福島原発事故から学ぶシンポジウム「復興の人間科学2023」が18日、早稲田大学(東京都新宿区)で開かれました。同大学の学生と震災当時小中学生だった被災者の若者が、対話を通して学んだ記録を発表しました。同大学人間総合研究
福島第1原発事故 国の責任認めよ・・被害者全面救済へ政策転換を 市民ら連絡会発足
東京電力福島第1原発事故を引き起こした国の責任を認めないとする昨年6月の最高裁判決を正すため、市民や専門家などが17日、「ノーモア原発公害市民連絡会」を発足させました。衆院議員会館で発足式とシンポジウムを開催。オンライ
きょうの潮流
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の福島に関する大学生の知識は時間の経過とともに薄れてきている―。福島大学などの研究者が授業の出席者を対象に「原発事故と避難」などの知識を調査した結果です▼同じ全20問について計3年
汚染水に漁師悲鳴・・紙議員「海洋放出中止を」 参院農水委
日本共産党の紙智子議員は16日、参院農林水産委員会で、8月24日に始まった東京電力福島第1原発の汚染水(アルプス処理水)の海洋放出が漁業に深刻な影響をもたらしている実態を示し、放出中止を求めました。 「自分が漁師を引
汚染水止める対策こそ・・原発なくす会 東京で宣伝・署名
全労連、全日本民医連などでつくる原発をなくす全国連絡会は14日、東京電力福島第1原発事故で発生し続けている放射能汚染水(アルプス処理水)の海洋放出中止などを求める宣伝署名行動を東京・新宿駅西口で行いました。 福島県い
原発適合審査 中断を・・笠井氏要求 福島事故は未解明 衆院特別委
日本共産党の笠井亮議員は14日、衆院原子力問題調査特別委員会で、東京電力福島第1原発事故において重大な未解明問題が残されており、結論が得られるまで原発の審査も稼働も中断すべきだと求めました。 事故から12年後の今年3
「原発ゼロ」へ決断迫る・・笠井氏「核燃料サイクルは破綻」 衆経産委
日本共産党の笠井亮議員は8日、衆院経済産業委員会で、原発の使用済み核燃料の問題、破たんした核燃料サイクルについて政府の対応をただしました。 笠井氏は、関西電力が福井県外での使用済み核燃料の中間貯蔵施設の計画地点を年内
東海第2施工不良で原電聴取・・茨城 東海村議会全員協議会
茨城県の東海村議会は8日、東海第2原発防潮堤工事の施工不良について、日本原電に説明聴取を求める議員全員協議会を開きました。原電から常務執行役東海事業部東海第2発電所長をはじめ5人が出席し、各議員の質問に答えました。議員
東海第2原発廃炉に・・首都圏連絡会が集会
「とめよう!東海第2原発首都圏連絡会」は1日、日本原電本店(東京都台東区)前で、停止中の日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の廃炉を、原電に求める抗議集会を開きました。 申込書提出の際、再稼働に向けて進む防潮堤
原発ゼロの日本へ・・山口で大平衆院比例候補訴え
穀田氏応援 日本共産党山口県委員会は4日、穀田恵二国対委員長を迎えて宇部市で演説会を開きました。大平よしのぶ衆院中国比例候補と、みふじ美智子山口1区、ふきあげ政子同3区の両候補が、党の躍進で希望ある政治の実現をと訴えま
高浜1号「50年超」申請・・関西電力
関西電力は2日、来年11月で運転開始50年を迎える高浜原発1号機(福井県高浜町)について、同60年目まで10年間の点検、保全計画などを盛り込んだ保安規定の変更を原子力規制委員会に申請しました。認可されれば、来年11月以
川内原発60年まで延長・・規制委が1・2号機認可
原子力規制委員会は1日、運転開始から40年が迫る九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の60年までの運転期間延長を認可しました。規制委による原発の40年を超える運転の認可は5、6基目になります。
原発 気候危機にリスク・・研究者ら脆弱性に警鐘 解決策は省エネ・再エネ
原発は気候変動対策として使えるシステムなのかを検討する「原発の気候変動脆弱(ぜいじゃく)性研究会」は31日、報告書を発表しました。気候変動による異常気象が原発に与える影響や経済性などについて、警鐘を鳴らす内容です。
核ゴミ行き場はない・・大阪 原発全廃 関電前で集会
「老朽原発うごかすな!実行委員会」は22日、大阪市北区の関西電力本店前で「使用済み核燃料の行き場はないぞ!全国集会」を開き、全国各地から500人が参加しました。「広範な議論を巻き起こし、原発を全廃し、安心・安全な明日を
福島第1 アルプス配管 洗浄中汚染/作業員4人 うち2人入院
東京電力は25日、福島第1原発事故で発生した放射能汚染水を処理する多核種除去設備(アルプス)の配管の洗浄作業中に、放射性物質を含む水が飛散して、作業員4人に身体汚染が確認されたと発表しました。そのうち2人は十分に除染で
県民投票条例案を否決 鹿児島県議会・・川内原発の延長運転めぐり
鹿児島県議会は26日の本会議で、九州電力川内(せんだい)原子力発電所の20年延長運転の是非を問う県民投票条例案、同条例の修正案を、賛成少数で否決しました。賛成したのは、日本共産党のたいら行雄県議、県民連合(7人)、無所
規制委 玄海原発を再審査・・津波想定など地震本部指摘受け
原子力規制委員会は25日の定例会合で、国の地震調査研究推進本部(地震本部)が九州電力玄海原発(佐賀県)の沖にある複数の活断層が連動する可能性を指摘したことを受け、公開の会合で津波想定などについて再審査することを決めまし
他党の代表質問・・維新・馬場 国会議員定数削れ 国民・玉木 原発再稼働を要求
日本維新の会の馬場伸幸代表は25日、衆院本会議で「『異次元の歳出改革』で国会議員が率先して取り組むべきことは、身を切る改革だ」とのべ、国会議員定数の削減を求めました。 馬場氏は大阪で府議会議員を109から79に削減し
汚染水海洋放出やめよ 強行2カ月 福島で署名訴え/発生抑制の抜本策求める
東京電力福島第1原発から出る汚染水(アルプス処理水)の海洋放出が強行されてから2カ月となる24日、福島市で海洋放出の中止と新たな汚染水発生を抑える抜本対策を求めた宣伝署名行動が行われました。ふくしま復興共同センターが呼
川内原発延長問う県民投票条例案・・鹿児島県議会で審議 知事は消極意見
九州電力川内(せんだい)原子力発電所の20年延長運転の是非を問う県民投票条例案が、23日に開会した鹿児島県議会臨時会に上程され、知事による提案理由説明、各会派の質疑、請求代表者の意見陳述が行われました。 塩田康一知事