東京電力が発注する送電線工事をめぐり談合していたとして、公正取引委員会が独禁法違反(不当な取引制限)で東電グループの関電工(東証1部、東京都港区)など約40社に総額約7億数千万円の課徴金納付命令や排除措置命令を出す方針を
4号機核燃料取り出し間近・・作業員「高線量、安全の保障は切実」/福島第1原発 報道陣に公開
東京電力は11月6日、使用済み核燃料の取り出しが今月中旬から計画されている福島第1原発の4号機などを報道陣に公開しました。同原発の小野明所長は「本当の意昧での廃炉作業が始まる」としていますが、依然として現場には重い課題が
共産党が汚染水シンポへ・・21日・東京
東京電力福島第1原発の放射能汚染水問題は、原発への態度や将来のエネルギー政策の違いをこえて、科学者、技術者、産業界の英知と総力を結集することが求められる緊急かつ最重要の課題です。日本共産党はこの立場から、汚染水問題の解決
核燃施設の一部 5年間は猶予へ・・新基準で規制委
原子力規制委員会は11月6日、12月に施行される見通しの核燃料施設などの新規制基準施行後、ウラン燃料加工施設での燃料棒の加工、濃縮や再転換、再処理施設での使用済み燃料の受け入れなどは、施設の新基準への適合確認が完了してい
「もんじゅ」で厳重注意・・規制委「核物質防護違反」
原子力規制委員会は11月6日の定例会で、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)での4件の核物質防護規定違反が見つかったとして、再発防止のために厳重注意文書を原子力機構に出すことに決定しました。規制
「放射能毒水とめよ」・・東電前 破たん処理求める/3団体主催で
「東電解体! 東電本店合同抗議」(2回目)が11月6日、東京都千代田区の東京電力本店前で行われました。首都圏反原発連合、経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、東電株主代表訴訟の共催によるものです。 同行動は、東電の破たん処理
福島第1トリチウム6700ベクレル検出・・漏えいタンク東の新井戸/海近くの井戸、最高値検出
東京電力福島第1原発の貯蔵タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は11月5日、漏れたタンク東側の観測用井戸で3日に採取した地下水から、放射性物質のトリチウムが1リットル当たり6700ベクレル検出されたと発表しました。
原発従業員の身辺調査 政府が早期導入検討・・秘密保護法案と歩調 規制委検討会議事録で判明
「秘密保護法案」で「秘密」を扱う公務員や軍需産業の従業員に実施される身辺調査制度(適性評価)とほぼ同じ内容の制度(信頼性確認制度)を、原子力施設内で働く従業員にも早期に導入する方向で政府が検討を進めていることがわかりまし
地球温暖化の今 IPCC報告書を読む(上)・・海面上昇 日本にも脅威
四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)を再稼働させない、と12月1日に松山市で大規模な集会「NO NUKES(ノーニュークス) えひめ」が開かれます。青年たちが今春結成した「伊方原発をとめまっしょい☆若者連合」も「あらゆる人た
放射性物質濃度 基準値を下回る・・20キロ圏内の福島米
東京電力福島第1原発の警戒区域(半径20キロ圏)に指定されていた福島県田村市都路地区で取れたコメの放射性物質濃度を調べる全袋検査がこのほど、市内の検査場で行われました。対象の93袋(1袋30キロ)すべてが食品の基準値(1
福島に生きる 600年の寺、再興阻まれ・・原発避難者訴訟原告団長 早川篤雄さん(74)
「政府は『復興』『復興』と声高にいいます。それは『復興神話』にすぎず、だまされてはいけない」 福島県楢葉(ならは)町から、いわき市に避難している宝鏡寺の浄土宗住職の早川篤雄(とくお)さん(74)は、国の復興策を厳しく批判
米国、原発全従業員の身辺調査を要求 米公文書で・・秘密保護法で情報隠し拡大
国民の目・耳・口をふさぎ、政府の監視下に置く「秘密保護法」が制定されたら、「原子力ムラ」はいっそう、閉鎖的になりかねない―そんな懸念が米公文書から浮かびあがりました。 内部告発サイト「ウィキリークス」が2011年5月に公
地球温暖化の今 IPCC報告書を読む(下)・・将来予測 CO2削減が前提
リモートセンシング技術センター特任首席研究員 近藤洋輝さん 今回の報告書では、温暖化予測について、これまでと違う迫り方をしています。 これまでの予測シナリオは、人間社会の将来のありようがあって、二酸化炭素(CO2)がどの
福島第1原発 4号機・・核燃料取り出しの課題は
東京電力福島第1原発4号機の使用済み核燃料貯蔵プールからの燃料取り出し作業が、今月中旬に始まる見込みです。どんな作業が行われ、どういう課題があるのでしょうか。 (中村秀生) Q1 事故発生時、燃料プールは? 2011年3
原発ゼロ運動発展を・・全国交流集会 来年3月に一斉行動
全労連、全日本民医連、新日本婦人の会や日本共産党などが参加する「原発をなくす全国連絡会」は11月3日、福島市内で「原発をなくす運動の発展をめざす第3回全国交流集会」を開きました。34都道府県から167人が参加。来年3月に
非常用発電機2台停止・・浜岡原発 作業員のミスで13時間
中部電力は11月2日、運転停止中の浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)にある非常用ディーゼル発電機3台のうち、2台が約13時間運転できない状態だったと発表しました。同社の保安規定では、非常用発電機は2台を動かせる状態とするよ
地球温暖化の今 IPCC報告書を読む(上)・・海面上昇 日本にも脅威
気候変動に間する政府間パネル(IPCC)が新たな知見をまとめた「第5次評価報告書」の発表を始めました。第1弾は第1作業部会が2013年9月に出した「自然科学的な根拠」で、温暖化の原因は人間活動による「可能性が極めて高い」
「安心して住み続けられる福島を」・・福島大集会/多彩な企画、参加者交流
11月2日、福島市内で聞かれた「なくせ! 原発安心して住み続けられる福島を! 11・2ふくしま大集会」。主催者と呼びかけ人のあいさつ、連帯あいさつの要旨を紹介します。 主催者あいさつ 全廃炉は県民の総意 楢葉町・宝鏡寺住
原発廃炉へ7,000人 福島で大集会・・汚染水問題の解決迫る/市田書記局あいさつ
「なくせ! 原発 安心して住み続けられる福島を! 11・2ふくしま大集会」が11月2日、福島市の荒川運動公園で開かれました。多数の被災者が参加し、福島県議会議長、自民党国会議員、被災自治体の首長から連帯のメッセージが寄せ
原子力賠償条約・・政府が加盟方針
政府は10月31日、原発事故の越境損害を補償する国際的な枠組みで、米国など4カ国が参加する「原子力損害の補完的補償に関する条約」(CSC)に加盟する方針を決めました。菅義偉官房長官が同日、来日中のモニツ米エネルギー長官と