東京電力柏崎刈羽原発をめぐり原子力規制委員会が20日、運転禁止命令について27日に最終判断すると決めたことに、同原発の問題に詳しい立石雅昭・新潟大学名誉教授からコメントを寄せてもらいました。 規制委は2017年暮れ、
海洋放出・原発やめよ・・福島県農民連 東電・政府と交渉
福島県農民運動連合会は19日、参院議員会館で、東京電力福島第1原発事故による汚染水(アルプス処理水)の海洋放出中止、原発事故の損害賠償、原発の即時停止を政府、東電にただしました。 「私たちに向き合え」 福島県から70
原発進めた国に審判を・・いわき市民訴訟 最高裁に原告ら
東京電力福島第1原発事故で国の責任を求めて最高裁に上告している、いわき市民訴訟原告団らは15日、公正な判決を求めて団体・個人署名を最高裁に提出しました。これまでの署名と合わせ、団体署名は5274団体、個人署名は1万55
美浜・高浜原発訴訟 結審・・関電側、主張の整合性問われる
関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の運転禁止仮処分申し立てに対する第5回審尋が12日、福井地裁(加藤靖裁判長)で行われ、結審しました。県内の住民10人が1月に申し立てたもの。 この審尋では、原発敷地に震源断層が極
作業員 また汚染事故・・福島第1原発 鼻腔に放射性物質
東京電力は11日、福島第1原発で除染作業をしていた作業員1人について、鼻腔(びくう)内が放射性物質で汚染されたことが確認されたと発表しました。除染は完了しており、内部被ばく線量を評価中だといいます。 東電によると、作
原発推進は未来に無責任・・全国連絡会がイレブン行動
全労連、全日本民医連、新日本婦人の会などでつくる原発をなくす全国連絡会は11日、東京・新宿駅前で、イレブン行動を行いました。東京電力福島第1原発事故による放射能汚染水(アルプス処理水)の海洋放出中止と汚染水の増大を止め
原子力災害からどう守る・・国会議員と市民が懇談
「原子力災害から国民をどう守るのか」と題して議員と市民の懇談会が7日、衆院第1議員会館で開かれました。主催は脱原発政策実現全国ネットワークです。 全国ネットワーク事務局長の池島芙紀子さんは、青森県六ケ所村と茨城県東海
規制庁 「改善」と報告・・柏崎刈羽原発のテロ対策
テロ対策上の不備が相次いで発覚し、事実上の運転禁止命令が出されている東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)について、原子力規制委員会の事務局の原子力規制庁は12月6日、テロ対策の問題については「改善が図られた」とする検
処理水減らす対策を・・原発ゼロ長崎連絡会が宣伝
「原発ゼロをめざす長崎連絡会」が呼びかける「いますぐ原発ゼロへ!ながさき『あじさい行動』」が1日、長崎市の市役所前で取り組まれました。 参加した14人が「福島原発ALPS(アルプス)処理水海洋放出やめろ!」「なくせ!
原発依存社会とめよう・・大阪で集会 全国から1600人参加
「とめよう!原発依存社会への暴走」「原発を推進する岸田政権や電力会社にノーを突き付けよう」と訴える集会が3日、大阪市西区の靱(うつぼ)公園で開かれました。主催は「老朽原発うごかすな!実行委員会」。近畿各府県や福井県など
日米など「原発3倍化」宣言・・市民団体批判 「気候対策にならない」
COP28に合わせ発表 【ドバイ=小梶花恵】米政府は2日、アラブ首長国連邦(UAE)で開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に合わせ、「2050年までに世界の原子力の発電容量を3倍にする」との宣
核燃中間貯蔵に自治体懸念次々・・中国電力に
原発から出る使用済み核燃料の中間貯蔵施設を巡り、山口県上関町で立地可能性を調査している中国電力は、11月30日にかけて周辺4市町を訪問し、この間の経緯などを説明しました。面会は非公開でしたが、出席者によると、各自治体は
原発を自分の問題に・・新潟巡り市民団体が講演会
原発ゼロ社会をめざして政策提言をしている原子力市民委員会は27日、「新潟県はなぜ福島原発事故『三つの検証』を骨抜きにしたのか」をテーマにオンライントークを行いました。 元新潟県原子力発電所事故に関する検証総括委員会委
小学生で福島原発事故 今、何思う・・早大シンポでの若者の発言から
2011年3月の東京電力福島第1原発事故のとき小学生だった大学生が、避難生活の苦しみを語り「原発事故は終わっていない」と、原発の危険性を訴えています。原発事故の経験から学ぼうと、早稲田大学人間総合研究センターなどが18
汚染水放出問題考える・・熊本・水俣でシンポ
東京電力福島第1原発事故による「汚染水」の海洋放出問題を考えようと23日、熊本県水俣市でシンポジウムが開かれました。水俣病被害者・支援者連絡協議会や「くまもと地域自治体研究所」などでつくる実行委員会の主催(賛同26団体
避難者訴訟 原発事故 国の責任認めず・・名古屋高裁 原告ら「最高裁に忖度」
こんな判決で終わらない 東京電力福島第1原発事故で福島県から愛知、岐阜、静岡の各県などに避難した42世帯約120人が国と東電に計約5億3000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が22日、名古屋高裁でありました。松村
静岡 浜岡原発再稼働ノー・・ひまわり集会 600人参加
静岡市葵区で19日、中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の再稼働を許さない「ひまわり集会」(実行委員会主催)が開催されました。600人が参加し、集会後のアピール行進では「浜岡原発再稼働反対」「原発なんていらないよ」とシュ
核ごみ 国民分断の構造・・福井で公開市民講演会
原発から出る放射性廃棄物(核ごみ)の処分問題の現状と未来をめぐり、多数の原発が県内にある福井市で18日、公開市民講演会が開かれました。最終処分場選定にむけた調査に応募しないと決めた長崎県対馬市の住民など、全国から50人
作業員被ばくを追及・・高橋議員 福島第1汚染水処理で
衆院復興特委 日本共産党の高橋千鶴子議員は17日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、福島第1原発の汚染水を処理する多核種除去設備(アルプス)の配管洗浄作業中に作業員が被ばくした事故(10月25日)について質問しました。
原電、安全軽視で工事・・塩川議員 東海第2原発堤防巡り
日本共産党の塩川鉄也議員は17日の衆院内閣委員会で、日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の防潮堤工事の施工不良について、原電は説明責任を果たさないまま工事を強行しようとしているとし、原子力規制庁の認識をただしまし