四人が死亡、七人が重軽傷を負った関西電力美浜原発3号機の事故で、保守点検を請け負った検査会社「日本アーム」(大阪市北区)は十日、事故を起こした配管破損個所について、昨年四月の段階で関電に対し、点検を提案していたことを明ら
美浜原発事 検査日程の短縮と関係追求。事故時、建屋に作業員200人も、安全おろそかに・・共産党 国会議員団が現地調査
四人の命を奪った関西電力美浜原発3号機(加圧型軽水炉、八十二万六千キロワット)の配管破裂事故をめぐり、日本共産党国会議員団は十日、同原発のある福井県美浜町で現地調査を行いました。調査には、吉井英勝、塩川鉄也両衆院議員、木
「なんでこんなことに」遺族ら号泣
福井県美浜町の原発事故で死亡した「木内計測」の男性社員四人は、敦賀市の市立敦賀病院に運ばれた時、既に恩絶えていました。「ちくしょう。なんでこんなことに」。九日夜、同病院に駆け付けた遺族は、変わり果てた肉親の姿に号泣しまし
原発総点検と安全対策を・・日本共産党が各地の電力会社、自治体に要請
各地の日本共産党は十日、関西電力美浜原発3号機の事故を踏まえて、原発の総点検と安全対策の申し入れを電力会社や関係自治体に行いました。 党愛知県委員会の八田ひろ子前参院議員、瀬古由起子前衆院議員、堀一前県議は十日、名古屋市
美浜原発死亡事故 「絶対安全」崩れた。つのる不安、怒り、不信…“放射能漏れていたら…”
四人の死者を出した福井県美浜町の関西電力美浜原発の事故から一夜明けた十日、地元の人たちは「大変な事故が起きたねえ」とことばを交わしながら、「放射能でも漏れていたら…」と事故の衝撃を語り、関西電力への不信をのぞかせていまし
初期の原発早く廃炉に・・舘野淳・中央大学教授の話
美浜原発3号機は、七六年に運転を開始した、日本では初期の原発です。初期の原発は、米国のメーカーから導入した事故が多発する欠陥品でした。私は、こういう原発は早く廃炉にすべきだとかねてから主張してきました。 壊れた配管が、運
配管の厚み、設計値10ミリが1.4ミリまでに減肉・・材質や構造に問題か
福井県美浜町の関西電力美浜原子力発電所3号機で四人が死亡、七人が重軽傷を負うなどした蒸気噴出事故で、経済産業省原子力安全・保安院は十日、高圧の熱水が通る主配管が材質や構造上の問題などから金属の厚さ(肉厚)が薄くなり、破れ
問われる延命策、検査体制・・危険高める老朽化原発
十一人の死傷者を出した美浜原発3号機事故。直径五十六センチもある主要な配管が破裂するという重大事故です。破裂個所の配管は運転開始から二十八年間一度も検査が行われていませんでした。昨年十一月に協力会社から摩耗の可能性を指摘
17年前、米国で同様事故・・政府は「日本では起こり得ない」と結論‥教訓生かされず
関西電力・美浜原発3号機事故は、運転開始から二十八年間にわたって「精密点検してこなかった」という大口径配管で発生しました。しかし、米国で十七年前に同じ配管破裂で死傷事故が発生したのに、国は「日本では起こり得ない」という報
原因究明と全原発の安全総点検を・・「しんぶん赤旗」主張より
関西電力の美浜原発3号機(福井県美浜町)で、九日、タービン建屋内で高温高圧の二次冷却水が噴出し、作業員四人が死亡、七人が負傷する大きな惨事が起きました。 日本原発史上で最多の死傷者を出す深刻な事故です。 国と関西電力が安
全国の原発総点検求める 市田書記局長が談話
関西電力の美浜原発の死傷事故について、日本共産党の市田忠義書記局長は九日、つぎのような談話を発表しました。 本日、関西電力美浜原発3号機で発生した蒸気漏れによって、これまでに判明しただけでも十人をこえる死傷者を出す重大
美浜原発で蒸気漏れ、配管に大穴、建物に高温蒸気が充満・・4人死亡・2人重体、5人負傷
九日午後三時二十八分ごろ、関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町、加圧水型軽水炉、八十二万六千キロワット)で、高温の蒸気が建物内に充満し、作業員四人が死亡、七人がけがをする事故が起きました。 関西電力や経済産業省原子力安全
福井豪雨災害救援へのご支援ありがとうございます。
災害の復旧・復興の進展にともない、ボランティアの受け入れを8月8日までで、終了させていただきました。全国のみなさんに感謝申し上げます。 全国からの温かい支援と激励に心からお礼を申し上げます。全国からボランティア支援が、
福井豪雨災害 衆参災害対策特別委員会が視察
福井で仁比議員 衆参両院の災害対策特別委員会の委員が四日、福井県を訪れ、七月十八日の豪雨による被害状況の現地調査を行いました。日本共産党からは、仁比聡平参院議員が参加しました。 仁比議員らは、足羽(あすわ)川堤防の決壊
新潟・福井水害 「弾力的に極限まで法の解釈を広げて救済したい」・・共産党交渉に政府回答
日本共産党の新潟、福井両県委員会の代表らが三日、国土交通省などの各省庁を訪れ、集中豪雨災害の復旧支援について、被災住民要求に基づく要望書を提出し早期の実現を求めました。佐藤剛男内閣府副大臣(防災担当)は「水害という特殊性
福井県立大 学生の1割が救援に活動に参加・・発端は有志の行動 学長協力、バス2台も
集中豪雨の被害を受けた福井県で、福井県立大学の学生、教職員のべ約二百人が七月三十一日、八月一日の両日、大型バス二台を使って被災地の救援ボランティアをおこないました。参加した学生は全学約千六百人の一割近くにも。取り組みの
民主団体等ボランティアセンターからお願い・・運転手のボランティアをお願いします。
■運転手のボランティアをお願いします。 6日から8日までの間、県外から来てくださったボランティアの方々を、現地まで送迎してくださる方を募集します。党県委員会や地区委員会、民主団体等ボランティア受付センターまでご連絡くだ
衆院本会議 志位委員長の代表質問 ・・・新潟・福島・福井の豪雨災害――国の姿勢が問われている
日本共産党の志位和夫委員長が二日、衆院本会議でおこなった代表質問(災害部分の大要と首相答弁)は次の通りです。 新潟・福島・福井の豪雨災害――国の姿勢が問われている 日本共産党を代表して、小泉首相に質問いたします。 まず新
見舞金も出ないとは・・地場産業に公的支援の拡充を
七月二十九日、福井豪雨による産業被害の掌握と対策を考える第一回産業関係被害連絡会が開かれ、集まった各商工会や業界団体が県に対し、現状を報告し要望を出しました。全体として「まだ生活の復旧に追われ、事業再開どころでない」とい
借金と悔しさだけが・・今こそ被災者が求める公的支援の拡充を 日本共産党が提案
新潟・福井の集中豪雨災害は、時間の経過とともに生活と仕事の場を奪われた被災者の深刻な実情を浮かびあがらせています。 災害救助法、被災者生活再建支援法などの適用が決まっていますが、被災者が求める支援には、