市民団体が制作
東電福島第1原発事故による県民の苦難、日当や危険手当のピンはねなど違法労働がまかり通る原発作業の労働実態を告発する映像ドキュメント(DVD)が11月1日、市民団体の手で完成しました。安倍政権による原発再稼働への動きに反対し、原発ゼロの願いを実らせたいとの思いです。
DVDは、原発をなくすいわき市民の会が映像制作会社との協力で制作した「福島原発事故絶望から希望へ」(約45分)。2日の「なくせ原発ふくしま大集会」で販売します。
映像では、Jビレッジに向かう道路脇に立つ原発作業員を励ますポスターとそれを見て労働相談にくる作業員、東電福島復興本社での交渉、東電相手の損害賠償裁判、Jビレッジで梨を配って原発作業員を励ますとりくみも紹介。いわき市在住で原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員の伊東達也さんが「圧倒的多数の県民が原発県内10基廃炉を求めている、この実現こそが日本の新しい社会への入り口だ」と希望を語ります。
定価500円(送料別)、申し込みはファクス0246(27)5914