関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の蒸気噴出死傷事故で、同社は七日、タービン建屋二階の現場を事故後初めて報道陣に公開しました 破裂した配管は、県警が鑑定のために破裂個所の前後六メートルを切り取って持ち出しました。 し
美浜3号機事故 B系統の主給水管も必要肉厚半分以下の1.8ミリに‥経産省の事故調査委員会が明らかに
関西電力美浜原発3号機の配管損傷・蒸気噴出死傷事故で6日、経済産業省の「美浜発電所3号機2次系配管破損事故調査委員会」が福井市で開かれました。同委員会の報告によると、復水器から蒸気発生器に給水するA,B二つある系統のB系
国の安全規制の見直し、高経年化対策の検討、県民に経緯を説明せよ・・県知事、県専門委員長が事故調査委員会で要望
経済産業省原子力安全・保安院の「美浜発電所3号機2次系配管破損事故調査委員会」が9月6日福井市で開かれ、9月末に中間とりまとめを行うことを確認しました。とりまとめでは、二次系配管の安全管理について国の関与を明確にするほか
「責任の所在明らかにして」‥作業員の遺族ら期待
「とことん調べて、責任の所在を明らかにしてほしい」。関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出事故で、破れた配管から突然噴き出した高温高圧の蒸気を浴びて死傷した作業員十一人の遺族は四日、祈るような思いで県警の強制捜査を見守りました
ずさんな安全管理次々 国、関電、三菱重工が責任たらい回し‥独立した規制機関が必要
十一人の死傷者を出した美浜原発3号機の事故は、原発の安全管理体制の欠陥を浮き彫りにしました。 国は、破裂した配管の検査基準を電力会社まかせにし、電力会社は検査を業者に“丸投げ”してまったく責任を負わない―。検査基準を策定
福井県警が関電美浜原発を捜索 国内最悪の原発事故‥刑事事件として追及へ
十一人が死傷した福井県美浜町の関西電力美浜原子力発電所3号機の蒸気噴出事故で、福井県警敦賀署捜査本部は四日、業務上過失致死傷の疑いで、同発電所の家宅捜索を始めました。破れた配管から噴き出した高温の蒸気で、作業員五人の命が
美浜原発事故 美浜1号機でも必要肉厚以下で運転‥保安院が取り換えを指導/知事は即時停止要請
関西電力美浜原発3号機の配管損傷・蒸気噴出死傷事故で、同原発1号機でも配管の肉厚が国の基準を下回っているにもかかわらず、そのまま放置されて、運転を継続していたことが4日分かりました。これを受けて、福井県の西川知事は関電に
福井県知事が、大飯4、高浜2原発の運転再開を了承
福井県の西川一誠知事は三日、関西電力の藤洋作社長と県庁で面談し、関電の美浜原発3号機(同県美浜町)の蒸気噴出死傷事故を受けて八月十三日から運転を停止し、安全点検をしていた大飯原発4号機(同県大飯町)と高浜2号機(同県高浜
美浜原発事故 事故前に検査機会あった‥三菱重工リスト漏れ経緯報告で明らかに
関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の蒸気噴出事故で、三菱重工業(東東都港区)と日本アーム(大阪市北区)は三日までに、経済産業省原子力安全・保安院に対し、破損した二次系配管が検査リストから漏れた経緯を報告しました。事故
美浜原発事故 “老朽化原発廃炉を”原発周辺自治体首長ら関電社長に申し入れ
関西電力美浜原発3号機の配管破裂・蒸気噴出事故を受け、周辺の自治体で構成する「福井県原子力発電所準立地市町村連絡協議会」(会長・千田千代和三方町長)は9月1日、関西電力の本社(大阪市北区)を訪れ、藤洋作社長に、「高経年炉
美浜原発事故破裂した配管切り出しに着手
十一人が死傷した福井県美浜町の関西電力美浜原子力発電所3号機の蒸気噴出事故で、県警敦賀署捜査本部は二日までに、タービン建屋内で破裂した配管を切り出す作業を始めました。終了まで数日かかる見通しです。 捜査本部は配管を押収し
美浜原発事故 “点検丸投げ”は責任放棄‥衆院経済産業委の参考人質疑で塩川議員が追求
関西電力美浜原発3号機の配管破裂・蒸気噴出事故を受け、衆院経済産業委員会は三十一日、同社の藤洋作社長らを呼んで参考人質疑をおこないました。日本共産党の塩川鉄也衆院議員は、安全を軽視しコスト削減を優先する電力会社と、点検を
美浜原発事故受け、女川原発を調査‥吉井衆院議員ら
日本共産党の吉井英勝衆院議員は三十日、宮城県の東北電力女川原子力発電所(女川、牡鹿両町)を訪れ、配管の老朽化などについて実情を聞きました。関西電力美浜原発3号機で配管が破裂し、作業員五人が死亡した事故を受けて行ったもので
井上さとし参院議員らが再発防止要請‥日本共産党国会議員が原発調査
十一人が死傷した関西電力美浜原発3号機事故で、日本共産党の井上哲士参議院議員は三十日、京都府と滋賀県の地方議員とともに福井県美浜町の同原発を調査し、原因の究明と再発防止への対策を強く要望しました。 井上議員は、3号機への
亀窟勝の葬儀しめやかに‥遺族や同僚など約300人が参列
関西電力美浜原発2号機の蒸気噴出事故で、8月25日に死亡した木内計測の技術職員・亀窟勝さん(三〇)=小浜市水取=の葬儀が28日、敦賀市のハートホール橋詰で行われ、遺族や同僚など約300人が参列しました。 葬儀に参列した藤
美浜原発事故 美浜2号機も必要肉厚以下で、余命2年を下回る‥原子力安全・保安院が調査で明らかにし、取り換えを要求
関西電力美浜原発2号機で、配管の肉厚が国の基準を下回っていることが、昨年9月の定期検査の際明らかになっていたのに、そのまま放置されていたことが、8月27日の保安院の調査で明らかになりました。関電は通常、配管の寿命が尽きる
美浜原発事故 教訓生かせば「事故は防げた」‥日本共産党嶺南地区議員団が調査で明らかに
電力会社の利益が優先される安全規制体制の抜本的見直しで、事故の再発防止を! 五人の死傷者を出した関西電力美浜原発3号機(加圧型軽水炉、八十二万六千キロワット)の配管損傷死傷事故をめぐり、福井県嶺南地区委員会の議員団は二十
美浜原発事故 死者5人に
関西電力美浜原発2号機の蒸気噴出事故で、重体のため福井大学医学部付属病院(福井県松岡町)に入院していた木内計測の技術職員・亀窟勝さん(三〇)=小浜市水取=が8月25日午後5時15分、多臓器不全のため死亡しました。事故直後
美浜原発事故 原因究明と安全対策徹底を吉井衆院議員ら関電に申し入れ
日本共産党の吉井英勝衆院議員は二十三日、関西電力美浜原発の死傷事故について、大阪市北区の関西電力本社を訪ね、事故原因の究明と安全対策の徹底を申し入れました。山下芳生党大阪府委員会副委員長・元参院議員、本庄孝夫党京都府議、
日本原電敦賀2号も検査漏れ、関電以外でも初めて判明…三菱の指摘による検査が行われていれば、事故は防げた可能性
日本原子力発電(日本原電、東京都千代田区)の敦賀原発2号機(福井県敦賀市、加圧水型軽水炉)の配管が、2000年まで点検対象リストから漏れていたことが、21日までに分かりました。蒸気噴出事故を起こした関西電力と同じ場所の配