
原発の新規制基準の審査をめぐり、原子力規制委員会による重大な“手抜き審査”の懸念が1月9日までに浮上しました。規制委は、原発の重大事故対策が有効かどうかを評価するため、事業者が提出した結果をチェックする独自の解析、いわ
原発の新規制基準の審査をめぐり、原子力規制委員会による重大な“手抜き審査”の懸念が1月9日までに浮上しました。規制委は、原発の重大事故対策が有効かどうかを評価するため、事業者が提出した結果をチェックする独自の解析、いわ
稼働する原発がゼロという日が昨年9月から年を越して続いています。原発ゼロを願う国民世論を強く感じます。 その世論を無視するように政府や電力会社は原発の再稼働へ前のめりです。電力各社は競うように、原子力規制委員会に新規制基
原子力規制委員会は1月8日、再稼働の前提となる新規制基準での審査を進めている関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の現地調査を行い、重大事故の対策状況を確認しました。 規制委の更田豊志委員は審査について「設備に関
東京電力福島第1原発事故を契機に脱原発・自然エネルギー普及のエネルギー転換を進めるドイツ。その経過や、原発をめぐる日独両国の違いなどについて、独エコ研究所・原子力工学・施設安全部のクリストフ・ピストナー博士に聞きました。
日本原子力研究開発機構は1月6日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、職員のパソコン(PC)1台がウイルスに感染し、情報が外部に漏えいした可能性があると発表しました。PCにはもんじゅの運転管理に関するデータは含まれ
宮城県との県境に位置する福島県の最北の町、新地町で4代目の漁師・小野春雄さん(61)、長男・智英さん(31)、次男・晋弘(ゆきひろ)さん(30)、三男・晋介(しんすけ)さん(21)は1月2日、3年ぶりに海での出初め式をし
日本原燃は1月7日、青森県六ケ所村の使用済み核燃料の再処理工場の稼働に向け、その前提となる新規制基準への適合性審査を原子力規制委員会に申請しました。 再処理工場は、政府・電力会社が高速増殖炉「もんじゅ」とともに核燃料サ
東京電力は1月6日、福島第1原発で汚染水約300トンが漏れたタンク近くの観測用井戸で昨年(2013年)12月29日に採取した水から、放射性物質のトリヂウムが1リットル当たり34万ベクレル検出されたと発表しました。前日採取
島根原発・エネルギー問題県民連絡会は1月6日(安来市は7日)、県内19市町村の選挙管理委員会に「みどりのエネルギー条例」(島根県エネルギー自立地域推進基本条例)制定直接請求署名9万2827人分を仮提出しました。条例制定の
東京・霞が関の経済産業省前で市民が座り込みを続ける「脱原発テント」のメンバーらが1月6日、原発を「基盤となる重要なベース電源」と位置づけ、「再稼働を進める」とした「エネルギー基本計画案」への抗議と記者会見を行いました。
「国や東電は山も含めて本当に除染をする気はあるのか。山もやれ!」。福島県伊達市霊山町上小国でキュウリと春菊を栽培する渡辺栄さん(59)はこう怒ります。 東京電力福島第1原発事故で「福島産野菜が風評被害で安く買いたたかれて
新しい年も原発ゼロを訴えようと、東京都新宿区の西武線高田馬場駅周辺で1月5日、市民約600人によるデモがありました。「高田馬場☆ニューイヤー脱原発デモ」と題して今年で2回目。新たに原発の情報を隠す秘密保護法への反対も掲げ
気候変動 人間活動が温暖化の主因である可能性は「95%以上」で、その影響がすでに各方面に現れている・・。世界の科学の英知を集めた政府間機構である「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)は昨年(2013年)から今年に
安倍内閣は、総合資源エネルギー調査会基本政策分科会(会長・三村明夫新日鉄住金相談役名誉会長)が了承した「エネルギー基本計画案」最終案(昨年12月13日)を関係閣僚会議で確定し、1月中に閣議決定しようとしています。 新しい
地震に伴う発光現象、地震光は、垂直に近い断層が動いたときに起こっているようだ─。カナダとアメリカの研究グループが過去400年あまりの間に発光が記録された地震について調査した結果わかったと、1月2日発行のアメリカ地震学会誌
3年がかりのシリーズの最初のテーマ「地方から見た戦後」の後半は東北4県の歩みを追います。その第1回は東京電力福島第1原発が立地する福島県浜通りの双葉町、大熊町から発信されます。ほとんどの地域が放射能汚染で立ち入りができま
京都市で義肢装具士として働く佐々木真紀さん(35)。初めて原発ゼロを求める行動に参加してから1年半。行動は、米軍欠陥機オスプレイ反対から秘密保護法反対まで広がりました。「国民の声を踏みにじって、なんでも強行する安倍首相の
安倍政権が1月に閣議決定を予定する「エネルギー基本計画」の原案について、1月6日まで国民の意見募集(パブリックコメント)が行われています。 同計画は、エネルギー政策の指針になるもので、原案は昨年(2013年)12月、経産
大好きだ わたしのふるさと浪江町 笑顔がね たくさん咲くよ浪江町 この「なみえカルタ」が住民の共感をよんでいます。 福島県浪江町の浪江小学校(石井賢一校長)の子どもたちが、浪江町のよさを学ぶ総合学習「ふるさとなみえ科」
東京・永田町の首相官邸前、暮れも押し詰まった12月27日夜も、「原発ゼロ」を求める抗議行動が繰り広げられました。首都圏反原発連合が呼びかけ、ほぼ年間を通して毎週金曜日夜におこなわれてきた行動です。「原発なくせ」「再稼働や