日本共産党嶺南地区委員会 > しんぶん赤旗 > 原発ゼロ発信していこう/福島 いわき市民の会学習会

原発ゼロ発信していこう/福島 いわき市民の会学習会

伊東氏(正面)の講演を聞く参加者=4日、福島県いわき市

 福島県いわき市の「原発をなくすいわき市民の会」は4日、第3回学習会を、いわき市内で開き、約70人が参加しました。

 原発問題住民運動全国連絡センターの伊東達也代表委員を講師に迎え、東京電力福島第1原発事故から15年が経過した福島の復旧・復興の課題について学びました。

 市民の会の吉田英策代表は、「データの改ざんや相次ぐトラブル、高レベル放射性廃棄物の最終処分地の問題など、原発を再稼働していいのかが問われている。いわきから原発ゼロを発信していこう」とあいさつしました。

 伊東氏は、過酷事故から15年が経過し、原子炉の倒壊や、廃炉作業員の被ばくが大きなリスクになっていると指摘。2051年までの廃炉完了は、科学的にも技術的にも不可能なことは明らかなのに、「完了できる」と言い張る国と東電を批判しました。

 国と県は、「避難者を支援する」と言いつつ、避難者数の実態をつかもうとすらしていないと指摘。イノベーションコースト構想推進による惨事便乗型の復興ではなく、住民生活主体の復興にすべきだと強調し、「戻りたい人が戻れる条件を整えることこそが求められている」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2026年4月6日より転載)