高浜原発3号機の原子炉を1月29日にも起動させる方針の関西電力に対し、日本共産党京都府委員会と府議団(前窪義由紀団長、14人)は28日、再稼働中止を求める緊急の申し入れをしました。
申し入れでは、関電が原子力規制委員会による「新基準への適合」を理由に再稼働することについて、原子力規制委員長は「安全だということは申し上げない」と発言していると批判しました。
全国の原発で問題となっているケーブルの不正敷設問題で、高浜原発3、4号機が調査・報告から除外されていることが重大事故につながる可能性があると指摘。関西電力に、▽高浜原発3・4号機の再稼働中止▽使用済み核燃料中間貯蔵施設建設の方針を撤回▽ケーブルの不正敷設問題は関電自ら調査し、調査報告書を公報すること−−を要求しました。
(「しんぶん赤旗」2016年1月29日より転載)