東京電力福島第1原発で高濃度の放射能汚染水が保管されている七つのタンクエリアで、放射性物質を外部に出さないために設置したせきの水位が大雨によって上昇し、あふれる恐れがあるとして、東電は9月16日、排水を行ったと発表しまし
たまった雨水 17万ベクレル・・福島第1タンク群の域内 ストロンチウム
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)でタンクから大量の放射能汚染水が漏れた問題で、東電は9月16日、台風18号の接近に伴う豪雨の影響で、漏れたタンクを設置した「H―4」エリア(区画)北側にたまった雨水(15日に採
震災2年6カ月 被災地は今(5)・・傷みはじめたプレハブ仮設 暮らしの質が課題
東日本大震災被災者のための仮設住宅には、今も岩手、宮城、福島3県で計10万4000人ほどが暮らします。災害救助法で定める、仮設住宅の入居期限は原則2年。自宅の再建や災害公営住宅の建設は遅れており、国は入居期間を4年間延長
深刻化する汚染水流出・・「国際公約」首相の責任大/拡大防止・収束に総力を
安倍首相は国際オリンピック委員会(IOC)総会で、東京電力福島第1原発の汚染水問題について「状況はコントロールされている」と説明しました。汚染水の流出と汚染の拡散が止められていないのが現実であり、首相の認識があまりにも軽
10月13日「原発ゼロ★統一行動」・・3グループ 共同アピール
首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会の3グループは9月15日、「再稼働を許さず、原発ゼロの日本を続けよう!」と題する共同アピールを発表しました。政府や電力会社など原発推進勢力の巻
福島第1 せきから水・・大雨で 汚染水タンク周囲
東京電力は9月15日、福島第1原発で放射能汚染水の貯蔵タンクを囲むせき内にたまっていた水があふれ出たと発表しました。台風18号接近に伴う大雨で急激に水かさが増したため。東電は「あふれたのは雨水」としていますが、漏出した水
福島第1 汚染水問題 地下水流の広域調査を・・元電力中央研究所主任研究員 本島勲さんに聞く
深刻さを増す東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の汚染水問題。政府の原子力災害対策本部は9月3日、東電任せにするのではなく国が前面に出て必要な対策を実行するとする汚染水問題に関する基本方針を決定しました。電力中央
「大飯」が稼働停止・・原発は永久ゼロ/全国の声
9月15日から再び原発の稼働がゼロになるにもかかわらず、安倍自公政権は再稼働に前のめりになっています。4電力が6原発の再稼働を申請したのを受け、原子力規制委員会も審査を急いでいます。「二度と再稼働を許すな」と、申請中の原
「原発 もう動かすな」・・大飯の地元 福井で集会
国内で唯一稼働していた関西電力大飯原発4号機が定期検査に入り稼働する原発がなくなる9月15日、全国各地で「原発ゼロ」「再稼働反対」の行動が取り組まれました。大飯原発がある福井県では、福井市中央公園で「もう動かすな原発!
震災2年6カ月 被災地は今 (4)・・ すべての子らの未来のために、原状回復求める
「積み上げてきたものを根こそぎひっくり返された。賠償は失ったものを根こそぎ取り戻す賠償でなければならない」。福島県相馬市で障害者の生活を支援する「ひまわりの家」を運営する村松恵美子さん(63)はそう考えています。 ストレ
再稼働反対志一つに・・東京さようなら原発大集会
「再稼働反対!9・14さようなら原発大集会」が9月14日、東京・亀戸中央公園で開かれ、約9000人(主催者発表)が参加しました。主催は「さようなら原発」1千万署名市民の会。 主催者あいさつに立った作家の大江健三郎さんは、
支援法 年間1ミリシーベルト超を対象に・・日弁連が復興相に意見書
復興庁が発表した、東京電力福島第1原発事故の被災者を支援する「子ども・被災者支援法」の基本方針案に対して、日本弁護士連合会は11日付で復興相に意見書を提出しました。 「支援法」の支援対象地域について、基本方針案では「相当
タンク北側井戸で15万ベクレル・・福島第1原発
東京電力は9月14日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、大量の汚染水が漏れたタンクの北側の井戸で13日に採取した水からトリチウム(3重水素)を1リットル当たり15万ベクレル検出したと発表しました。 この井戸では、8
きょう原発稼働ゼロ・・1年2ヵ月ぶり大飯4号機停止
国内の原発で唯一、稼働している関西電力大飯原発4号機(118万キロワット、福井県おおい町)が9月15日に定期検査のため運転を停止します。これで国内の原発50基全てが1年2カ月ぶりに稼働ゼロになります。 安倍自公政権は原発
青森25市町村 原発マネー来年度打ち切りへ・・呪縛解き放つ時 国・県は振興策を
原発・核燃料サイクル施設が集中する青森県。国からの「電源3法交付金」の適用をうけない青森県内の25市町村に寄付という形で注ぎ込まれてきた電力業界からの巨額の“原子力マネー”が、来年度から打ち切りの見通しとなり“原発マネー
震災2年6カ月 被災地は今 (3)・・ 被害地域で人口減少続く 集落がなくなる/支援足しても再建遠く
東日本大震災の被害から復興をめざすうえで大きな被害を受けた市町村が人口減少という事態に再建を阻まれています。その背景にあるのは、住宅、産業と雇用、医療などの再建の遅れです。いずれも一自治体で解決できる問題ではなく、国の本
汚染水「制御できていない」・・東電が説明
東京電力の山下和彦フエローは9月13日、福島県郡山市で開かれた民主党の東電福島第1原発対策本部会議で、同原発の汚染水漏れの現状について、「想定を超えてしまうことが起きているのが事実だ。今の状態はコントロールできていないと
トリチウム2万ベクレル検出・・2号機そばの井戸/協議会が汚染水で現地調査
東京電力は9月13日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機タービン建屋海側のすぐ近くに新たに設置した観測用井戸で11日に採取した水からトリチウム(3重水素)を1リットル当たり2万ベクレル検出したと発表しました。 こ
“正確な計測を”意見続出・・規制委 海洋モニタリング検討会
原子力規制委員会は9月13日、海洋モニタリングに関する検討会の初会合を開き、2013年度の海洋モニタリングの進め方を議論しました。 規制委の担当者が東京電力福島第1原発事故以降の海水と海底土に含まれる放射性物質の測定結果
何が「汚染水ブロック」か・・官邸前抗議行動/大飯止まる、原発ゼロに
東京電力福島第1原発の汚染水が深刻な事態になっているのに、「状況はコントロールされている」などといって、原発再稼働を急ぐ安倍晋三首相。9月13日、首都圏反原発連合(反原連)が首相官邸前で原発に反対する抗議行動を行い、全国