四国の西の端から細長く突き出た愛媛県の佐田岬半島―その付け根付近に位置する四国電力の伊方原発3号機の再稼働が強行されました。国内の原発では唯一稼働中の九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)に並ぶものです。いったん再稼働
“国民犠牲、いますぐ止めろ”・・反原連が官邸前抗議
四国電力が伊方原発3号機(愛媛県)の再稼働を強行した8月12日夜、首都圏反原発連合(反原連)は、毎週金曜の首相官邸前抗議を行いました。中央構造線や南海トラフによる巨大地震・津波の危険、避難計画を置き去りに、再稼働を強行
「阪神」「熊本」級のM7に注意“公共の福祉”の観点で対策を・・熊本地震4カ月 その教訓と首都直下地震への備え/東京大学地震研究所教授 平田直さん
熊本地震から4カ月になろうとしています。地震学からみた熊本での教訓と首都直下地震の備えについて、東京大学地震研究所の平田直教授(政府の地震調査委員会委員長)に聞きました。 (山沢猛) —熊本地震の特徴、その教訓をどう
きょう再稼働狙う 伊方原発・・住民ら抗議 愛媛/ゲート前で3日連続 & 町民55%が「反対」・・愛媛・伊方/「会」アンケート
きょう再稼働狙う 伊方原発・・住民ら抗議 愛媛/ゲート前で3日連続 四国電力が8月12日に再稼働させる伊方原発3号機(愛媛県伊方町)をめぐって、原発事故の危険と隣り合わせになる地元では抗議行動が続いています。 同原
過去に大地震日本最大の活断層 中央構造線が間近に・・伊方原発再稼働これだけの危険/高知大学防災推進センター特任教授 岡村真さん
再稼働に反対する国民多数の声を押し切り四国電力は8月12日に伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の再稼働を強行しようとしています。愛媛県伊予市沖や別府湾などで海底の断層調査を続けてきた高知大学防災推進センター特任教授の岡村真
再会うれしい 友達できた・・福島・双葉郡の小学生が交流 & 8町村の通学児童数・・原発事故前のわずか8・3%に
再会うれしい 友達できた・・福島・双葉郡の小学生が交流 福島県双葉郡8町村の小学校17校(うち休校4校)の子どもたち160人と保護者、教職員らが8月10日、郡山市に集まり、「双葉郡小学校絆づくり交流会」を開きました。
“福島に生きる”「宝の山」を返して・・浪江町津島訴訟原告 石井絹江さん(64)
「情けなく悲しい5年間でした」。福島県浪江町の「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」(今野秀則団長)原告の石井絹江さん(64)はそういいます。「豊かで美しい古里の幸と暮らしを台無しにした国と東京電力に責任をはっきりさせたい」
原発審査基準は不合理・・川内許可取り消し訴訟開始/福岡地裁 & 複合災害対応できず・・伊方差し止め審尋で住民側/大分地裁 & 上関建設埋め立て免許延長 山口県に撤回要請/市民団体
原発審査基準は不合理・・川内許可取り消し訴訟開始/福岡地裁 九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)で自然災害により過酷事故が発生すれば生命や生活環境に取り返しのつかない被害を受けるとして、九州を中心に10都
伊方原発再稼働 あす強行狙う・・市民「命と安全守れ」/愛媛・宇和島 四国電と国に抗議
8月12日に伊方原発3号機の再稼働をねらう四国電力と国に抗議するため、原発いらんぜ宇和島市民の会は9日、愛媛県宇和島市で宣伝行動をしました。「周辺住民、県民、国民の理解を得られていない伊方原発3号機の再稼働は中止せよ!
命守れない伊方再稼働 愛媛・・とめる会が県・四電に要請
四国電力が8月12日に再稼働させようとしている伊方原発3号機(愛媛県伊方町)をめぐって、伊方原発をとめる会は9日、愛媛県と四電に再稼働を中止するよう申し入れました。 提出した申し入れ書は、▽前原子力規制委員会委員長代
“福島に生きる”住民分断 乗り越え・・いわき市民訴訟原告 根本一市さん(72)
「福島県内の原発の廃炉はもちろんですが、全国の原発の再稼働にも反対です」。いわき市民訴訟原告の根本一市さん(72)は、原発ゼロに対する逆流が強まっていることに危機感を持っています。 東京電力福島第1原発事故直後から、
“東電福島第1原発 この1週間”・・放射線量 測定提案を上司が却下
■7月30日 東京電力関連企業の男性作業員(59)が意識不明で倒れているのが見つかり、搬送先のいわき市の病院で死亡が確認されました。東電によると、男性は作業を終えて、午前10時27分に入退域管理棟を出た後、意識不明で倒れ
伊方原発再稼働に反対・・反原連が官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は8月5日夜、首相官邸前抗議を行いました。国民の声を無視して原発を推進し続ける安倍晋三政権。来週にも伊方原発3号機の再稼働が狙われています。参加者は「原発いらない」と書かれたプラカードを掲げ、
老朽延長も新設も・・危険な原発に頼り続ける異常
運転開始から40年たった老朽原発の運転を延長する、地震への不安が高まる中、電力が不足しているわけでもないのに原発を再稼働する、住民の反対で進まない原発新設の企てに固執し続ける―。危険な原発依存を拡大する、異常な動きが相
もんじゅまたトラブル・・冷凍機から白煙を確認 & 伊方原発、12日再稼働・・四電が発表
もんじゅまたトラブル・・冷凍機から白煙を確認 日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で火災報知器が鳴り、1次系ポンプのモーターなどを冷却するための冷凍機が停止するトラブルがあったことが、5日まで
老朽美浜3号機「適合」・・規制委 運転40年超3基目
運転開始から12月で40年になる老朽原発、関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)について原子力規制委員会は8月3日、新規制基準に「適合した」とする審査書案を了承しました。40年を超えて運転延長をねらう原発では関電の高浜
水質悪化の警報 半年対応取らず・・もんじゅ
日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」で昨年(2015年)11月、使用済み燃料プールの水質悪化の警報が出ていたのに、今年4月までの約半年間、適切な対応を取っていなかったことが8月3日、わかりました。プールの浄化
“環境問題は人権問題” ・・氷河融解 ■ 水資源収奪 ■ 石炭火力発電… /アジアのゲスト迎えシンポ
国際環境NGO・FoEJapanは8月1日、東京都内で、異常気象による災害などで深刻な被害を受けるアジア各国からのゲストを迎えて、「気候変動とたたかうアジアの人々」と題するシンポジウムを開催しました。約120人が参加し
帰還住民わずか4・2% 除染・賠償…問題は山積み・・福島・葛尾村/避難解除から1カ月半
2011年3月の東京電力福島第1原発事故のため全住民が避難していた福島県葛尾(かつらお)村の、帰還困難区域を除く避難指示解除準備区域と居住制限区域が6月12日に避難指示解除されてから1カ月半たちました。環境整備の遅れも
規制委に専門家ら批判・・原発の基準地震動見直し拒否
原子力規制委員会は7月27日、原発再稼働の前提となる審査で、想定する地震の揺れ(基準地震動)の算出方法を見直さないと決めました。元委員長代理の島崎邦彦東京大学名誉教授(地震学)が過小評価の恐れを指摘していました。担当だ