通常国会が始まった1月24日、首都圏反原発連合(反原連)は原発即時ゼロなどを訴える首相官邸前抗議行動を行いました。 安倍晋三首相は、施政方針演説で「これまでのエネルギー戦略をゼロベースで見直すし」、原発の再稼働を推進する
“福島に生きる”じいちゃんの役割・・伊達市 大槻善造さん(78)
福島県伊達市保原(ほばら)町の大槻善造さん(78)は「戦争も原発もない社会を早く作らなければならない」と思っています。 戦争が終わった1945年8月15日、「やっぱり負けた」と思いました。 終戦直前に召集された父親は、本
規制基準“書き換えて”説明・・規制委員会 審査の現場から
1月23日の原子力規制委員会の新規制基準適合性審査会合は、関西電力高浜3、4号機、四国電力伊方3号機、九州電力玄海3、4号機の審査を行いました。 関電は、使用済み燃料貯蔵槽の水位などの監視設備機能についての新基準の要求事
トリチウム 過去最悪値・・福島第1の地下水
東京電力は1月23日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で昨年(2013年)夏に大量の放射能汚染水が漏れたタンク近くの地下水から、過去最高濃度となる1リットル当たり5万4000ベクレルのトリチウム(3重水素)を検出した
原発ない新しい福井へ 3月9日に集会・・実行委が見解
東京電力福島第1原発事故から3年、「3・11メモリアルアクション─原発のない新しい福井へ」集会が3月9日、福井県鯖江市文化センター(正午から)で開催されます。同集会の実行委員会である「さよなら原発福井県集会inさばえ20
福井地裁が関電批判・・大飯原発訴訟、第6回口頭弁論 地震回答先延ばし
福井県内外の住民189人が関西電力に対して大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを求める裁判の第6回口頭弁論が1月22日、福井地裁(樋口英明裁判長)で開かれました。裁判所は、この間、関西電力に対し、大飯原発を
安倍さん 原発お断り!インド市民 ポスター運動・・ネットで次つぎ拡散
【ニューデリー=安川崇】今月末の安倍首相のインド訪問に向け、日印核協定の締結に反対する市民らが「安倍さん、原発輸出ノー」と書いたポスターを掲げた自身の写真をインターネット上に投稿する運動を展開しています。インドの反核団体
“福島に生きる”孫を思うと避難悩む・・南相馬市 菅野恒夫さん(65)
福島県南相馬市原町区に住む菅野(かんの)恒夫さん(65)は、東京電力福島第1原発から約21キロ離れています。「緊急時避難準備区域」ですが、約800メートルで20キロ圏内の「警戒区域」です。境目に位置し、「とどまっていてよ
運転開始30年 運用取り決め・・福島第2・2号機
原子力規制委員会は1月22日、来月2日に運転開始後30年となる東京電力福島第2原発(福島県富岡町、楢葉町)2号機について、冷温停止を前提に、今後10年の維持・運用の取り決めを認めました。高経年化に伴う保安規定変更の認可で
310万ベクレル 最悪値更新・・福島第1 海側井戸の地下水
東京電力は1月21日、福島第1原発2号機のタービン建屋海側にある観両用井戸で20日に採取した地下水から、ストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり310万ベクレル検出されたと発表しました。 これま
検証 原発避難計画 川内・・要援護者 置き去り、担架も車いすも施設も不足
鹿児島県薩摩川内市にある九州電力川内原発。1、2号機の新規制基準の適合審査が進み、再稼働が全国で最も早く狙われていると住民の不安が高まるなか、原発の過酷事故を想定した避難計画で弱者が置き去りになっています。 (鹿児島県
原発の被害者守ろう 福島県内全廃炉など求める・・民医連が省庁交渉
全日本民主医療機関連合会(藤末衛会長)は1月21日、参院議員会館で、「福島第1原発事故の被害者のいのちと人権を守る省庁交渉」を行いました。福島、宮城、埼玉、東京、愛知の民医連の会員らも参加しました。 長瀬文雄事務局長が「
規制委 「核」検討会を非公開・・電力社員の身辺調査 秘密法先取り
原子力規制委員会が1月24日に開催する「核セキュリティに関する検討会 個人の信頼性確認制度に関するワーキンググループ」の初会合が非公開となることが21日までに分かりました。規制委は、理由は不開示情報を扱うからとしており、
規制委員会 審査の現場から・・再説明の事項に再々説明要求も
原発再稼働の前提となる、1月21日の原子力規制委員会の新基準適合性審査会合は、北海道電力泊3号機、九州電力川内1、2号機、関西電力大飯3、4号機の重大事故対策などを審査しました。 炉心溶融時に原子炉格納容器の漏えい部に核
建屋 水の流量減・・福島第1
東京電力は1月21日、福島第1原発3号機原子炉建屋1階で見つかった水漏れについて、午後1時20分ごろ、カメラ映像で状況を確認した結果、水の流量が減っていることがわかったと発表しました。 この場所では18日に、ロボットで撮
検証 原発避難計画 伊方・・事故で孤立 半島住民
四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)は、東から西にのびる日本一細長い佐田岬半島の根元に位置します。半島を走る国道197号には北の瀬戸内海、南の宇和海が同時に目に入るポイントもあるほど細い半島です。 中央構造線 原発の北の沖
敦賀原発の断層 再調査・・規制委原電の報告書検証へ
原子力規制委員会の専門家調査団は1月20日、日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)で、敷地内の断層について2回目の現地調査を行いました。規制委は昨年(2013年)5月、2号機の原子炉建屋直下に活断層があると認定しています
福島第1 高濃度汚染水漏れ・・3号機 格納容器からか
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機原子炉建屋内で水漏れが見つかった問題で、流れている水が高濃度の放射性物質で汚染されていることが明らかになりました。東京電力は1月20日の会見で、「格納容器内の水位は(格納容器から
NHK Eテレのドキュメンタリー番組・・「下北半島 浜は核燃に揺れた」
NHKEテレのドキュメンタリー番組「下北半島 浜は核燃に揺れた」に注目しました。戦後日本の歩みを地方から見つめるシリーズ「日本人は何をめざしてきたのか」の第7回。この1月からは東北が舞台。 国策に翻(ほん)弄(ろう)され
つながり広がって地域活性化・・“地産地消”食とエネ プロジェクト快調
穏やかな海、ミカン山・・。神奈川県小田原市西部。閉校になった中学校に人々が集まり、食とエネルギーについて共に学び作る体験を通し、交流を深めています。市民や、教育委員会、小学校が丸ごとかかわった「片捕 食とエネルギーの地