■「国会エネ調」で検討 「原発ゼロ」に向け、国会で開かれた議論をと、衆院第1議員会館で3月19日、「さらなる原子力産業保護は必要か?〜コスト、経営、原子力損害賠償〜」と題する会合が開かれました。「国会エネルギー調査会(
上関に原発許さない・・山口 建設反対4000人が大集会
中国電力が山口県上関(かみのせき)町に建設を計画する原発に反対の意思を示そうと3月21日、「上関原発を建てさせない山口県民大集会」が同県山口市で開かれました。晴天のもと県内外から4000人が集い、「福島を忘れない、さよ
原発集中立地 安全の責任果たせ・・藤野衆院議員「事業者任せ」批判/衆院経産委
日本共産党の藤野保史議員は3月20日の衆院経済産業委員会で、原発の集中立地問題について質問し、再稼働でなく危険を減らすことが政府と原子力規制委員会の責任だと主張しました。 藤野氏は、福井県に15基、新潟県に7基も集中
汚染水排出 東電情報隠し追及・・真島省三・衆院議員「海汚さぬ対策を」/衆院経産委
日本共産党の真島省三議員は3月20日の衆院経済産業委員会で、東京電力福島第1原発から高濃度の汚染水が外洋に排出し続けている問題で、情報を隠してきた東電と対策を怠ってきた原子力規制委員会・経産省の責任をただしました。
ポンプ操作ミス 地表に水漏れ・・福島第1原発
東京電力は3月20日、福島第1原発で19日に作業員が操作ミスで作業と関係ないポンプを起動させたため、タンクを囲うせき内にたまっていた水が現在使用していないホースを流れ、ホースの割れ目から地表に漏れたと発表しました。
全ての原発廃炉に・・官邸前行動
原発ゼロを求める国民の声を突きつけようと20日夜、首相官邸前抗議行動がおこなわれました。首都圏反原発連合(反原連)が呼びかけているもの。原発5基の廃炉が決まりましたが、川内原発や高浜原発などの再稼働を狙う安倍晋三政権。
町議会が再稼働同意・・高浜3、4号機 全員協議会開く & 福島第1 2号機原子炉も透視
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働をめぐり、高浜町議会は3月20日、全員協議会を開き、再稼働に同意することを決めました。日本共産党の渡辺孝町議は反対しました。野瀬豊町長は今後、同意の可否を判断する見通し
日本の削減目標に提言・・温暖化対策で国際シンポ
年末の第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)に向け、各国が削減目標の発表を始めるなか、日本の目標について考える国際シンポジウムが3月20日、東京都内で開かれました。主催は環境NGOのネットワーク、CAN
炉心から全燃料落下・・福島第1 透視技術で確認 & 地下水トリチウム 10日の17倍濃度
2011年の東京電力福島第1原発事故で原子炉内の核燃料がどうなったかを原子炉透視技術で調べる計画で、東電は3月19日、1号機の原子炉格納容器内で核燃料が下に溶け落ちているとみられるデータが得られたと発表しました。 計
川内1号機検査 九電が申請・・7月再稼働狙う & 大間原発差し止め訴訟(函館市)、実質審理入り
九州電力は3月19日、川内原発1号機(鹿児島県)の再稼働に必要な使用前検査を原子力規制委員会に申請しました。規制委が審査中の原発で、検査を申請したのは初めて。避難計画や火山対策など多くの問題点にまともな対応のないまま、
国連防災世界会議が閉幕・・災害死者30年までに削減を &原発災害リスク盛り込む・・国連防災世界会議が閉幕 気候変動など国際協力争点に
仙台市で開かれていた第3回国連防災世界会議は3月18日深夜、国際的な防災指針「仙台防災枠組み2015―2030」を採択し、19日未明に閉幕しました。枠組みでは国連として初めて減災の目標を設け、達成に向けた取り組みを各国
国連防災世界会議 生活再建が最重要・・福島 研究者・市民が行動宣言
東京電力福島第1原発事故の教訓や課題を共有し、復興のあり方を考えるワークショップが3月17日、福島市内で、第3回国連防災世界会議の関連事業として開かれました。研究者や市民ら170人以上が参加し、福島原発災害の克服に向け
島根・玄海も廃炉・・老朽原発2基 安全より採算理由
中国電力と九州電力は18日、それぞれ取締役会を開き、運転開始から41年の島根原発1号機(松江市)と、同39年の玄海原発1号機(佐賀県玄海町)の廃炉を決めました。 廃炉の決定した2基は、東京電力福島第1原発事故後に原発
宣言めぐり交渉続く・・世界会議最終日 合意ずれ込む & 復興へ役割果たす・・福島大でフォーラム開く
仙台市で開催されていた国際的な災害対策を論議する第3回国連防災世界会議は3月18日、最終日を迎えました。各国政府が今後取り組む防災の新たな行動指針と、政治メッセージ「仙台宣言」をめぐり、同日夜まで激しい交渉となりました
川内1号工事計画認可・・規制委 九電、使用前検査申請へ
原子力規制委員会は3月18日、再稼働の前提となる新規制基準の適合性審査を進めている九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)について、各設備や機器の設計内容を示した「工事計画」を認可しました。 九電は近く、規制委が
「原発事故と死亡に相当因果関係があると認められた」・・上川法相
上川陽子法務相は3月17日の参院予算委員会で、福島原発事故によって避難を余儀なくされたためにうつ状態になり自殺した女性=当時58歳=について、「原発事故と死亡に相当因果関係があると認められた」とする認識を示しました。新
原発3基 廃炉決定 運転40年超 美浜と敦賀・・関電、再稼働へ3基申請
関西電力は17日午前の臨時取締役会で、美浜原発1、2号機(福井県)の廃炉を正式決定しました。日本原子力発電も同日午前、敦賀原発1号機(福井県)の廃炉を決めました。関電と原電は17日中に福井県などに廃炉の決定を報告。いず
東電の解釈「疑問も」・・規制委 柏崎刈羽 断層を調査 & 凍土壁凍結開始来月にずれ込む・・福島第1
原子力規制委員会は3月17日、再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査を受けている東京電力 柏崎刈羽原発(新潟県伯崎市、刈羽村)の敷地内と周辺にある断層の活動性について現地調査を行いました。東電は2013年9月に6、
「創造的復興」の実態を告発・・日本科学者会議がシンポ
日本科学者会議は3月16日夜、第3回国運防災世界会議の一般公開事業としてシンポジウム「大震災の経験を学び 防災復興のあり方を考える」を仙台市内で開きました。 「創造的復興」と称して大企業重視や開発を優先し、被災者の生活
汚染水2万トンの処理間に合わず・・5月まで・福島第1
東京電力は3月16日、福島第1原発でタンクにためている放射能汚染水について、目標の5月までに処理しきれない分が2万トンに上ることを明らかにしました。汚染水の総量的60万トンの3%に当たります。海水を多く含んでいるため、