間貯蔵施設建設の中止、安保法制の廃止などの公約を訴えました。

 市民連合@やまぐちの内山新吾共同代表は野党と力を合わせて国政選挙をたたかってきた県民の実績を強調し、「当選の条件は大いにある。政策で力を合わせよう」と呼びかけました。

 選対本部長の平岡秀夫衆院議員、日本共産党の吉田貞好県委員長、社民党県連の斉藤彦四郎副幹事長があいさつ。吉田氏は「共闘の力で当選を勝ち取ろう。参議院でも自公を少数に追い込み、新しい政治への展望を山口から切り開こう」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2025年7月5日より転載)