せめぎ合う司法での闘い・・3つの原発関連裁判から見えてくるもの(「週刊京都民報」2017年5月14日より)

〈寄稿〉京都脱原発訴訟弁護団 大河原壽貴 ■役割放棄する高裁不当決定  本年(2017年)3月、原発をめぐる裁判で3つの判決・決定が立て続けに出されました。1つ目は3月17日、福島第一原発事故による被害者が国と東京電力を

緊迫の高浜原発・・福井の住職、抗議の行動“孫のためにも再稼働反対” & 高浜きょう再稼働 関電発表 & 運転差し止めを 福井住民が申請・・地裁支部

大阪・関電本店前  関西電力が高浜原発4号機(福井県高浜町)の再稼働を5月17日にも強行しようとする中、福井県の寺の住職が関西電力本店(大阪市北区)前で15日から、再稼働の再検討・断念を求めて抗議の断食をしています。  

原告の声胸に刻んで・・福島 浪江町津島訴訟で口頭弁論 & 日印原子力協定ノー・・院内集会 国会承認阻止へ

 東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の住民たちが国や東電に原状回復と完全賠償を求める「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」(今野秀則原告団長)の第7回口頭弁論が5月12日、福島地裁郡山支部(