内閣府は10月26日、東京電力福島第1原発事故で、同原発敷地外の半径20キロ圏内で被災者救助などの防災業務に従事した福島県警職員と地元自治体の消防隊員、自衛隊員のうち38%が2011年3月末までの約20日間に1ミリシー
愛媛知事の伊方再稼働同意・・とめる会 県庁前抗議 「県民を侮辱」
中村時広愛媛県知事の伊方原発再稼働同意に対し、伊方原発をとめる会は10月26日夕、愛媛県庁前で抗議しました。約90人が参加し、草薙順一事務局長は「あくまでも抵抗を続け、伊方原発の再稼働をやめさせようとの決意を誓い合おう
川内村2地区 長期宿泊決定・・政府 来月から実施
政府は10月26日、東京電力福島第1原発事故の影響で避難指示が続く福島県川内村東部2地区について、解除に向けた長期宿泊を来月1日から3ヵ月間実施することを決めました。区域内の追加除染が今月中に終わるめどが立ったためで、
11・1伊方原発再稼働ストップ・・松山市内で全国集会とデモ
四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働を止めようと、「STOP伊方原発再稼働! 11・1全国集会・in松山―福島をくり返さない」が、11月1日午後0時30分から、松山市の城山公園「やすらぎ広場」で開かれます。主催は、
伊方再稼働 知事の同意・・愛媛 住民無視の避難計画/市民団体や共産党 抗議
愛媛県の中村時広知事は10月26日午前、県庁で四国電力の佐伯勇人社長と面会し、伊方(いかた)原発3号機(同県伊方町)の再稼働に同意すると伝えました。地元の市民団体などは「県民の声を無視した判断だ」と抗議の声を上げました
海側の遮水壁完成・・福島第1汚染水対策 開口部閉じる / 東電が発表
東京電力は10月26日、福島第1原発の港湾部に設置した海側遮水壁の閉合を完了したと発表しました。今後、陸側の地下水位の監視や海水の分析を続け、止水効果を確認したいとしています。 海側遮水壁は、放射性物質で汚染された地
“福島原発生業訴訟 専門家の証言”馬奈木弁護士に聞く㊦・・裁判所の検証手続き実施を
馬奈木巌太郎(まなぎ・いずたろう)弁護士 国と東電の反対尋問ですが、対策を怠っていたことが次々証言されているのに、些末(さまつ)な重箱の隅をつつくような質問しかできませんでした。 国と東電の暴論 再稼働
“福島原発生業訴訟 専門家の証言”馬奈木弁護士に聞く㊤・・被害の特徴実態 明らかに
「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟(福島地裁、金澤秀樹裁判長)は第14回口頭弁論が終わりました。原告側が求めた専門家5人(別項)に対する主尋問、反対尋問が終了。次回からは原告本人に対する尋問が始まりま
女川原発周辺の医療・介護施設8割 避難計画のメドなし・・宮城県保険医協会アンケート
東北電力女川(おなかわ)原発(宮城県女川町、石巻市)周辺30キロ圏を含む7市町の医療機関や介護施設のほとんどで、原発事故時の避難計画が作成されていないことが、宮城県保険医協会(井上博之理事長)のアンケート調査でこのほど
原発でなく美しい海を・・山口・上関 建設ノー県民集会
「いのちの海を守れ!さようなら上関(かみのせき)原発!10・24反原発デー県民集会」が10月24日、中国電力が原発建設を計画する山口県上関町で開かれました。 県内外から800人が参加し、建設予定地の公有水面埋め立て免
声あげ再稼働止める・・官邸前で抗議行動
首都圏反原発連合(反原連)は10月23日夜、首相官邸前抗議行動を行いました。安倍晋三政権は、川内(せんだい)原発に続き、伊方原発などの再稼働へ暴走を加速しています。1200人(主催者発表)の参加者から「反対の声を広げ、
伊方原発再稼働・・避難体制なき強行 無謀の極み
愛媛県にある四国電力伊方原発3号機が再稼働の動きを強めています。原子力規制委員会の審査で「適合」と認められ、地元の愛媛県や伊方町の同意が進んでいるといいますが、背景にあるのは安倍晋三政権が電力業界いいなりに再稼働を推進
もんじゅ 分類ミス1387件・・安全重要度 原子力機構が報告書
日本原子力研究開発機構は10月21日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で点検間隔などにかかわる機器の安全重要度分類について1387件の誤りが見つかったとする報告書を原子力規制委員会に提出しました。 このため、同
日本の温室効果ガス 132事業所が半分排出・・ 削減は“大口対策”重要
日本が出した温室効果ガスのうち、わずか132事業所の排出が排出量の半分を占めることが環境NGO気候ネットワークの調べで10月22日、分かりました。(グラフ) 温室効果ガス排出量の算定・報告・公表制度によ
日本、G7で「最下位」 石炭火発 抑制ランキング・・欧州の環境NGO & 温暖化対策 協議は難航・・国連部会
【ボン=時事】欧州の環境NGO「E3G」は10月21日、国連気候変動枠組み条約の作業部会が開かれている当地で、先進7力国(G7)の石炭火力発電抑制に関する取り組みのランキングを公表しました。日本は石炭火力の新設が相次い
COP21代表団が結団式・・公害・地球懇「福島の現実伝えたい」
公害や環境破壊をなくすために活動する公害・地球環境問題懇談会(JNEP)は10月21日夜、11月末からパリで開かれる温暖化防止の国連会議(COP21)に派遣する代表団の結団式を東京都内で行いました。代表団は水俣病や福島
再エネ投資1620兆円増額必要・・IEA 温室ガス削減へ報告書 & 伊方再稼働 町長が容認
【パリ=時事】国際エネルギー機関(IEA、本部パリ)は10月21日、各国が作成した温室効果ガス削減目標に関する報告書を発表しました。全目標の達成には「世界全体で再生可能エネルギーなどエネルギー分野への投資を、2030年
福島第1原発 格納容器内を調査・・3号機 高い放射線量
東京電力は10月20日、福島第1原発3号機で、格納容器に初めて小型カメラや放射線量計を入れて実施した調査の結果を発表しました。原子炉圧力容器から漏れた水で格納容器下部が水没している様子を画像で確認したほか、内部の放射線
「もんじゅ管理 及第に到らず」・・点検漏れ 規制委、文科省に指摘 & 川内2号機 発送電開始
機器の点検漏れなど問題が続出している日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」に関して、原子力規制委員会は10月21日、同機構を監督する文部科学省の田中正朗研究開発局長を呼び、これまでの対応を聞きました。 田中局
福島第1 事故後被ばくで労災・・元作業員 白血病 初の認定
東京電力福島第1原発の事故対応に従事した後、白血病を発症した元作業員の40代男性について、富岡労働基準監督署(福島県いわき市)は10月20日、「被ばく と疾病の因果関係が否定できない」として労災と認定しました。福島第1