福島第1原発事故の反省もなく原発を売り歩く安倍晋三首相が、トルコ、アラブ首長国連邦に原発を輸出するための「原子力協定」承認を国会に求めています。日本共産党の笠井亮衆院議員の国会質疑で明らかになった問題点とは―。 「国内で
南海トラフ 沿岸校7割 津波警戒・・9割は避難場所に指定
南海トラフ巨大地震の発生に備え、被害が想定される神奈川、静岡、愛知、三重、和歌山、徳島、高知の7県の沿岸部にある小中学校の7割以上が、学校自体が被害に遭うリスクを警戒していることが東北福祉大の数見隆生教授らの研究グループ
測定タンクが汚染の原因か/タンク増設1年前倒し・・福島第1
東京電力福島第1原発で4月4日、放射性物質を含む汚染水の貯蔵タンクを囲むせきからあふれた水から暫定排出濃度基準値を上回るセシウムなどが検出された問題で、東電は同日、濃度測定のためあふれた水を移したタンクが汚染されていた可
原発事故いまなお被害・・福島で全国研究・交流集会
東京電力福島第1原発事故の「風化」を許さず、現在の被害状況を明らかにすると同時に、原発のない社会をめざす運動の連携を強めようと「第2回『原発と人権』全国研究・交流集会in福島」が5日、福島市の福島大学で4月2日間の日程で
原発停止203日 それでも必要!?・・エネ計画 撤回しかない
日本の全ての原発が止まってから203日を迎えました(4月6日現在)。震災後に再稼働した福井県の大飯原発3、4号機(関西電力)が昨年(2013年)9月に定期検査で停止したからです。 日本では原発が1基も稼働していません。安
増額分賃上げ確実に・・原発作業員 塩川議員求める
日本共産党の塩川鉄也議員は3月28日の衆院経済産業委員会で、福島第1原発で働く作業員に、発注元の東京電力が増額した労務費を賃上げとして確実に届かせるよう求めました。茂木敏充経産相は「しっかり指導していく」と答えました。
手抜き審査許されぬ・・原発事故対策評価で笠井議員
日本共産党の笠井亮議員は4月3日の衆院原子力問題調査特別委員会で、原子力規制委員会が原発の重大事故対策の安全性の評価を電力会社の自己解析まかせにし、規制委が独自に解析する「クロスチェック解析」を徹底しないのは「手抜き審査
原子力2協定を承認 共産党は反対 与野党から造反・衆院本会議/志位委員長が“矛盾”指摘
衆院本会議は4月4日、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)両国に原発を輸出できるようにする原子力2協定を採決し、自民、公明、民主の各党の賛成で承認しました。日本共産党は反対しました。 2011年の福島第1原発事故後、日本が
新たな「安全神話」許されない・・エネルギー基本計画案・原発輸出 志位委員長が批判
日本共産党の志位和夫委員長は4月4日、国会内で記者会見し、「福島第1原発事故から3年たちましたが、この間、あたかも事故がなかったかのように新しい『安全神話』が大手を振って復活しつつあります」と指摘し、つぎの二つの重大な動
「原発推進」計画ダメ・・反原連が官邸前行動
首都圏反原発連合(反原連)は4月4日、首相官邸前抗議行動を行いました。時折、強い風雨で桜の花びらが舞い散るなか、2000人(主催者発表)の参加者は「原発やめろ」「川内(せんだい)原発再稼働反対」などとこぶしをあげてコール
川内原発 規制委が現地調査・・地震津波対策「新たな課題ない」
原子力規制委員会で地震・津波担当の島崎邦彦委員長代理ら14人は4月3日、再稼働の前提となる規制基準の適合性審査を優先的に行っている九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)を現地調査しました。 調査団は原発敷地内
「再稼働ありきの調査」・・鹿児島・川内原発前 住民ら抗議集会
原子力規制委員会で地震・津波担当の島崎邦彦委員長代理ら14人は4月3日、再稼働の前提となる規制基準の適合性審査を優先的に行っている九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)を現地調査しました。 調査団は原発敷地内
「再稼働ありきの調査」・・鹿児島・川内原発前 住民ら抗議集会
原子力規制委員会が九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の現地調査に入った4月3日、川内原発前で、再稼働に反対する住民や団体など約50人が抗議の集会を開きました。住民らは「規制委員会がやるべきは福島原発事故の
大間原発 函館市が建設中止提訴・・自治体初 市民の安全脅かされる
原発売り込みは「無責任」・・笠井氏、原子力協定締結承認案を批判/新「安全神話」の輸出 北海道函館市は4月3日、青森県大間町に建設中の大間原発(電源開発)について、国と電源開発に対し建設差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こ
福島第1作業中止 津波警戒・・チリ沖地震で
東京電力は4月2日、南米チリ沖の地震で津波が到達する可能性があるため、福島第1原発の護岸付近で3日早朝に予定していた地下水の採取作業を中止すると発表しました。第1原発には夜間も作業員ら70~80人が勤務していますが、緊急
原発売り込みは「無責任」・・笠井氏、原子力協定締結承認案を批判/新「安全神話」の輸出
日本企業が原発をトルコ、アラブ首長国連邦(UAE)の両国に輸出できるようにする原子力協定締結の承認案が2日、衆院外務委員会で、自民、公明、民主各党などの賛成多数で可決されました。福島第1原発事故後、日本が原子力協定に署名
4月20・25日,NHKスペシャル シリーズ廃炉への道・・国・東電・社会の課題を問う
NHKスペシャルは4月20日(後9・0)、25日(後10・0)にシリーズ「廃炉への道」を放送します。 東日本大震災で三つの原子炉がメルトダウン、史上最悪規模の事故を起こした東京電力福島第1原子力発電所。現場では、溶け落ち
地下水放出 5月にも・・福島第1原発 経産省が表明/4号機の核燃料移送作業を再開
茂木敏充経済産業相は3月30日、福島県相馬市で地元漁業者と意見交換し、放射能で汚染される前の地下水を海に放出する「地下水バイパス計画」に関し、「(4月に最盛期を迎える)コウナゴ漁が終わってからできるように検討したい」と述
“福島に生きる”減額に増額 交際も避け・・生活保護受給者 八巻幸子さん(59)
福島市に住む八巻(やまき)幸子さん(59)は、東日本大震災からの3年間を「不安の連続だった」といいます。 「3・11」の日、外出先から帰宅したときでした。立っていることもできない激しい揺れに見舞われました。愛犬の「小太郎
「原発事故とは 人・動物の思い 絵本でみつめ」 かけがえない故郷のため・・出版・子どもへの読み聞かせに取りくむ 夢ら丘(むらおか)実果さん
人間と動物たち双方の目線で原発事故をみつめ、絵本を通して子どもたちに伝えたい−。そんな思いからうまれた絵本が、全国各地で共感を広げています。この絵本は、先月末に出版された『とどけ、みんなの思い−放射能とふるさと』(新日本