亡くなった方と行方不明者が1万8500人にのぼり、岩手、宮城、福島の3県を中心に、東日本に甚大な被害をもたらした2011年の東日本大震災から3月11日で丸4年を迎えます。いまだに避難生活を続ける人は23万人近くに達し、
きょう東日本大震災4年 避難長期化で健康悪化最悪 被災者300人本紙調査・・「生活と生業再建に公的支援を」8割
「仮設暮らしは限界。身も心もがたがた」「いつ普通の生活に戻れるの」―。東日本大震災から4年。今なお約22万9000人が避難生活を余儀なくされています。本紙は、岩手、宮城、福島の3県で「被災者300人実態調査」を実施し、
“すべての被災者の生活と生業の再建”に国が全力をあげることを求めます・・東日本大震災と福島原発事故から4年/志位和夫
東日本大震災と福島原発事故から4年が経過しました。あらためて犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災者のみなさんにお見舞いを申し上げます。復興に向けてねばり強い努力を続けている被災地のみなさん、自治体のみなさ
浜岡廃炉の決断迫る 島津議員・・経産相 「『適合』なら地元に説明」
日本共産党の島津幸広議員は10日の衆院予算委員会分科会で「東海地震の震源域の真ん中にある浜岡原発の廃炉を政治決断すべきだ」と主張しました。 島津氏は、2011年5月に当時の民主党政権が中部電力に行った運転停止要請に触
“福島に生きる”自然エネルギーが一番・・県地球温暖化防止活動推進員 熊井利治さん(65)
福島県石川町で塗装業を営む有限会社クマイ社長の熊井利治さん(65)は、福島県地球温暖化防止活動推進員です。 ■みんなリーダー 推進員は、地球温暖化対策推進法に基づく活動を行います。地球温暖化の現状や地球温暖化対策の
原発ゼロまで訴える 統一行動終日力強く・・志位委員長がスピーチ
東京・霞が関一帯、国会周辺を中心に8日、のべ2万3000人(主催者発表)が参加する「ノーニュークスデイ 反原発☆統一行動」がおこなわれました。日比谷野外音楽堂での集会、国会大包囲や請願デモ、国会正門前での抗議行動などを
福島第1 高濃度汚染水漏れ・・タンク群を囲う堰から
東京電力は3月6日、福島第1原発で高濃度の放射能汚染水をためているタンク群を囲う堰(せき)から、高濃度の汚染水が漏れたことを明らかにしました。 東電によると、漏れた水は付近の容器内にとどまっており、漏えい量は推定約2
温室ガス排出削減目標 「30年までに40%減」・・EUが正式決定
【パリ=島崎桂】欧州連合(EU)は3月6日、ブリュッセルで環境相理事会を開き、2030年までの温室効果ガス排出量を1990年比で「少なくとも40%削減する」ことを正式に決定、同日中に目標値を国連に提出しました。 COP
原発は絶対に廃炉・・官邸前抗議「再稼働ノー」& 原発ゼロ行動各地の予定 (下)
福島第1原発事故からまもなく4年となる6日、首都圏反原発連合(反原連)は、139回目となる首相官邸前抗議行動をしました。原発再稼働へ暴走する安倍晋三政権に対し、参加した1000人(主催者発表)は「原発いらない」「再稼働
知りたい 聞きたい・・「再生エネ賦課金」の会計報告は
電力会社が電気料金に上乗せして電力使用者から徴収している「再生エネ賦課金」の運営方法や負担者への会計報告はどうなっていますか?(東京都町田市、男性) 報告義務はありません 「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再生エネ
仮設住宅は矛盾集中・・共産党福島・伊達震災・原発被災者支援センター事務局長 佐藤大河さん(28)
「力があればもっといろんなことができた」。日本共産党福島・伊達震災・原発被災者支援センター事務局長の佐藤大河さん(28)は、「3・11]」からの4年間の活動についてそう振り返ります。 全国からの支援物資やボランティア
福島事故4年 原発ゼロ行動計画・・全都道府県262カ所
東京電力福島第1原発事故から4年を迎える3月11日を中心に「原発ゼロ」「再稼働反対」などを訴える集会やデモ、パレード、ウオーク、講演会、学習会、宣伝・署名行動が全国各地で計画されています。本紙が5日までに都道府県のネッ
30キロ圏外は屋内退避 規制委が防災指針改定案・・意見公募へ
原子力規制委員会は3月4日、原発事故が起きた場合の原子力災害対策指針(防災指針)で、先送りにしていた半径30キロ圏外の住民の対応や東京電力福島第1原発の防災対策などを追加した改定案を了承しました。一般からの意見公募を5
“ノーニュークスデイ” 志位委員長が参加・・3月8日・都内で開催
日本共産党の志位和夫委員長は、3月8日に東京都内でおこなわれる「ノーニュークスデイ 反原発☆統一行動~福島を忘れるな!再稼働を許すな!」に参加して、国会前大集会でスピーチします。 統一行動は、首都圏反原発連合、原発を
汚染水流出 別の汚染源も・・規制委検討会で意見次々
東京電力福島第1原発敷地内の排水路を通じて高濃度の放射能汚染水が海洋に流出する状態が長期間続いた問題で、2号機原子炉建屋山側にある大物搬入口屋上から汚染水が流れ込んだとする東電の説明に対し「主な原因ではないのでは」と指
未点検機器 まだ5000個・・「もんじゅ」規制庁、実施求める
運転へ向けた活動が止められている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」で、過去に未点検とされた機器のうち依然5000個近い機器の点検が実施されていないことがわかりました。3月4日の原子力規制委員会の定例会合で報
苦闘続く福島第1原発 現場のいま・・汚染水に追われ遠い廃炉
構内の森や桜並木は切り倒され、灰色のタンク群が広がります。水素爆発で大破した原子炉建屋は姿を変えましたが、内部の放射線量は依然高い。事故から間もなく4年。東京電力福島第1原発は汚染水対策に追われながら、遠い廃炉への道を
規制委審査ビデオ放映・・福井・高浜町民に向け
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働に同意を迫られている高浜町は3月3日、原子力規制委員会の審査概要をまとめた町民向けの説明ビデオを町有線テレビ放送で放映開始しました。住民説明会開催に否定的な野瀬豊町長が
福島第1の汚染水流出・・屋上と別に流入源か
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機の原子炉建屋山側にある大物搬入口屋上にたまった放射能汚染水が、排水路を通じて港湾外に流出していた問題で、この排水路に屋上とは別のルートから汚染水が流れ込んでいる可能性が
“大震災・原発事故4年”被災者の声・・帰りたいけど帰れない 伊藤吉夫さん(73)、天野正篤さん(76)/福島・双葉町
東京電力福島第1原発5、6号機の所在地である福島県双葉町は帰還困難区域が大半を占めます。町民のうち3000人近くが北海道から沖繩まで県外に避難し、4000人以上が福島県内に避難しています。 伊沢史朗町長は2月13日、