
日本原燃は1月7日、青森県六ケ所村の使用済み核燃料の再処理工場の稼働に向け、その前提となる新規制基準への適合性審査を原子力規制委員会に申請しました。 再処理工場は、政府・電力会社が高速増殖炉「もんじゅ」とともに核燃料サ

日本原燃は1月7日、青森県六ケ所村の使用済み核燃料の再処理工場の稼働に向け、その前提となる新規制基準への適合性審査を原子力規制委員会に申請しました。 再処理工場は、政府・電力会社が高速増殖炉「もんじゅ」とともに核燃料サ
東京電力は1月6日、福島第1原発で汚染水約300トンが漏れたタンク近くの観測用井戸で昨年(2013年)12月29日に採取した水から、放射性物質のトリヂウムが1リットル当たり34万ベクレル検出されたと発表しました。前日採取

島根原発・エネルギー問題県民連絡会は1月6日(安来市は7日)、県内19市町村の選挙管理委員会に「みどりのエネルギー条例」(島根県エネルギー自立地域推進基本条例)制定直接請求署名9万2827人分を仮提出しました。条例制定の

東京・霞が関の経済産業省前で市民が座り込みを続ける「脱原発テント」のメンバーらが1月6日、原発を「基盤となる重要なベース電源」と位置づけ、「再稼働を進める」とした「エネルギー基本計画案」への抗議と記者会見を行いました。

「国や東電は山も含めて本当に除染をする気はあるのか。山もやれ!」。福島県伊達市霊山町上小国でキュウリと春菊を栽培する渡辺栄さん(59)はこう怒ります。 東京電力福島第1原発事故で「福島産野菜が風評被害で安く買いたたかれて

新しい年も原発ゼロを訴えようと、東京都新宿区の西武線高田馬場駅周辺で1月5日、市民約600人によるデモがありました。「高田馬場☆ニューイヤー脱原発デモ」と題して今年で2回目。新たに原発の情報を隠す秘密保護法への反対も掲げ

気候変動 人間活動が温暖化の主因である可能性は「95%以上」で、その影響がすでに各方面に現れている・・。世界の科学の英知を集めた政府間機構である「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)は昨年(2013年)から今年に

安倍内閣は、総合資源エネルギー調査会基本政策分科会(会長・三村明夫新日鉄住金相談役名誉会長)が了承した「エネルギー基本計画案」最終案(昨年12月13日)を関係閣僚会議で確定し、1月中に閣議決定しようとしています。 新しい

地震に伴う発光現象、地震光は、垂直に近い断層が動いたときに起こっているようだ─。カナダとアメリカの研究グループが過去400年あまりの間に発光が記録された地震について調査した結果わかったと、1月2日発行のアメリカ地震学会誌

3年がかりのシリーズの最初のテーマ「地方から見た戦後」の後半は東北4県の歩みを追います。その第1回は東京電力福島第1原発が立地する福島県浜通りの双葉町、大熊町から発信されます。ほとんどの地域が放射能汚染で立ち入りができま

京都市で義肢装具士として働く佐々木真紀さん(35)。初めて原発ゼロを求める行動に参加してから1年半。行動は、米軍欠陥機オスプレイ反対から秘密保護法反対まで広がりました。「国民の声を踏みにじって、なんでも強行する安倍首相の
安倍政権が1月に閣議決定を予定する「エネルギー基本計画」の原案について、1月6日まで国民の意見募集(パブリックコメント)が行われています。 同計画は、エネルギー政策の指針になるもので、原案は昨年(2013年)12月、経産

大好きだ わたしのふるさと浪江町 笑顔がね たくさん咲くよ浪江町 この「なみえカルタ」が住民の共感をよんでいます。 福島県浪江町の浪江小学校(石井賢一校長)の子どもたちが、浪江町のよさを学ぶ総合学習「ふるさとなみえ科」
東京・永田町の首相官邸前、暮れも押し詰まった12月27日夜も、「原発ゼロ」を求める抗議行動が繰り広げられました。首都圏反原発連合が呼びかけ、ほぼ年間を通して毎週金曜日夜におこなわれてきた行動です。「原発なくせ」「再稼働や

東京電力福島第1原発事故の「収束・廃炉」作業は今年、汚染水問題で大きく揺れ続けました。汚染水漏れ対策、始まった4号機での燃料棒取り出しなど本格化する廃炉作業で東電が11月に打ち出した作業員確保のための「(危険)手当増額」

福島県伊達郡桑折(こおり)町の「桑折壮年ソフトクラブ」の監督をする氏家正良さん(65)は、高校生時代、福島県立保原高校の野球部で活躍。1965年夏の甲子園に出場した経験を持ちます。 ■子らが健康被害 「こどもたちが健康で

原子力規制委員会の新規制基準(2013年7月施行)による原発再稼働に向けた適合性審査が始まって半年になります。現在、実質的な審査が行われているのは、4電力会社6原発の10基です。電力会社が必要な資料を出さずに審査が先送り

福島第1原発で抜本的な解決策が見いだせない地下水の汚染問題。全国の他の原発でも地下水は流れており、電力各社は日常的に排水作業を行っています。原子炉から放射性物質が放出されるような重大事故が発生すれば福島第1原発と同じ事態

東京電力福島第1原発事故発生から3年近く。東電任せでコスト優先のお粗末な対策しか取らなかった結果、次つぎと事故やトラブルに見舞われ、汚染水漏れも続いています。海洋への流出も確認されています。「国が前面に」と言った政府も抜

岩手県一関市。刈り入れを終えた田が広がります。間を縫うように流れる農業用水。そこに2010年から稼働する小水力発電があります。照井堰(せき)用水を使った「照井発電所」です。 (君塚陽子) 岩手・一関市照井発電所 発電所を