きょうの潮流

 「ふるさとがこんなにさびしく感じるなんて…」。避難指示が解かれて、すぐに戻った自宅。しかし当時から隣近所に人影はなく、いまもまばら。家の前の幹線道路もめったに車が通らず▼東京電力福島第1原発の事故による全町避難から浪江

東電旧経営陣 無罪が確定

 東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電元副社長の武黒一郎(78)、武藤栄(74)両被告を無罪とした一、二審判決が11日、確定しました。検察官役の指定弁護士が、最高裁の上告棄却決定に対する

原発なくせ 集会や宣伝

●奈良  原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい(同実行委員会主催)が9日、奈良市で開かれ、約500人が参加しました。今年は県内60の団体・個人が協賛・呼びかけ人となりました。  福島県南相馬市から避難してきた原発賠償京都訴訟

2025焦点・論点 原発回帰の問題点は/大飯原発差し止め判決出した元裁判官 樋口英明さん

原発の本質理解しない 最高裁の判決を覆そう  東京電力福島第1原発事故から14年。事故の被害者らが起こした賠償訴訟で、国の賠償責任を否定した2022年6月の最高裁判決以降、政府は原発回帰を鮮明にし、2月には原発の増設を明

東日本大震災津波、東京電力福島第1原発事故から14年にあたって/日本共産党書記局長 小池晃

――東日本大震災津波と、東京電力福島第1原発事故から14年を迎えるにあたり、犠牲になられた方々にあらためて哀悼の意を表するとともに、被災者のみなさんに心からのお見舞いを申し上げます。生活再建と復興への努力をねばり強く続け

若者BOXワイド 原発ゼロへ「政治を変える」/参院福島選挙区候補 小山田ともこさん(31)

父母らと離れて避難を経験 被災地復興の“あり方”疑問  2011年3月11日の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故による避難を経験した日本共産党員の若者が2月、参院選・福島選挙区への立候補を表明しました。原発事故で警戒