金曜行動10年500回 声大きく 「官邸前に行きたいけど、徳島でもやらんの?」―。東京電力福島第1原発事故を教訓に、脱原発を掲げる首都圏反原発連合(反原連)の首相官邸前抗議が大きく盛り上がった2012年。徳島市で「金曜
公明 原発建て替え容認・・「日曜討論」で高木政調会長
公明党の高木陽介政調会長は12月4日のNHK「日曜討論」で、廃止する原発の建て替えで次世代型原発を建設する「リプレース」について、「基本的にはOKと考えていい」と述べ、政府方針を容認する考えを示しました。「党として原発
老朽原発動かすな・・大阪 関西電力包囲全国集会
「老朽原発うごかすな!実行委員会」は12月4日、大阪市北区の関西電力本店前で「老朽原発うごかすな!関電包囲全国集会」を開きました。集会後、難波までデモ行進しました。900人が参加しました。 原子力発電に反対する福井県
原発推進撤回 署名14万人分提出・・再稼働・新増設許さない
原発の再稼働や新増設、新型炉の推進などを掲げる岸田政権の原発政策の撤回を求める政府あて緊急署名の提出集会が2日、衆院第2議員会館で行われました。10月末に緊急に呼びかけられ、この日までに寄せられた署名14万463人分を
運転60年以下 追加なし・・規制委 老朽原発の点検項目
原子力規制委員会は11月30日の定例会合で、現在最長60年とされている原発の運転期間を政府が延長させる方向で検討していることに対応した老朽原発の審査制度の変更について議論しました。運転期間60年を超えない原発の審査に関
原子力利用「安全犠牲」・・NGOが経産省案を批判
国際環境NGO「FoE Japan」は11月29日、経済産業省の審議会で発表された原子力利用の行動計画案について、原発のコストとリスク、解決不可能な核のごみの問題に目をつぶり、問題が多いとして抗議声明を発表しました。
福島原発事故は「人災」・・仙台高裁 いわき市民訴訟が結審
“最高裁判断 覆して” 東京電力福島第1原発事故当時、福島県いわき市に住んでいた住民(1500人余)が原告となり、国と東電を相手に損害賠償を求めた「いわき市民訴訟」控訴審の第4回口頭弁論が29日、仙台高裁(小林久起裁判
原発ゼロへ各地から 前橋・・隣り合わせの危険 どこでも
金曜行動506回 全県に広げたい 高校生や会社員が行き交う両毛線前橋駅北口。18日午後5時過ぎ、「汚染水を海に流さないで」「国と東電は責任を果たせ」などと書かれたボードを持った市民が続々と集まります。「原発ゼロ・福島支
ルール変え原発延命・・経産省原案 廃炉建て替え新増設
経済産業省は11月28日、岸田首相の原発推進方針を受けた今後の原子力政策の方向性をまとめた行動計画の原案を同省の審議会で示しました。次世代型原発の開発・建設の推進、「原則40年、最大60年」という原発の運転期間の現行ル
ザポロジエ原発 ロシア軍撤退か・・原子力企業トップ
ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムのコティン総裁は27日、ロシア軍が南部ザポロジエ州で占領しているザポロジエ原発から撤退する兆候が見られると明らかにしました。「準備している」とは言えると地元メディアに証言しました。
避難計画 絵に描いた餅・・宮城・女川差し止め訴訟 結審で原告が批判
東北電力女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)の過酷事故を想定した広域避難計画の実効性を争点に、東北電力を相手に石巻市の住民17人が再稼働の差し止めを求めた訴訟の第5回口頭弁論が11月28日仙台地方裁判所であり、結審
高浜原発 延長申請へ・・「40年超」 3、4号機運転で関電
関西電力は25日、運転から37年が経過した高浜原発3、4号機(福井県高浜町、出力各87万キロワット)について、運転期間の延長認可を原子力規制委員会に申請すると発表しました。9月から実施している特別点検の結果などを踏まえ
原発推進の政権ノー・・茨城・取手 県議選勝利へ山添氏
佐野氏が訴え 茨城県議選(12月2日告示・11日投開票)での勝利をめざして26日、取手市のJR取手駅前で日本共産党の山添拓参院議員を迎えた街頭演説が行われました。山添氏は、前回失った党議席の奪還に挑む佐野太一候補=新=
東電に一審の倍 賠償命令・・南相馬訴訟控訴審判決 「経営優先し原発事故」
仙台高裁 東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされ故郷の変容を強いられたとして、福島県南相馬市原町区の住民140人が東電に対し損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が25日、仙台高裁(小林久起裁判長)でありました。小林裁
原発ゼロしかない・・福島・伊達市 須藤健さんが個展
森林などの環境、福島第1原発事故をモチーフにした絵を中学校教員時代から描き続けている福島県伊達市の画家、須藤健さん(85)の個展が同市梁川美術館で27日まで開かれています。 展示室には、季節ごとのブナ原生林、湿原・川
全ての被害者救済を “実態に合った賠償基準に” 原発避難者訴訟 22原告団が国会要請
東京電力福島第1原発事故により全国に避難した被害者の訴訟原告団全国連絡会は24日、与野党の国会議員に岸田政権がねらう原発の新設反対などを要請しました。参院議員会館とオンラインの集会に22原告団の50人が集まり、日本共産
原発ゼロへ各地から 静岡・・「浜岡」止め続けたい 県内にネットワーク 自治体ごと運動定着
故郷失う教訓 風化させない 東電福島第1原発事故から11年半余。原発ゼロを求め、再稼働に反対する運動が全国で続いています。岸田政権が「脱炭素」やエネルギー危機を口実に再稼働や新増設に言及するもと、「事故の教訓を風化させ
きょうの潮流
原子力規制委員会が発足したのは東京電力福島第1原発の過酷事故がきっかけです。事故の教訓として原発の推進と規制の分離をうたい、規制委は上級機関の指揮監督を受けない「三条委員会」として設置されました。「事故の防止に最善かつ
MOX燃料 高浜到着・・福井 反原発団体など抗議
フランスで製造されたウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を積んだ輸送船が11月22日午前、関西電力高浜原発(福井県高浜町)内の港に到着しました。海外から同原発への輸送は約1年ぶりで、運ばれたMOX燃料は高浜3号
労災認定基準見直せ・・高橋氏、原発事故後被ばくで
高橋千鶴子議員は11月15日、衆院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第1原発事故の収束作業に従事する労働者の被ばく問題について質問し、労災認定基準の見直しを求めました。 1976年以降、22人の原発労働者が放