
鹿児島県の三反園訓(みたぞの・さとし)知事は7月28日の就任記者会見で、全国の原発で唯一稼働中の九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(同県薩摩川内市)について、8月下旬から9月上旬に九電に対し、運転の一時停止と点検を
鹿児島県の三反園訓(みたぞの・さとし)知事は7月28日の就任記者会見で、全国の原発で唯一稼働中の九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(同県薩摩川内市)について、8月下旬から9月上旬に九電に対し、運転の一時停止と点検を
溶融燃料 圧力容器底に・・福島第1原発2号機 東電が発表 高エネルギー宇宙線を利用した″透視技術″によって東京電力福島第1原発2号機の原子炉内部を測定した結果、圧力容器の中央部から溶け落ちた核燃料の大部分は容器の底部に
原子力規制委員会は7月27日、前委員長代理の島崎邦彦東京大学名誉教授が、関西電力大飯原発(福井県)の基準地震動(原発で想定する地震の揺れ)が過小評価である可能性を指摘したことを受けて行った原子力規制庁の試算は、計算過程
内開府は7月27日、日本が国内外に保有するプルトニウムの総量が2015年末時点で前年比0・1トン増の約47・9トンだったと、原子力委員会に報告しました。 プルトニウムは原発の使用済み核燃料から再処理で取り出したもの。
関電 仮処分の執行停止を申立・・高浜3、4号機で大阪高裁 関西電力は7月26日、大津地裁が出した高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止め仮処分決定を不服として、大阪高裁に仮処分の執行停止を申し立てました。 関
伊方原発3号機(愛媛県伊方町)で1次冷却水を循環させるポンプで起きたトラブルについて、四国電力は7月25日、ポンプを洗浄する水が漏れるのを防ぐ部品の不具合が原因と発表しました。 四電によると、ポンプ3台のうち1台で、
原発事故によって1万人以上が避難している南相馬市で、帰還困難区域(1世帯2人)を除く避難指示が、7月12日に解除されました。 ⌘ ⌘ 解除前の住民説明会では、放射線量によって3段階ある避難指示区域のうち、
石炭火力発電所の新増設が目白押しです。安倍政権が原発と並んで重要な電源と位置付け、電力自由化で″安い″電源として新規事業者も参入しています。その中には、汚染物質の排出データなどを非公開のまま着工している案件があることが
熊本地震の発生から3カ月。日本学術会議がこのほど開いた、防災減災・災害復興に関わる学会による調査・支援活動の報告会で、地震活動について新知見が報告されました。これまでの調査・研究の取り組みが一定の成果をあげたとされる一
「生活とか生き方を見つめ直す5年間だった」。福島県須賀川市立小学校教師の伊藤弥(わたる)さん(56)は、東京電力福島第1原発事故後の5年間をそう振り返ります。 須賀川市に生まれ、東京の大学を卒業後、福島県で教師になっ
四国電力が計画する伊方原発3号機の再稼働にノーの声を突き付けようと7月24日、「みんなで止めよう伊方原発・全国集会」が愛媛県伊方町で開かれました。全国各地で反原発の活動に取り組む市民団体のメンバーも駆けつけ、同原発近く
各地の梅雨明けとともに、いよいよ夏本番を迎えています。気温が急上昇する夏場は冷房や送風のため電力消費も急増する時期ですが、今年の夏は2011年に東日本大震災が起きてから初めて、政府が「節電要請」をしていない夏です。大震
福島県双葉町や楢葉町、広野町などの住民が福島第1原発事故で東京電力に損害賠償を求めた避難者訴訟で、福島地裁いわき支部は7月22日、現地検証を行いました。福島第1原発立地地域を管轄する裁判所が検証するのは初めて。 島村
首都圏反原発連合(反原連)は7月22日、首相官邸前抗議を行い、700人(主催者発表)が「伊方原発再稼働反対」「高浜原発もう動かすな」と声を上げました。 伊方原発3号機、運転開始から40年を超える高浜原発1、2号機など
大量の点検漏れなどが相次ぎ、運営主体のあり方などが問われている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で今年3月末までに点検を実施する計画だった機器で、警告表示を約3カ月間放置して、期間内に点検し
政府は7月22日、東京電力福島第1原発事故の影響で全町避難している福島県富岡町について、帰還困難区域を除き、帰町に向けた準備宿泊を8月21日から来年以降の避難指示解除まで実施したい意向を示しました。今後、住民との町政懇
原子力規制委員会は7月20日、前委員長代理の島崎邦彦東京大学名誉教授の指摘で実施した関西電力大飯原発(福井県)での地震の揺れに関する試算をめぐって、試算手法に問題があったとして、議論をやり直すことを決めました。 島崎
関西電力大飯原発(福井県)の基準地震動(考慮される地震の最大の揺れ)をめぐり、審査で用いられた予測式では過小評価の可能性があると指摘している前原子力規制委員会委員長代理の島崎邦彦氏は7月19日、規制委の田中俊一委員長ら
東京電力福島第1原発の事故対応を議論する、原子力規制委員会の検討会が7月19日、開かれました。更田豊志委員長代理は、1〜4号機などの建屋内にたまっている高濃度汚染水の水量を減らし、放射性物質濃度を下げる対策を急ぐよう東
都知事選に出馬した元総務相の増田寛也候補(自民、公明、こころ推薦)は、筋金入りの原発推進派です。安倍政権下で原発政策を議論した経済産業省の各種審議会のメンバーに名を連ね、原発の新増設を促す発言を繰り返し、その主張は財界