原発再稼働の前提となる、1月21日の原子力規制委員会の新基準適合性審査会合は、北海道電力泊3号機、九州電力川内1、2号機、関西電力大飯3、4号機の重大事故対策などを審査しました。 炉心溶融時に原子炉格納容器の漏えい部に核
建屋 水の流量減・・福島第1
東京電力は1月21日、福島第1原発3号機原子炉建屋1階で見つかった水漏れについて、午後1時20分ごろ、カメラ映像で状況を確認した結果、水の流量が減っていることがわかったと発表しました。 この場所では18日に、ロボットで撮
検証 原発避難計画 伊方・・事故で孤立 半島住民
四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)は、東から西にのびる日本一細長い佐田岬半島の根元に位置します。半島を走る国道197号には北の瀬戸内海、南の宇和海が同時に目に入るポイントもあるほど細い半島です。 中央構造線 原発の北の沖
敦賀原発の断層 再調査・・規制委原電の報告書検証へ
原子力規制委員会の専門家調査団は1月20日、日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)で、敷地内の断層について2回目の現地調査を行いました。規制委は昨年(2013年)5月、2号機の原子炉建屋直下に活断層があると認定しています
福島第1 高濃度汚染水漏れ・・3号機 格納容器からか
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機原子炉建屋内で水漏れが見つかった問題で、流れている水が高濃度の放射性物質で汚染されていることが明らかになりました。東京電力は1月20日の会見で、「格納容器内の水位は(格納容器から
NHK Eテレのドキュメンタリー番組・・「下北半島 浜は核燃に揺れた」
NHKEテレのドキュメンタリー番組「下北半島 浜は核燃に揺れた」に注目しました。戦後日本の歩みを地方から見つめるシリーズ「日本人は何をめざしてきたのか」の第7回。この1月からは東北が舞台。 国策に翻(ほん)弄(ろう)され
つながり広がって地域活性化・・“地産地消”食とエネ プロジェクト快調
穏やかな海、ミカン山・・。神奈川県小田原市西部。閉校になった中学校に人々が集まり、食とエネルギーについて共に学び作る体験を通し、交流を深めています。市民や、教育委員会、小学校が丸ごとかかわった「片捕 食とエネルギーの地
“福島に生きる”欠かせない原状回復・・モモ栽培農家 相原豊治さん(69)京子さん(65)夫妻
「元の自然豊かな土地と環境を取り戻し、バトンタッチしたい」。福島県伊達郡桑折町でモモを栽培する相原豊治さん(69)と京子さん(65)夫妻の願いです。 東京電力福島第1原発から65キロ離れている桑折町。ここでも原発事故は、
生業を返せ、地域を返せ、5千人超へ運動方針・・福島原発訴訟原告団が総会
国と東京電力に原状回復と損害賠償を求めた「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟の第2回原告団総会が1月19日、福島県二本松市で開催され、300人が参加しました。 総会では、中昌孝原告団長が、被害者のおかれた現状と、20
“夏までには審査終える” 原発「合格」に“お墨付き”・・規制委 更田委員が異例発言
原子力規制委員の更田(ふけた)豊志委員が、今月(1月)8~9日の関西電力高浜、大飯原発現地調査後の会見で「(高浜原発の夏までの再稼働は)不可能ではないだろう」「夏にまだ(両原発の)審査をやっていることにはならない」など
「臨海に原発と米基地」・・舛添都知事候補が著書で暴論
「一日も早く原発に依存しない社会をつくっていく」―。都知事選に立候補表明した舛添要一元厚生労働相は、1月14日の会見でこうのべましたが、著書のなかで「臨海副都心に米軍基地と原発を!」などと、とんでもない主張をしていたこと
海側井戸 最高270万ベクレル・・福島第1 2号機
東京電力は1月17日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機海側の観測用井戸で16日に採取した地下水から1リットル当たり270万ベクレルの全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)を検出したと発表しま
3号機建屋水漏れ・・福島第1原発 地下へ流れ込む
東京電力は1月18日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機原子炉建屋1階北東側の主蒸気隔離弁室の扉付近から、床に設置されている排水口へ水が流れていると発表しました。同日午後2時40分ごろ、3号機原子炉建屋のがれき撤
ベトナム原発 今年の着工断念・・福島事故受け 20年まで延期も
ベトナム各紙1月16日付の報道によると、グエン・タン・ズン首相は15日、同国中南部ニントゥアン省で今年に予定されていた初の原子力発電所の着工を断念し、2020年まで延期する可能性に言及しました。(面川誠) ベトナムは東南
再処理工場の初審査会合・・規制委過去に火砕流到達
原子力規制委員会は1月17日、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の新規制基準への適合性審査の初会合を開きました。再処理工場は、使用済み核燃料からプルトニウムとウランを取り出し、国が進める核燃サイクル計画
規制委員会 審査の現場から・・大飯、高浜原発周辺地質を議論
原発再稼働の前提となる1月17日の新基準への適合性審査会合で、関西電力は大飯、高浜両原発の敷地近く(周辺5キロ圏内)のリニアメント(線状地形)などの地質構造について、いずれも問題はないと説明しました。 規制委側は、活
柏崎刈羽原発 断層「厳正な審査を」・・敷地内外研究会が規制委に要請
新潟県の柏崎刈羽原発活断層問題研究会は1月17日、県庁で記者会見し、原子力規制委員会に、新規制基準に対する適合性審査が始まった東京電力柏崎刈羽原発の敷地と周辺の断層に関する厳正で科学的な審査を行うよう要請したことを発表し
「原発ゼロ」こそ推進を 官邸前行動・・「再稼働に反対」/宇都宮氏、吉良氏スピーチ
首都圏反原発連合(反原連)は1月17日、首相官邸前抗議行動を行いました。柏崎刈羽原発(新潟県)を再稼働させるとした東京電力の再建計画を認定するなど、原発を推進する安倍晋三政権に、怒りの声が上がりました。1900人(主催者
第26回党大会 中央委員会報告での、東日本大震災復興策と即時原発ゼロのたたかい
東日本大震災からの復興――国民のたたかいで災害対策のまともなルールを 決議案第13項は、東日本大震災からの復興についてのべています。 未曽有の大震災から3年がたとうとしています。被災地では懸命の努力が重ねられていますが、
トリチウムは800兆ベクレル・・福島第1汚染水
東京電力は1月15日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で貯蔵されている放射能汚染水に含まれる放射性物質のトリチウム(3重水素)が800兆ベクレル以上あるという試算を、政府のトリチウム対策を考える部会で明らかにしました