九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に反対して地元市民らが行った異議申し立てについて、原子力規制委員会は、12月15日までに申し立てを棄却しました。 新規制基準の下で再稼働の条件となる
経産省 買い取り制度見直しへ・・太陽光発電抑制危惧の声
再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)の見直しを進めてきた経済産業省の有識者会議は12月15日、FIT法の見直しを含む報告書案を了承しました。 大きな変更点は、認定制度の見直しです。現在、発電事業者は国の
女川・東通でも違反・・原発ケーブル 問題が拡大
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)などで安全設備関連のケーブルが新規制基準に反して分離されていなかった問題で、東北電力は12月15日、女川原発3号機(宮城県)と、原発再稼働の前提となる新規制基準適合性審査を申請している東通
COP21 「1・5度未満」へ先進国の役割重く・・日本 低すぎる目標 問われる対応

【パリ=島崎桂】閉会を告げる木づちの音に続く、鳴りやまない拍手・・。2週間の厳しい交渉が生んだ「パリ協定」は、出席した各国閣僚や環境・市民団体代表らに歓喜をもたらしました。議長国フランスのオランド大統領は、「パリでは数
原発事故問題 加害責任明確にした対策こそ・・規制委・東電・電事連に要請

原発問題住民運動全国連絡センター(伊東達也・筆頭代表委員)は12月14日、原子力規制委員会、東京電力、電気事業連合会に対し、福島第1原発事故を起こした国と電力会社が加害責任を明確にして、被災者対策、被災地対策、事故収束
COP21閉幕・・温暖化防止の合意 着実実行を
国連気候変動枠組み条約にもとづき2020年以降の地球温暖化防止の新たな枠組みについて協議していた21回目の締約国会議(COP21)は、「パリ協定」で190余りの参加国がそろって温室効果ガスの削減に取り組むことを確認しま
COP21 温暖化対策へパリ協定・・史上初 196カ国・地域が参加
【パリ=島崎桂】パリで開かれた国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)は12月12日(日本時間13日未明)、2020年以降の地球温暖化対策の法的文書となる「パリ協定」を採択し、閉幕しました。 京都議定書
日印原子力協定に反対・・官邸前で抗議集会

安倍晋三首相がインドを訪問し、モディ首相と会談した12月12日、日印原子力協定締結と武器輸出に反対して市民らが官邸前で抗議集会を開きました。国際環境NGOのFOE Japanなどが呼びかけたもので、約150人が参加しま
“福島に生きる” “漂流”再び 戦前と同じ・・浪江町 津島訴訟原告 飛田実さん(80)、ヱチ子さん(75)

東京電力福島第1原発事故で福島県浪江町津島地域から茨城県城里町に避難している飛田実(ひだ・みのる)さん(80)と妻のヱチ子さん(75)は「何でここに来たのかなぁ」と望郷の念に駆られるといいます。 「二度にわたって大き
日印首脳会談 原発輸出で原則合意・・武器輸出協定も署名
安倍晋三首相は12月12日、インドのモディ首相とニューデリーの政府迎賓館で会談し、日本からインドへの原発輸出を可能にする原子力協定の締結について原則合意しました。 日本が核不拡散条約(NPT)非加盟国と原子力協定を結
COP21 最終案提示、採択へ・・温室効果ガス 気温上昇「1.5度」へ努力
【パリ=島崎桂】パリで開催中の国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)は12月12日、ファビウス議長(仏外相)が提示した2020年以降の地球温暖化対策の法的文書となる「パリ協定」の最終合意案を協議し、同日
電力の自由化ってどんなこと?・・渡辺政利さんに聞く
来年2016年4月から、家庭向けの電力自由化が始まります。私たちの生活はどのように変わるのでしょうか。くらしの相談室「マンション・住宅」回答者の渡辺政利さんに聞きました。 Q 消費者が電力会社を自由に選択できるよ
「もんじゅ」廃炉しかない・・参院復興特 田村智子議員が追及
日本共産党の田村智子議員は12月11日の参院東日本大震災復興特別委員会で、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県)について、運営主体の日本原子力研究開発機構(JAEA)は運転する「資質を有していない」とした原子力規制委員会の勧
COP21 今世紀中に実質ゼロを・・温室効果ガス 議長が協定新草案
【パリ=島崎桂】パリで開催中の国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)で議長を務めるファビウス仏外相は12月10日夜、新たな温暖化対策の国際的枠組みとなる「パリ協定」の新草案を発表しました。 ファビウス氏
経産省部会 核のゴミ最終処分地・・「有望地」要件案示す
原発の使用済み核燃料の再処理で発生する「死の灰」を大量に含む高レベル放射性廃棄物(「核のゴミ」)の最終処分地の「要件・基準」を検討している経済産業省の地層処分技術作業部会が12月11日開かれました。議論の「中間整理」案
住民投票条例求め1万超の署名・・愛媛・八幡浜 大事なことは私たちで決めたい

伊方再稼働賛否を問う 安倍晋三政権は、川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)に続き、四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働を狙っています。伊方町に隣接する八幡浜(や わたはま)市。12月7日に市民団体が再稼働の賛
高浜原発 報告書案は「不十分」・・福井県安全専門委 委員が指摘

福井県原子力安全専門委員会は12月10日、会合を開き、再稼働の地元同意手続きに入っている関西電力高浜原発3、4号機(同県高浜町)の安全性について、これまで行ってきた審議をとりまとめる報告書案を審議しました。西川一誠知事
日印原子力協定交渉中止を・・日本政府に、広島・長崎市長が要請
広島市の松井一實市長と長崎市の田上富久市長は12月9日、日本とインドが締結交渉を続けている日印原子力協定について、「核物質や技術の核兵器開発への転用の懸念を生じさせる」などとして交渉の中止を求める要請文を日本政府に提出
規制委「十分な審査できぬ」・・美浜 老朽原発の延長
老朽化した関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の運転延長をめぐる審査が12月10日、原子力規制委員会でありました。同原発の公開審査は初めて。延長申請時に義務付けられている特別点検の結果などを確認しました。 美浜3号
“核保有国に原発を売る 被爆国とし て言語道断”・・日印原子力協定 両国民が批判

安倍首相は12月11日からのインド訪問で、日本の原子力技術を輸出可能にする日印原子力協定の締結交渉を進めようとしています。核兵器を保有する同国への原発輸出体制づくりに、両国の反核団体は「核兵器開発にお墨付きを与える」と