関西電力が1987年、高浜原発3、4号機の温排水を巡り、高浜町内の港運会社が所有する土地について、鑑定額を4億5千万円上回る約11億円で購入していたことが関電第三者委員会の報告書で判明した。取引には当時、町の助役だった
首相は国民の声聞け・・官邸前で市民が抗議
新型コロナウイルスにかかわって、安倍首相が首相官邸で会見を開いた3月14日、官邸前では市民有志が呼びかけた抗議が行われました。みぞれが降るなか、「会見に具体策がない。もっと国民の不安の声を聞くべきだ」と怒りの声をあげ、
関電役員ら75人に計3.6億円・・原発マネー還流疑惑 工事発注の「見返り」/第三者委報告書
関西電力の役員らが福井県高浜町の森山栄治・元助役(故人)と関連企業から多額の金品を受け取っていた原発マネー還流疑惑で、関電が設置した第三者委員会(委員長・但木(ただき)敬一元検事総長)が3月14日、大阪市内で会見し、調
「問題 氷山の一角」・・関電原発マネー還流 告発する会 会見/報告書全文・概要版
「原発をなくさない限り、汚ないお金のやりとりはなくならない。その本質を見つめてほしい」―関電の原発マネー不正還流を告発する会と告発代理人弁護団は3月14日、同日の関西電力第三者委員会の最終報告書を受けて大阪市内で記者会
原発マネー報告書・・「国策の闇」解明は政治の責任
関西電力の役員が高浜原発のある福井県高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていた疑惑で、関電の第三者委員会が調査報告書を公表しました。報告書は、金品を受領したのは75人、総額約3億6000万円相当にのぼり、昨年公表の社
行き場のない使用済みMOX燃料(下)・・巨費投じても保管に難
使用済みMOX燃料は、発熱量が下がりにくい特徴があります。 高い発熱量長期 当面原発敷地内にあるプールで冷却を続ける必要がありますが、地震などでプール水が失われた場合、発熱量の高い燃料は火災に発展する危険性があります
女川原発動かすな 自公の強行に住民怒り心頭・・宮城 県民投票条例案 2度の否決
東日本大震災で被災した東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の再稼働に向け、政府が新規制基準「適合」判断や地元への「同意」要請を行い、重要局面を迎えています。原発事故の教訓や民意を無視した再稼働を止めようと、市
東海第2原発県民投票・・署名8万 必要数超す 「会」が発表
東海第2原発(茨城県東海村)再稼働の賛否を問う県民投票条例の制定をめざす「いばらき原発県民投票の会」は3月13日、署名数が8万3573人に達したと明らかにしました。 条例制定に必要な県内有権者の50分の1に当たる約5
なんだっけ・・福島第1原発の「アルプス」って?
Q 東京電力・福島第1原発の汚染水対策に使われる「アルプス」ってなに? A 原子炉建屋などに高濃度の汚染水がたまり、日々増え続けています。 この汚染水から大部分の放射性物質を除去できる処理設備が「アルプス」(多核種
原発・豪雨・コロナ “三重苦”・・福島・いわき 温泉街悲鳴/“予約の半分キャンセル”
新型コロナウイルスの影響が福島県いわき市の温泉街にも広がり、旅館などから「原発事故、水害に続く三重苦だ」と悲鳴の声が上がっています。(福島県・野崎勇雄) 「新型コロナが今の最大の問題。2月下旬からキャンセル増加がはっ
福島忘れぬ・・長崎で集会
「フクシマを忘れない!再稼働反対!さようなら原発ナガサキ集会」が3月14日、長崎市民会館前広場で開かれ、160人が参加しました。 主催は「さよなら原発1000万人アクション・ナガサキ」「原発ゼロをめざす長崎連絡会」「
【表層深層】発注前協議が常態化 関電金品受領報告書・・森山氏、原発協力 癒着の原点
関西電力第三者委員会は金品受領問題の報告書で、高浜町の元助役森山栄治氏(故人)と関電との癒着が始まった原点として、原発事業への貢献の数々を指摘した。いずれも1970~80年代にさかのぼるが、その後も原子力事業本部の上層
ゆがんだ「地元重視」 関電金品受領報告書 「びっくりするような話持ってこい」・・森山氏、強引な要求次々
関西電力役員らの金品受領問題を調査してきた第三者委員会は、高浜町の元助役森山栄治氏(故人)の要求に応じた関連企業への工事発注や情報提供を便宜供与と認定した。「地元重視」の名の下で強引な要求が繰り返され応じ
関電、元助役要求で便宜 工事発注、関係企業へ・・金品受領第三者委報告 75人に3.6億円
関西電力役員らの金品受領問題を調査した第三者委員会(委員長・但木(ただき)敬一元検事総長)は3月14日、大阪市内で記者会見し報告書を発表した。金品を渡していた高浜町の元助役森山栄治氏(故人)からの要求に応じ、関電が森山
行き場のない使用済みMOX燃料(上)・・再利用 見通し立たない
今年に入って四国電力伊方原発3号機(愛媛県)、関西電力高浜原発3号機(福井県)の使用済みMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料が原子炉から取り出されました。原発で本格的な発電後に取り出されたのは初めてです。使用済
東日本大震災から9年たったね・・倍政権の被災地切り捨て政策を許さないたたかいを
晴男 東日本大震災から9年たったね。 秋平 もう9年、というべきか。まだ9年、というべきか。 晴男 被災地をみると、防潮堤ができたり、道路も整備され、かさあげした住宅地に新しい家が並んだり、一見すると復興が進んでい
仙台高裁 福島原発事故・避難者訴訟・・原告ら“正義が通った”
3月12日、福島原発避難者訴訟(早川篤雄原告団長)の仙台高裁判決を受け、原告、弁護団、支援者らは口ぐちに喜びと今後の運動への決意を語りました。 早川篤雄原告団長は裁判所の門前で、「『正義が通った』と感激し、震える思い
東電の責任断罪 故郷喪失に慰謝料・・仙台高裁 福島原発事故・避難者訴訟
東京電力福島第1原発事故で避難指示が出された福島県沿岸部の楢葉町、浪江町、大熊町、双葉町、富岡町などの住民216人が東電に約18億8000万円の損害賠償を求めた福島原発避難者訴訟(早川篤雄原告団長)の控訴審判決が12日
東日本大震災・福島原発事故9年 被災3県議団長に聞く(下)・・東日本大震災・福島原発事故9年 被災3県議団長に聞く(下)
震災から9年がたち、ハード面の復興は目に見えて進んでいる印象を与えますが、被災者の生活再建、心の復興は大きく遅れ、道半ばの状況です。 まず、住まいの再建はまだ終わっていません。全壊や大規模半壊などで、家を再建するため
原発ゼロ実現へ声あげ・・全国連絡会がイレブン行動
東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から9年となった3月11日、全労連、全日本民医連などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は、原発からの撤退とエネルギー政策の転換を訴える「イレブン行動」を東京・新宿駅前で行い、原発ゼ