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原発ゼロへ進もう「3・11」青森集会 800人、市民ら行進

「原発いらない、再稼働反対」とコールする集会参加者と高橋衆院議員(左から2人目)=3月5日、青森市

高橋議員訴え

 六ケ所再処理工場、東通原発、使用済み核燃料中間貯蔵施設、大間原発と、原子力関連施設が集中する青森県で3月5日、「さようなら原発・核燃『3・11』青森集会」(主催=なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク)が青森市で開かれました。大間のマグロをかたどったデコレーションや、要求プラスターを掲げ、市民ら約800人が集まりました。

 初参加の大学4年生(23)は「原発がなくても電気が足りていることははっきりした。いらないものはいらない。安倍政権もいりません」と話します。

 脱原発弁護団全国連絡会共同代表の河合弘之弁護士が講演、福島県大熊町議の木幡ますみ氏が報告しました。

 河合氏は、全国で広がる原発差し止め訴訟闘争、福島原発事故の教訓を経て、自然再生エネルギーヘの政策に転換する世界の動きをのべ、「私たちの運動は世界の潮流です。ひるまず、つないだ手を離さず、前へ進もう」と呼びかけました。

 参加した日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は、残業代の規制適用除外とした通達を廃止させた国会論戦、今国会にふくしま法はじめ原発関連の法案が集中することを紹介。原発ゼロヘともに奮闘しようと訴えました。

 集会後、青空が広がる市内を行進し、「福島を忘れない、核燃もいらない」と唱和を響かせました。

(「しんぶん」赤旗2017年3月6日より転載)