東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)などで安全設備関連のケーブル敷設が原発の新規制基準に違反していた問題で、東京や京都などの市民団体は1月21日、国会内で、運転中の九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)と再稼働の準備が進む関
原子力規制委は技術力強化必要・・IAEA評価案
国際原子力機関(IAEA)は1月22日、日本の原子力規制委員会の活動について、技術的能力をさらに強化する必要があると評価するIRRS(総合原子力安全規制評価サービス)報告書案をとりまとめました。 IRRSは、IAEA
原発交付金で再稼働迫る・・2016年度予算案の焦点/エネルギー・宇宙

エネルギー対策特別会計は2015年度比419億円増の8384億円です。増額の多くは、地球温暖化対策税の段階的な引き上げに伴うものです。しかし、再生可能エネルギー予算は、15年度比138億円増の1366億円にとどまってい
“原告求む!”高浜原発差し止め提訴へ・・福井の住民「再稼働認めぬ」/「裁判の会」会見

「福井から原発を止める裁判の会」(中嶌哲演=なかじま・てつえん=代表)は1月16日、福井市内で会見を行い、関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止めを求めて3月11日に福井地裁に提訴すると発表。同日、先に
国滅ぼす原発なくせ・・反原連が官邸前行動

首都圏反原発連合(反原連)は1月15日夜、首相官邸前抗議行動を行いました。福島第1原発事故は収束の見通しもたたず、被害が深刻化しているのに、高浜原発(福井県)などの再稼働に突き進む安倍晋三政権。「原発が国を滅ぼすことは
“賠償打ち切りは乱暴だ” ふくしま復興共同センター・・200人が政府・東電と交渉

福島県労連や民主団体が参加する、ふくしま復興共同センターは1月15日、営業損害賠償の打ち切りをやめ、住民合意のない避難指示解除を行わないことなどを政府、東京電力に求める交渉を行いました。交渉には、大型バス4台で早朝に雪
高浜1、2号機の審査継続判断・・規制委 耐震評価説明受け
40年を超える運転延長を申請している関西電力高浜原発(福井県高浜町)1号機、2号機に関して、関電が一部の機器の耐震評価を従来と異なる手法を採用する問題で、原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員長代理は1月14日の審査
高浜 再稼働させない・・反原連 関電東京支社前で抗議

首都圏反原発連合(反原連)は1月14日、高浜原発(福井県)の再稼働に反対する抗議行動を東京都千代田区の関西電力東京支社前で行いました。「再稼働反対」などのプラカードを手にした参加者が続々と駆けつけ、「再稼働反対」「関西
1・14高浜原発再稼働に反対する関電東京支店前行動・・反原連/1・27「高浜原発再稼働許さない!関電包囲全国行動」‥同実行委員会

首都圏反原発連合(反原連)は本日1月14日、関西電力東京支社前(東京都千代田区)で、高浜原発(福井県)の再稼働に反対する抗議行動を行います。時間は午後6時半から8時までです。また、「高浜原発再稼働許さない!関電包囲全国
「苦しみに寄り添って」・・いわき市民訴訟原告が陳述/福島地裁支部

東京電力福島第1原発事故被害で、国と東電に損害賠償を求めた「元の生活を返せ・原発被害いわき市民訴訟」の第15回口頭弁論が1月13日、福島地方裁判所いわき支部で開かれました。 裁判に先立ち、八幡神社社務所で決起集会が開
線量計手に故郷回る・・福島 現場検証前に下見/生業訴訟原告団
国と東京電力に原状回復と損害賠償を求めた生業訴訟(中島孝原告団長)原告団・弁護団は1月13日、3月に福島地裁が実施する現場検証の下見を行いました。 検証予定のコースに沿って浪江町の津島活性化センターで放射能防護服に着
廃炉原発の燃料 保管安全性検討・・規制委員長
原子力規制委員会の田中俊一委員長は1月13日、廃炉作業に伴う原発の使用済み燃料の保管の安全性について検討するとの考えを示しました。 田中委員長は、定例会合で「廃止段階で一番リスクが大きいのは使用済み燃料なので、それに
高レベル放射性廃液 ガラス固化処理9年ぶり再開へ・・原子力機構
原子力規制庁は1月13日、日本原子力研究開発機構の東海再処理施設(茨城県)で保管されている高レベル放射性廃液について、原子力機構が今月下旬以降にガラスと混ぜて固める処理を再開することを明らかにしました。原子力規制委員会
再生可能エネ割合 電力消費の30%台・・原発ゼロめざす 独
原発の廃炉が進むドイツで2015年、風力や太陽光など再生可能エネルギーが電力消費の約3分の1をまかなっていたことが明らかになりました。ドイツ・メディアが1月11日までに、シンクタンク「アゴラ・エネルギー転換」による推計
福島 原発避難者数・・10万人下回る
東日本大震災や東京電力福島第1原発事故に伴う福島県の避難者数が10万人を下回り、昨年12月時点で9万9991人になったことがこのほど、県のまとめで分かりました。原発避難指示区域からの強制避難者だけでなく、自主避難者も含
建設止めた反原発デモ・・台湾

台湾では市民らの反対運動で、2014年4月に原発の建設停止が決まりました。1月16日投票の総統選でも原発問題は重要な論点。市民らは完全な建設中止と脱原発を求めてたたかい続けています。 (台北=小林拓也) 台湾は80年
“福島に生きる”原発も温暖化も危険・・石炭火力発電所新増設に反対する準備会代表・・半澤紘さん(72)

福島県のいわき市と広野町など沿岸部の6カ所に石炭火力発電所の新増設が持ち上がり、説明会が進められています。 「時代錯誤だ」と反対運動を立ち上げた、いわき市の半澤紘さん(72)は怒ります。我慢ならないことは「原発事故の
伊方原発再稼働の賛否問う・・住民投票実現へ前進 愛媛・八幡浜

請求署名数確定 「住民投票を実現する八幡浜市民の会」(共同代表=遠藤綾、石崎久次の両氏)が昨年末に提出した、伊方原発再稼働の賛否を問う住民投票条例の制定を求める直接請求署名で、1月8日、署名数が9939人と確定しました
温暖化対策に原発不要 事故の実相伝え交流・・公害地球懇 COP21の報告会

公害・地球環境問題懇談会(JNEP)は1月9日、東京都内でCOP21代表団報告集会「『地球・共生・未来』を求めて」を開き、約60人が参加しました。 COP21(国連気候変動対策会議)は昨年11〜12月にパリで開かれ、
大飯原発で照明電源発火・・福井 関電が公表
関西電力は1月7日、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)で昨年12月、仮設照明用の電源箱が発火したと発表しました。作業員が火を消し、原子炉施設への影響やけが人はなかったといいます。関電はケーブルをつなぐ端子の締め付けが