東京電力福島第1原発事故はいまだ収束せず、避難区域の内外を問わず多数が避難を余儀なくされています。しかし、東電と国は、年間被ばく線量20ミリシーベルト以下を基準に避難指示を解除し、賠償も打ち切ろうとしています。そうした
きょう放送! ドキュメント’15再稼働元年Ⅱ・・原発事故の教訓何も生かせず/日本系 深夜 1:05
8月に再稼働が強行された鹿児島県の川内原発と、先月、再稼働の同意がなされた愛媛県の伊方原発。その地元の今に迫りました。福島第1原発事故後も、何も変わっていない自治体トップや国の姿が浮かびます。 鹿児島県いちき串木野市
原発やめて未来守れ・・反原連が官邸前行動
「原発やめて未来を守れ」「再稼働反対」…。首都圏反原発連合(反原連)は11月6日夜、首相官邸前抗議行動を行いました。「核燃料サイクル」が破たんし、放射能汚染水漏れなど原発の危険が浮き彫りになっているのに、原発再稼働を推
伊方3号機再稼働 半島部住民“逃げ場ない”・・原発事故と天災重なれば…
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の再稼働をめぐって、中村時広知事と山下和彦伊方町長が10月、同意を表明しました。地元の人々は「住民無視で、結論ありきだ」と抗議の声を上げ、再稼働を許さない運動に立ち上がっています。
敦賀2号機 審査申請・・原電 「活断層」原発で初
原子炉直下の破砕帯(断層)が「活断層」とされている敦賀原発2号機(福井県敦賀市)について、日本原子力発電は11月5日、再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査を原子力規制委員会に申請しました。規制委が原子炉直下に「活
「もんじゅ」勧告へ・・存続は有害、ただちに廃止を
20年前に事故を起こし、運転再開の見通しが立たない高速増殖炉の原型炉「もんじゅ」(福井県)に対し、原子力規制委員会がこれまでの運営主体、日本原子力研究開発機構には安全に運転する能力はないと、あらたな運営主体を見つけるよ
2号機建屋で汚染水漏えい・・福島第1
東京電力は11月5日、福島第1原発2号機タービン建屋に設置されている、高濃度の放射能汚染水を移送する設備で水漏れが見つかったと発表しました。 東電によると、同日午前0時すぎ、移送設備の漏えい検知器が作動しました。現場
もんじゅ廃炉しかない 機構 くり返し違法行為・・税金投入1兆円、運転実績ゼロ
原子力規制委員会が10月4日の定例会合で、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の運営主体として“不適格”と判断した日本原子力研究開発機構。2013年5月に1万件近い機器の点検漏れが発覚し、規制委から運転再開作業の停止
ケーブル敷設不適切・・規制庁柏崎刈羽原発6、7号機
原子力規制庁は11月4日、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)で、原子炉の安全設備に関する信号を伝送するケーブルが不適切に敷設されていたと原子力規制委員会に報告しました。同日に開かれた定例会合で、委員から「由々しき
安倍暴走とめ原発とめる・・伊方再稼働反対 松山で4000人集会
四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働に反対する全国集会が11月1日、松山市の城山公園で開かれました。主催は伊方原発をとめる会。各地から約4000人が参加し、「原発再稼働ゆるさん」と書かれたプラカードをいっせいに掲げ
原発事故 完全賠償求め続けよう・・福島決起集会 行動提起を採択
東京電力福島第1原発事故の営業損害賠償打ち切り問題で、「賠償打ち切り許さない!福島決起集会」(主催=福島原発被害・完全賠償請求中小業者連絡会)が11月31日、福島県二本松市で開かれました。 東電は避難区域の業者に対し
節電所で“電気”生む・・全国フォーラム取り組み報告
省エネ・節電によってエネルギーが余ることはエネルギーを「生み出す」ことと同じ——。そんな発想で発電所ならぬ「節電所」に取り組む各地の団体が10月31日、東京都内で「つくろう、ひろげよう節電所」と題して全国フォーラムを開
“福島に生きる”音楽を被災者の力に・・琴古流尺八奏者 橘梁盟さん(57)
福島県伊達市梁川(やながわ)町に住む橘梁盟(たちばな・りょうめい〕さん(57)は、尺八の流派のひとつ、琴古(きんこ)流を17歳のときから習いました。 父親の民謡教室に通っていた知人から「尺八吹いてみ」とすすめられ、吹
もんじゅ 点検中の部品落下事故・・業者選定要領に不備
高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で(2015年)7月、非常用ディーゼル発電機の点検中に部品が落下した事故をめぐり、原子力規制庁が保安検査で、点検業者の選定要領が日本原子力研究開発機構のマニュアルに記載されていない
「伊方」再稼働 許さない・・官邸前行動
首都圏反原発連合(反原連)は10月30日、170回目の首相官邸前抗議行動を行いました。四国電力伊方原発(愛媛県)の再稼働には、地元紙の世論調査でも7割近くが反対しています。この民意を無視して再稼働へ暴走する安倍晋三政権
格納容器外で9・4シーベルト・・福島第1 2号機 & 島根原発 現地調査終わる
東京電力は10月29日、福島第1原発2号機で格納容器に通じる配管がある小部屋を調査した結果、放射線量が最大で毎時9・4シーベルトだったと発表しました。45分程度とどまれば人間が死亡する高線量で、東電は除染に1カ月以上か
規制委 宍道断層を現地調査・・島根原発 長さが焦点に
原子力規制委員会は10月29日、再稼働の前提となる新規制基準の審査を進めている中国電力島根原発2号機(松江市)に近い活断層「宍道(しんじ)断層」の長さについて、現地調査を行いました。調査は審査の一環で30日まで。 1
伊方再稼働 住民投票で賛否を・・愛媛・八幡浜市民が申請
愛媛県八幡浜(やわたはま)市で四国電力伊方原発(同県伊方町)の再稼働の賛否を問う住民投票の実施を目指す「住民投票を実現する八幡浜市民の会」は10月29日、署名活動に必要な代表者証明書の交付などを同市に申請しました。
六ヶ所村 使用済み核燃料プール「満杯に近い」・・貯蔵能力拡大で、原発立地自治体に新たな交付金
青森県六ケ所村にある使用済み核燃料の日本原燃・再処理工場を見る機会がありました。サッカー場なら1000個分にも相当する広い敷地に、ウラン濃縮工場や、原発を解体した時に出る放射性廃棄物を埋設する施設などが建っています。
美浜3号機に注力・・適合性審査 関電社長に規制委
原子力規制委員会は10月26日、美浜原発3号機(福井県美浜町)の審査が資料提出の遅れで来年の期限までに終わらない可能性があるとして、関西電力の八木誠社長を呼んで面談しました。 関電は大飯、高浜、美浜の3原発7基につい