民主教育研究所(民研)の第22回全国教育研究交流集会(東京の民主教育をすすめる教育研究会議=東京民研=が共催)は2日目の1月26日、東京都千代田区の法政大学で九つの分科会を開きました。 第1分科会「〈3・11〉が問いかけ
“検証 原発避難計画” 大飯・高浜・・県外避難先、多くが未定
全国最多の原発(商業原発13基と高速増殖炉「もんじゅ」など)が立地する福井県。原子力規制委員会では、関西電力の大飯原発3、4号機(同県おおい町)と高浜原発3、4号機(同県高浜町)の再稼働に向けた、新規制基準への適合性審
エネルギー計画閣議決定 先送り・・首相が発言
安倍晋三首相は1月25日、国の中長期のエネルギー政策の方向性を定めるエネルギー基本計画の策定に関し、「国民生活に直結する、非常に大切な政策だ。国民の皆さまの意見を徹底的にうかがい、党とも徹底的に議論してあるべきエネルギー
“規制委員会 審査の現場から”・・基準地震動設定 考え方で平行線
1月24日の原子力規制委員会の新基準への適合性審査会合は、東京電力柏崎刈羽原発、北海道電力泊原発、関西電力高浜、大飯原発の地震関係の審査をしました。 新基準は基準地震動(想定される最大の揺れ)を策定する際、敷地ごとに震源
南海トラフ 大阪94%断水・・府地震想定 被害28兆円超す
大阪府は1月24日、南海トラフ巨大地震が発生した場合、経済被害額を最大で28兆8000億円とする独自の被害想定を府災害対策検討部会に報告しました。建物やインフラヘの直接的な被害と、雇用の場がなくなるなど間接的な被害を考慮
柏崎刈羽の敷地、追加地質調査案・・東電が説明
東京電力は1月24日の原子力規制委員会の新規制基準適合性審査会合で、昨年(2013年)9月に再稼働に向け審査を申請した柏崎刈羽原発(6、7号機)の敷地内、同周辺での追加地質調査案について説明しました。 東電は同原発敷地内
福島第1 海側で汚染が拡大・・1号機建屋から漏えいか
東京電力福島第1原発の汚染水問題を議論する原子力規制委員会の作業部会の会合が1月24日開かれ、1~4号機タービン建屋海側で調査している地下水の放射能汚染について、1号機北側のトリチウム(3重水素)の汚染が拡大していること
原発ゼロの声を聞け・・官邸前で抗議行動/宇都宮氏、笠井・吉良両議員スピーチ
通常国会が始まった1月24日、首都圏反原発連合(反原連)は原発即時ゼロなどを訴える首相官邸前抗議行動を行いました。 安倍晋三首相は、施政方針演説で「これまでのエネルギー戦略をゼロベースで見直すし」、原発の再稼働を推進する
“福島に生きる”じいちゃんの役割・・伊達市 大槻善造さん(78)
福島県伊達市保原(ほばら)町の大槻善造さん(78)は「戦争も原発もない社会を早く作らなければならない」と思っています。 戦争が終わった1945年8月15日、「やっぱり負けた」と思いました。 終戦直前に召集された父親は、本
規制基準“書き換えて”説明・・規制委員会 審査の現場から
1月23日の原子力規制委員会の新規制基準適合性審査会合は、関西電力高浜3、4号機、四国電力伊方3号機、九州電力玄海3、4号機の審査を行いました。 関電は、使用済み燃料貯蔵槽の水位などの監視設備機能についての新基準の要求事
トリチウム 過去最悪値・・福島第1の地下水
東京電力は1月23日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で昨年(2013年)夏に大量の放射能汚染水が漏れたタンク近くの地下水から、過去最高濃度となる1リットル当たり5万4000ベクレルのトリチウム(3重水素)を検出した
原発ない新しい福井へ 3月9日に集会・・実行委が見解
東京電力福島第1原発事故から3年、「3・11メモリアルアクション─原発のない新しい福井へ」集会が3月9日、福井県鯖江市文化センター(正午から)で開催されます。同集会の実行委員会である「さよなら原発福井県集会inさばえ20
福井地裁が関電批判・・大飯原発訴訟、第6回口頭弁論 地震回答先延ばし
福井県内外の住民189人が関西電力に対して大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを求める裁判の第6回口頭弁論が1月22日、福井地裁(樋口英明裁判長)で開かれました。裁判所は、この間、関西電力に対し、大飯原発を
安倍さん 原発お断り!インド市民 ポスター運動・・ネットで次つぎ拡散
【ニューデリー=安川崇】今月末の安倍首相のインド訪問に向け、日印核協定の締結に反対する市民らが「安倍さん、原発輸出ノー」と書いたポスターを掲げた自身の写真をインターネット上に投稿する運動を展開しています。インドの反核団体
“福島に生きる”孫を思うと避難悩む・・南相馬市 菅野恒夫さん(65)
福島県南相馬市原町区に住む菅野(かんの)恒夫さん(65)は、東京電力福島第1原発から約21キロ離れています。「緊急時避難準備区域」ですが、約800メートルで20キロ圏内の「警戒区域」です。境目に位置し、「とどまっていてよ
運転開始30年 運用取り決め・・福島第2・2号機
原子力規制委員会は1月22日、来月2日に運転開始後30年となる東京電力福島第2原発(福島県富岡町、楢葉町)2号機について、冷温停止を前提に、今後10年の維持・運用の取り決めを認めました。高経年化に伴う保安規定変更の認可で
310万ベクレル 最悪値更新・・福島第1 海側井戸の地下水
東京電力は1月21日、福島第1原発2号機のタービン建屋海側にある観両用井戸で20日に採取した地下水から、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり310万ベクレル検出されたと発表しました。 これま
検証 原発避難計画 川内・・要援護者 置き去り、担架も車いすも施設も不足
鹿児島県薩摩川内市にある九州電力川内原発。1、2号機の新規制基準の適合審査が進み、再稼働が全国で最も早く狙われていると住民の不安が高まるなか、原発の過酷事故を想定した避難計画で弱者が置き去りになっています。 (鹿児島県
原発の被害者守ろう 福島県内全廃炉など求める・・民医連が省庁交渉
全日本民主医療機関連合会(藤末衛会長)は1月21日、参院議員会館で、「福島第1原発事故の被害者のいのちと人権を守る省庁交渉」を行いました。福島、宮城、埼玉、東京、愛知の民医連の会員らも参加しました。 長瀬文雄事務局長が「
規制委 「核」検討会を非公開・・電力社員の身辺調査 秘密法先取り
原子力規制委員会が1月24日に開催する「核セキュリティに関する検討会 個人の信頼性確認制度に関するワーキンググループ」の初会合が非公開となることが21日までに分かりました。規制委は、理由は不開示情報を扱うからとしており、