原水爆禁止2020年世界大会・科学者集会のオンライン報告会が8月2日、開かれました。軍事研究、核兵器や原発問題をテーマに科学者らが報告しました。 日本科学者会議の井原聰(さとし)事務局長(東北大学名誉教授=科学技術史
女川再稼働ありき批判・・宮城 県の地元説明会で住民

東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)が適合性審査に「合格」するなど、再稼働へ向けた動きが進む中、宮城県(村井嘉浩知事)は女川町で8月1日、住民説明会を開きました。177人が参加し、再稼働の方針に批判の声が相次ぎまし
大飯原発事故時新対策所が完成・・関電(福井新聞)

関西電力は7月31日、大飯原発で重大事故が発生した際の制圧拠点となる新たな緊急時対策所が完成し、同日運用を開始したと発表した。放射性物質を遮断できる施設で、約110人が7日間にわたり活動できる。 新規制基準で設置が義
ふげんが2回目のクリアランス申請・・廃炉解体物126トン(福井新聞)
日本原子力研究開発機構は7月31日、廃炉作業中の新型転換炉ふげん(敦賀市)の解体で出た金属類約126トンについて、一般の廃棄物と同様に再利用や処分をする「クリアランス制度」の適用に向け、2回目となる放射能濃度の確認申請
「六ケ所」止めろ 「核燃」ノー・・反原連が官邸前抗議

首都圏反原発連合(反原連)は7月31日、首相官邸前抗議を行いました。新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、反原連のスタッフに限定し、エリアは首相官邸前にだけ設置。抗議の模様は、オンラインで配信しました。 原子力規制委
大飯、高浜 原発同時事故を初想定 コロナ対策追加・・避難計画改定 指針策定、国に要望/福井県など(福井新聞)

関西電力大飯原発と高浜原発の住民避難計画に、両原発の同時事故を想定した対応や新型コロナウイルスなどの感染症拡大防止策が追加された。福井、京都、滋賀3府県と内閣府などが7月30日に東京都内で開いた地域原子力防災協議会で改
伊方原発 廃炉視野に抜本見直し求める・・愛媛県に「とめる会」要請

電源喪失などの県報告書案撤回を 愛媛県の伊方原発をとめる会は7月28日、県庁を訪れ、今年1月に四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)で発生した電源喪失などのトラブルに関し、県原子力安全専門部会が16日に見解等をまとめた報告書
汚染水処分 結論急ぐな・・高橋・紙・岩渕各氏「国民的議論を」

政府に要請書 東京電力福島第1原発事故で発生しているトリチウム(3重水素)汚染水を薄めて海に流したり大気に放出するなど処分方法を政府が検討している問題で、日本共産党の高橋千鶴子衆院議員、紙智子、岩渕友両参院議員が7月2
海に流すな 原発汚染水・・福島の若者 DAPPE

福島県内の若者でつくるDAPPE(ダッペ)は7月26日、福島市で東京電力福島第1原発の汚染水の海洋放出に反対する集会を開き、約50人で繁華街をデモ行進しました。 DAPPEの久保田亮さん(31)が「この強引な海洋放
福島に生きる 浪江町津島訴訟原告 今野義人さん(76) 望郷の念 仲間と共有

福島県浪江町津島赤宇木(あこうぎ)から同県白河市に避難している今野義人さん(76)は「ふるさとを返せ!津島原発訴訟」の原告です。 赤宇木で農業を営んできました。 「江戸時代後半から、先祖代々赤宇木で暮らしてきた」と
原発・医療・社会主義…福井 藤野氏、美浜町議長と懇談
日本共産党の藤野保史衆院議員は7月24日、原発が立地する福井県美浜町を訪れ、竹仲良廣議長、梅津隆久副議長と懇談しました。新型コロナ対策に関わる地域の医療体制のぜい弱さに危機感が示されました。河本猛町議が同席しました。
地方から問う 福島・新地町・・国・東電また海汚すのか
東京電力福島第1原発の汚染水海洋放出を狙う国に対し、反対の声が急速に高まっています。「事故から9年余、海をまた汚すつもりか。最後は漁業者に押しつけようとするのは許せない」と声を上げる、福島県浜通りの最北端、新地(しんち
藤野保史・衆院議員の街頭演説・・2020年7月24日/敦賀市平和堂前にて
住民説明会は延期を・・女川再稼働 脱原発県議の会要請 宮城

東北電力女川原子力発電所(宮城県女川町・石巻市)の再稼働をめぐり、超党派の県議20人でつくる「脱原発をめざす県議の会」は7月21日、県が8月1日から開催を予定する住民説明会を延期するよう村井嘉浩知事に申し入れました。
原燃に操業許可しないで・・六ケ所再処理工場 市民、規制委に要望

日本原燃(原燃)が六ケ所再処理工場(青森県六ケ所村)で長期にわたって高レベル放射性廃棄物を含む廃棄物の不適切な管理を続けている問題で、「原子力規制を監視する市民の会」、国際環境NGO「FoE Japan」など市民団体は
汚染水を海に流すな・・福島県農民連が政府・東電交渉

福島県農民運動連合会(福島県農民連)は7月21日、東京電力福島第1原発事故による被害にかかわり、汚染水の海洋放出を行わないことなどを求め、政府と東京電力に要求しました。 海洋放出について、佐々木健洋事務局長は政府が主
福島に生きる 新婦人福島支部常任委員 鈴木初子さん(68)・・不屈のたたかい 私も

福島市に住む鈴木初子さん(68)が東日本大震災と東京電力福島第1原発事故に遭遇したのは、知的障害児施設で保育士として働いていた時でした。 激しい揺れで障害のある子どもたちはパニックに。職員は対応に全力をつくしました。
高浜原発3号機 蒸気発生器・・損傷半年も原因不明
発生源も不特定 再稼働論外 高浜原発3号機(定期検査中、福井県)で1月に発見された2台の蒸気発生器細管の損傷について調査を続けている関西電力は7月19日までに、半年たっても原因が特定できていないと発表しました。また、こ
海洋放出「賛成いない」・・福島原発汚染水 意見聴く会で住民
東京電力福島第1原発の放射能汚染水を処理した後に薄めて海に流す案などの処分方法を検討している政府は7月17日、福島県内で関係者から意見を聴く会合を開きました。5回目の今回、同県の廃炉に関する県民会議に参加する4人の周辺
ドクターヘリ離着陸場に原発作業員宿舎を建設・・佐賀・玄海町 地元への説明ないまま

佐賀県玄海町で、これまでドクターヘリの離着陸場として使われていた町有地のグラウンドに、玄海原発の工事に携わる作業員の宿舎が建てられました。住民の命にかかわる問題が、なんの説明もなく行われたことに怒りの声が広がっています