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原発事故もう二度と/福島 青木理さんと語るシンポ 生業訴訟原告団など

パネリストのトークを聞く参加者=5日、福島市

 ジャーナリストの青木理さんと語るトーク&シンポジウムが5日、福島市で開かれました。「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団と「ふるさとを返せ」津島原発訴訟原告団の共催で、約600人が参加しました。

 東京電力福島第1原発事故から15年がたち、関心が薄れつつある中、県内で取り組まれてきた二つの原発訴訟は重要な局面を迎えています。原発事故について改めて考える機会にと企画されました。

 津島訴訟の今野秀則原告団長は「国が原発推進に方針を変え、再び原発事故が起こりかねない今がまさに正念場だ。国の責任を明らかにしなければなりません」とあいさつしました。

 パネリストの原告らは裁判で陳述した思いを語り、国の責任を認め、元に戻してほしいと訴えました。

 青木氏は、原発事故直後に飯舘村で起きた102歳の古老の自死に衝撃を受け、福島を何年にもわたり取材したルポ「百年の挽歌(ばんか)」を1月に出版しました。

 原告らは被害者であり社会を変える人たちだと強調。「二度とこんなことが起きないようにと、被害を受けた人たちが必死になって声を上げている。われわれはもっと注目しなければならない」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2026年7月8日より転載)