美浜原発死亡事故 関電の管理に原因。「関西電力の品質保証、保守管理が機能していなかった」ため、配管点検対象から漏れる‥保安院が中間報告

経済産業省原子力安全・保安院は九月二十七日、関西電力美浜原発3号機で八月九日に起きた蒸気噴出事故について調べている同省の事故調査委員会に中間報告を提出。同委員会に承認されました。 中間報告は、事故の直接的原因として、「関

11社の火力発電所で、配管肉厚検査9割で実施せず‥関電美浜事故を受け、保安院が検査指示で明らかに

電力会社10社と電源開発の計11社は9月13日、運転開始後20年以上経過した火力発電所について、配管の肉厚の検査状況を経済産業省原子力安全・保安院に報告しました。 水流の乱れにより内部が摩耗する「減肉」が起こる可能性のあ

関電美浜原発事故 日本アーム若狭営業所を家宅捜査…業務上過失致死傷の疑いで敦賀署・捜査本部が資料押収

関西電力美浜原発3号機の配管損傷・蒸気噴出死傷事故で9月10日、敦賀署の捜査本部は業務上過失致死傷の疑いで日本アームの若狭営業所(福井県大飯町本郷)を捜査員約30人で家宅捜査し、二次系配管の点検作業に関する資料を押収。同

関電美浜原発事故 事故現場を初公開‥3号機タービン建屋内では事故の衝撃のすさまじさ今もとどめる

関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の蒸気噴出死傷事故で、同社は七日、タービン建屋二階の現場を事故後初めて報道陣に公開しました 破裂した配管は、県警が鑑定のために破裂個所の前後六メートルを切り取って持ち出しました。 し

美浜3号機事故 B系統の主給水管も必要肉厚半分以下の1.8ミリに‥経産省の事故調査委員会が明らかに

関西電力美浜原発3号機の配管損傷・蒸気噴出死傷事故で6日、経済産業省の「美浜発電所3号機2次系配管破損事故調査委員会」が福井市で開かれました。同委員会の報告によると、復水器から蒸気発生器に給水するA,B二つある系統のB系

国の安全規制の見直し、高経年化対策の検討、県民に経緯を説明せよ・・県知事、県専門委員長が事故調査委員会で要望

経済産業省原子力安全・保安院の「美浜発電所3号機2次系配管破損事故調査委員会」が9月6日福井市で開かれ、9月末に中間とりまとめを行うことを確認しました。とりまとめでは、二次系配管の安全管理について国の関与を明確にするほか

美浜原発事故 美浜1号機でも必要肉厚以下で運転‥保安院が取り換えを指導/知事は即時停止要請

関西電力美浜原発3号機の配管損傷・蒸気噴出死傷事故で、同原発1号機でも配管の肉厚が国の基準を下回っているにもかかわらず、そのまま放置されて、運転を継続していたことが4日分かりました。これを受けて、福井県の西川知事は関電に

美浜原発事故 “点検丸投げ”は責任放棄‥衆院経済産業委の参考人質疑で塩川議員が追求

関西電力美浜原発3号機の配管破裂・蒸気噴出事故を受け、衆院経済産業委員会は三十一日、同社の藤洋作社長らを呼んで参考人質疑をおこないました。日本共産党の塩川鉄也衆院議員は、安全を軽視しコスト削減を優先する電力会社と、点検を