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高浜3、4号機 24日異議審決定・・住民弁護団明かす

 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働差し止めを命じた仮処分の決定を不服として、関電が異議を申し立てた異議審で、福井地裁(林潤裁判長)が12月24日に決定を出すことが15日、分かりました。住民側の弁護団が明らかにしました。関電大飯原発3、4号機(同県おおい町)の差し止め仮処分申請についても同時に判断します。

 関電は異議審で「基準地震動(想定される地震の揺れ)を超える揺れでも、直ちに機能を喪失しない」と主張。住民側は基準地震動は過小評価されていると反論していました。

 高浜3、4号機は10月、原子力規制委員会による審査が終了。再稼働に向けた最終手続きの使用前検査が続いていますが、仮処分決定が取り消されない限り再稼働できない状態にあります。

(「しんぶん赤旗」2015年12月16日より転載)