6月1日に行われる「川内原発再稼働やめろ 0601官邸・国会前☆大抗議」(主催・首都圏反原発連合)の成功をめざし、18日、東京・新宿駅東口のアルタ前でカウントダウンライブが開かれました。主催は、音楽やアピールを通じて行動参加を呼びかける市民有志の「カウントダウン実行委員会」です。
5組のアーティストが、ギターの弾き語り、サンバの演奏、DJのパフォーマンスで、「大抗議」(同日午後2時から5時)への参加をアピール。通りかかった人たちが立ち止まって演奏に聞き入り、寄せ書きにメッセージを寄せました。
パフォーマンスをしたDJくまさんは「危険な原発をなくすため、大抗議に参加してみんなで声を上げましょう」呼びかけました。
寄せ書きに「原発反対」と書いた福島市の女性(36)は「原発事故後、家族は山形県に避難し離ればなれです。福島では、家族がばらばらになってしまった人がたくさんいます。こんなことを繰り返さないためにも再稼働は絶対やめてほしい」と言います。
演奏に耳を傾けていた埼玉県富士見市の男性(61)は「再稼働などとんでもない。1歳になった孫がこれから、元気に育っていくためにも、危険な原発は今すぐなくしてほしい。その願いを込めて大抗議に参加したい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2014年5月19日より転載)