日本共産党の笠井亮議員は10月22日の衆院予算委員会で、「国家的な非常事態」(佐藤雄平福島県知事)にたちいたった放射能汚染水問題を取り上げ、政府の「東京電力まかせ」の態度を根本から改めるよう迫り、同委員会での汚染水問題に
原発再稼働 審査資料提出11月下旬~12月・・事故リスク評価ないまま
原発再稼働の前提となる新基準への適合性を審査する原子力規制委員会の審査会合は、北海道、関西、四国、九州の4電力が7月に申請した6原発の資料提出計画を明らかにしました。4社とも、耐震評価や重大事故対策を踏まえた設備・機器の
福島第1 汚染水あふれ11カ所・・基準値70倍超も
東京電力は10月21日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の汚染水貯留タンク群のうち、降雨の影響で、タンク群を囲む堰(せき)にたまった水があふれたのは計11カ所だったと発表しました。堰外へ排出する際の暫定放出基準を超え
福島に生きる 太陽光発電で原発ゼロへ・・モモ・リンゴ生産農家 橋本光子さん(57)
「原発に頼らない。自家発電所ができたらいいなぁ」。福島市でモモとリンゴを生産している果樹農家の橋本光子さん(57)は、東京電力福島第1原発事故で価格の暴落に苦しんでいます。 「農協に出荷すると以前の価格の3分の1。ようや
堰の汚染水また流出・・福島第1原発 タンク群10カ所から 暫定基準上回る
東京電力は20日、福島第1原発の汚染水貯留タンク群のうち10カ所で、タンク群を囲む堰(せき)内にたまった水が大雨であふれたと発表しました。あふれた箇所数はこれまでで最多。この中には、今月6日に採取した際、全ベータ(ストロ
汚染水 高濃度続く・・福島第1
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の汚染水漏れ事故をめぐって、海に続く排水溝の水や漏えいタンク近くの地下水の放射能濃度が急上昇している問題で、高濃度の放射性物質の検出が依然、続いています。 東京電力は10月19日、汚染
脱原発のドイツ どうやって決めた・・気候保護=温暖化対策を強調/安定供給・雇用拡大への確信と根拠
2011年3月の福島第1原発事故を受け、ドイツ政府は3ヵ月の検討を経て、2022年までの原発からの全面撤退を決めました。なぜドイツで脱原発の判断が行えたのか。その先に、ドイツは何を見ているのか。ヒントとなる本をいくつか紹
市田書記局長の参院代表質問・・原発汚染水の現実を認め、抜本解決を最優先に/首相答弁要旨
日本共産党の市田忠義書記局長が10月18日の参院本会議でおこなった、原発問題について代表質問をおこなった要旨は次の通りです。 原発汚染水の現実を認め、抜本解決を最優先に 福島第1原発の放射能汚染水問題は極めて深刻な現状に
福島第1 井戸から79万ベクレル・・トリチウム8月以降で最悪
汚染水漏れのタンク北側で 福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で高濃度の放射能汚染水が地下や海に漏れ出ている問題で、東京電力は10月18日、汚染水300トンが漏れたタンクの北側の観測井戸で17日に採取した水から、トリチウ
原発反対の官邸前行動・・再稼働やめ汚染水対策を
首都圏反原発連合(反原連)は10月18日、官邸前抗議行動を行いました。福島第1原発では放射能汚染水が海へ流出し、観測井戸で1リットル当たり79万ベクレルもの放射性物質が検出されるなど非常事態です。こんな状況で原発の再稼働
志位さん代表質問・首相答弁 福島県民はこう見る・・打開策示してくれた質問
打開策示してくれた質問・・福島・いわき市漁協代表理事組合長 矢吹正一さん 志位委員長の代表質問は、東電福島原発の放射能汚染水問題で、国の責任について具体的に指摘し、危機打開策をはっきりと提案してくれてよかった。 しかし
福島第1 汚染地下水あふれる・・くみ上げ設備の発電機停止
東京電力は10月17日、福島第1原発で汚染された地下水の海への流出を防ぐため、2号機タービン建屋海側の護岸近くで地下水をくみ上げる設備の仮設タンクから、放射性物質に汚染された地下水があふれたと発表しました。あふれた水はタ
福島第1 海への排水溝1400ベクレル・・放射性物質が前日の70倍
東京電力は10月17日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、港湾外の海につながる排水溝の下流で16日に採取した水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質(全ベータ)が1リットル当たり1400ベクレルと、調
税金負担最高で474億円・・原発事故賠償支援の利息
東京電力に対して会計検査院が行った初の検査で、福島第1原発事故の賠償資金などに充てるため国から受けている財政支援の弁済期間と、国が税金で負担する利息を試算した結果、現在の支援総額3兆7893億円では弁済に11~23年かか
除染予算、支出は6割・・会計検査院調査 自治体支援が重要
東京電力福島第1原発事故を受け、国が2012年度までの2年間に計上した除染事業の予算7500億円余のうち、実際に支出されたのは6割の4692億円にとどまることが10月16日、会計検査院の調査で分かりました。汚染土の仮置き
“指示の趣旨と違う”・・東電報告書で規制委員長
原子力規制委員会の田中俊一委員長は10月16日に開かれた定例会合で、福島第1原発で相次いでいるタンクからの放射能汚染水漏れについて東京電力が提出した報告書について「指示の趣旨と少し違うと率直に感じる」と述べました。 原子
福島第1 汚染水タンク囲む堰水位上昇・・東電、敷地内に水放出
東京電力は10月16日、台風26号による大雨で福島第1原発の放射能汚染水の貯留タンク群を囲む堰にたまった水の水位が上昇したため、9カ所のタンク群で堰の排水弁を開くなどして、敷地内に放出したと発表しました。ほとんどが堰から
規制委 放出基準を了承・・会合では疑問、懸念も
原子力規制委員会の汚染水対策検討ワーキンググループの会合が10月15日開かれ、東電が示した、福島第1原発の汚染水貯留タンクの周りを囲む堰(せき)内にたまった水の放出暫定基準を了承しました。会合では疑問も出されました。無制
立地県代表、再稼働させない・・原発ゼロ☆統一行動
のベ4万人が東京・霞が関、国会議事堂一帯で「原発ゼロ」を訴えた「10・13 ノーニュークスデイ 原発ゼロ☆統一行動」(10月13日)。国会正門前で開かれた大集会では、原発の再稼働申請がおこなわれている地域の参加者が各地の
汚染水漏れ “人員不足が原因”・・東電が報告書提出 水の移送ミス 1人で作業/タンク汚染水漏れ、「パッキンずれ落ち」
東京電力は10月15日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で相次いでいるタンクからの放射能汚染水漏れ事故について、原因や対応策をまとめた報告書を原子力規制庁に提出しました。そのなかで、対策に不可欠な要員配置や体制をとら