佐賀県議会で武藤議員質問 佐賀県議会原子力安全対策特別委員会は12月13日、九州電力玄海原発3、4号機の再稼働申請にあたり、東京大学の井野博満名誉教授を参考人招致し、原子力規制委員会の新規制基準に対する考えや意見を聞きま
島根原発適合性審査・・県議会が「事前了解」 共産党は反対
島根県議会は12月13日の本会議で、中国電力・島根原発2号機の新規制基準への適合性確認審査に係る事前了解願を賛成多数で了承しました。日本共産党の尾村利成県議は「放射性物質の被害を防止する手段を持っていない」と反対しました
3号機も多量の燃料落下・・福島原発 事故原因 東電が検討報告
東京電力は12月13日、福島第1原発事故で未解明の点について調査、検討した結果をまとめた1回目の報告書を公表しました。今回は、事故が発生した2011年3月の1~3号機の原子炉内の状況を推定し直した結果を公表。3号機では、
「原発ゼロ」が国民の声 再稼働は許さない・・官邸前行動
首都圏反原発連合(反原連)は12月13日、首相官邸前で即時原発ゼロを訴える抗議行動を行いました。新たなエネルギー基本計画の原案で原発を「重要なベース電源」と明記して、原発の再稼働を推進する安倍晋三首相。1600人(主催者
森林再生・林業の復活へ 間伐材で薪ボイラー・・山梨・道志村
山梨県道志村(人口約2千人)では、村やNPOなどが協力して、森林整備のために間伐材を薪(まき)にし、地元の温泉施設で活用しています。 バイオマス産業社会ネットワークがこのほど東京都内で開いた研究会で、NPO道志・森づくり
IAEAの総合評価・・規制委 受け入れ/仏下院、原発依存率引き下げ準備
原子力規制委員会は12月11日の定例会合で、許認可や検査に関わる法制度や組織などの課題について総合的な評価を行う、・IAEA(国際原子力機関)の総合的規制評価サービスを2015年後半めどに受け入れることを決定しました。
東電は償え 加害者として全被害を早く・・福島県農民連が政府交渉/避難6世帯が新たに提訴
福島県農民運動連合会(福島県農民運)は12月12日、国と東京電力が福島第1原発事故の「加害者」として迅速に賠償責任を果たすことを求めて、東京都内で東電、経済産業省に要請行動をしました。 会場の衆議院第1議員会館には、「福
福島第1で違法残業・・労基署 東芝など18社に是正勧告/4号機プール被ばく対策へ
東京電力福島第1原発で、作業員に労働基準法で上限とされる2時間を超える残業をさせていたとして、作業を請け負った東芝とその下請け企業計18社に対し、富岡労働基準監督署が11月下旬に是正勧告を出していたことが12月19日、分
「原発再稼働反対☆国会大包囲」・・12月22日に反原連
首都圏反原発連合(反原連)は22日、国会周辺で「再稼働反対☆国会大包囲」行動を展開します。政府は来年1月にも策定しようとしているエネルギー基本計画の原案で、原発を「重要なベース電源」と位置づけるなど、原発推進の姿勢を明
臨時国会“自共対決の55日” 放射能汚染水対策・・エネ政策の違い超えシンポ
10月22日の衆院予算委員会。日本共産党の笠井亮議員は、福島第1原発事故の放射能汚染水漏れをめぐり「影響は完全にブロックされている」と繰り返す安倍晋三首相に対し福島県民の怒りをぶつけました。 「事態を小さく見せてまともに
声広げ原発ゼロへ イレブンアクション・・再稼働反対/政権に決断せまる
政権に決断迫る・・東京 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から2年9ヵ月を迎えた12月11日、全労連は震災復興を訴え、原発ゼロの署名を呼びかけるイレブンアクションを東京・御茶ノ水駅前で行いました。秘密保護法で原発情報
プルトニウム溶液固化へ・・東海再処理施設 規制委が方針
原子力規制委員会は12月11日、日本原子力研究開発機構の東海再処理施設(茨城県東海村)に保管してあるプルトニウム溶液と高レベル放射性廃液の固化処理をおこなうことを認める方向を確認しました。 再処理施設などに対する新規制基
海側井戸、150万ベクレル・・福島第1 濃度さらに上昇/トリチウムの放出も検討課題
東京電力は12月10日、福島第1原発1、2号機の海側にある観測用井戸の水からストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり150万ベクレル検出されたと発表しました。採取日は9日。この井戸では、放射性物質
福島第1原発 別の排水溝からも汚染水・・直接、外洋に流出か
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、汚染水漏れタンク近くを通る排水溝とは別の排水溝からも、国の基準を超える放射能汚染水が直接外洋に流出している可能性があることが12月11日までに分かりました。 汚染水が検出されたの
福島に生きる 秘密保護法は原発も隠す・・南相馬市で金曜行動 川口良市さん(75)
川口良市さん(75)は戦争が終わったとき「絶対に勝つと言っていたのになぜなの」と、大本営発表を信じてきたことへの疑問がわきました。 生まれ育ったのは山梨県。結婚して妻・豊子さん(72)の実家である福島県南相馬市に住むよう
消された「エネルギー基本計画」原案 原発ゼロ(下)・・国民の声を徹底排除
「市民軽視がはなはだしい。COP19(気候変動枠組み条約第19回締約国会議)で発表した温室効果ガス排出量を1990年比で3・1%増加させる温暖化対策も、今度の『エネルギー基本計画』原案も、国民の声を全く聞こうとしない。秘
「フクシマ」で高校生と地域を学ぶ①・・第1原発の町での始まり
私は、高校の社会科教師です。教師になって24年目、51歳になり、組合では書記次長を務めています。未熟な教師で、教職に向いていないと今でも時々落ち込みます。同僚や組合の仲間たちに励まされ、そして何より目の前の生徒にエネルギ
消されたエネルギー基本計画案 原発ゼロ(上)・・再稼働へ、新「安全神話」
東京電力福島原発事故後、国民がつくりだした「原発ゼロ」の本流と、安倍晋三政権の「原発推進」の逆流が激しく衝突しています。経済産業者が12月6日に発表した「エネルギー基本計画」原案は、原発を「重要なベース電源」と位置づけ、
海洋連続監視装置3台導入・・東電が計画
東京電力12月9日、福島第1原発周辺の沿岸での海洋連続モニタリングのための装置を3台導入する方針を明らかにしました。原子力規制委員会の海洋モニタリングに関する専門家会合で報告しました。 東電は、福島第1原発前面の港湾出口
美浜原発調査 関電データ不十分・・島崎規制委員長代理が会見
関西電力美浜原発(福井県美浜町)の現地調査を終えた原子力規制委員会専門家チームの島崎邦彦委員長代理は12月8日会見し、同原発東1キロに位置する活断層「白木(しらき)‐丹生(にゅう)断層」と原発敷地内の破砕帯(断層)との連