原発の再稼働へ前のめりで、国民の安全に対する責任を投げ捨てる―。原発ゴリ押しの安倍政権の姿勢に「安倍政権を終わらせることが、原子力防災の第一歩」との批判の声が上がっています。 九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(
福島第1原発 どうなる「凍土壁」(上)・・汚染水対策 “切り札”に黄信号
福島第1原発事故で、大量の高濃度放射能汚染水が海洋流出していた重大事実を東京電力が昨年(2013年)7月に初めて認めてから1年・・。国と東電が打ち出した汚染水対策はいずれも難航しています。その典型が、地下水流入を抑える
建屋周囲地下水放出・・福島第1原発 東電が計画検討/浄化設備で処理/唐突 漁協は不信感
東京電力は8月7日、福島第1原発の汚染水抑制策の一環として、1〜4号機原子炉建屋の周囲にある井戸から地下水をくみ上げ、海に放出する計画を検討していることを明らかにしました。放射性セシウムやストロンチウムの濃度が高い地下
福島第1原発3号機、燃料ほぼ全量落下か・・溶融5時間早かった
東京電力は8月6日、2011年3月の福島第1原発事故で、3号機の冷却システムによる注水が早い段階で停止したため、燃料溶融がこれまでの推測よりも5時間ほど早くに始まり、ほぼ全量が原子炉から格納容器に溶け落ちたとする解析結
原発作業員の甲状腺調査報告・・厚労省研究班 &規制委 泊原発、現地調査終了
東京電力福島第1原発事故の直後、緊急作業に従事して甲状腺の被ばく線量(等価線量)が100ミリシーベルトを超えた作業員について、放射線の甲状腺への影響を研究していた厚生労働省の研究班(代表・祖父江友孝大阪大大学院教授)は
九電 川内原発の工事計画申請書・・提出〝9月下旬以降〟
九州電力は8月5日、川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)について、設備の詳しい設計内容に関する工事計画認可の補正申請書を原子力規制委員会に提出する時期が9月下旬以降になることを明らかにしました。10月にずれ込む可能
「原発ゼロ」めざして・・母親大会分科会各地の運動交流
第60回日本母親大会(8月2〜3日、神奈川県)の分科会「原発ゼロの日本をめざして」では、各地での原発ゼロと再稼働反対のたたかい、再生可能エネルギー普及へ向けた取り組みや運動について交流しました。 助言者を務めた原発問
指定廃棄物 最終処分場建設の調査・・宮城県知事受け入れ &規制委、泊原発現地調査
東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む「指定廃棄物」の最終処分場建設をめぐり、環境省が求める候補地の地盤や地質に関する詳細調査について、宮城県の村井嘉浩知事は8月4日開いた市町村長会議で「全体としては調査を
川内原発再稼働・・国も規制委も責任を取らない
安倍晋三政権が、全国で運転を停止している48基の原発を再稼働させる突破口にとねらっている、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)の原子力規制委での審査が大詰めです。原子力規制委は「新規制基準」を満たしている
福島第1 氷投入の作業も水流れ止まらず・・さらに氷投入
東京電力は8月4日、福島第1原発の2号機タービン建屋から海側に延びる地下トンネル(トレンチ)への氷の投入作業について、現時点でまだ水の流れが止まっていないことを明らかにしました。 氷の投入は、トレンチ内にたまっている
個人被ばく 量重視、除染で環境省 新方針 ・・除染があいまいになる恐れ
環境省と福島市など福島県内4市は8月1日、東京電力福島第1原発事故の除染方法に関する中間報告を発表しました。報告では、空間線量に基づき除染を進める従来の方針を転換し、住民個人の被ばく線量を重視して対応していくことが重要
“福島に生きる”原発と命どっちが重い・・片平ジャージー自然牧場主 片平芳夫さん(68
イギリス原産の乳用種ジャージー牛を自然放牧で育ててきた福島県相馬市の片平芳夫さん(68)は、自然を相手に営む生業(なりわい)にとって「水と空気と大地を汚染されては、人間は本来生きていけないはずなのに」といいます。 東
浜岡 再稼働阻止しよう・・浪江・牧之原・伊豆の国 各首長語る/静岡でシンポ
静岡市葵区で8月2日、中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の再稼働を阻止しようとシンポジウムが開催されました。「フクシマを教訓に何を学ぶのか〜浜岡原発事故で逃げ切れるのか」をテーマに馬場有(たもつ)・福島県浪江町長、西原
検察審議決 東京電力の勝俣元会長・・「14メートル津波」知ってた
東電の勝俣恒久元会長が福島第1原発事故の3年前に、「14メートル程度の津波が来る可能性があるという人もいる」と参加者から発言があった会議に出席していたことが、7月31日に公表された東京第5検察審査会の議決で明らかになり
再稼働ありえない 怒りの唱和・・官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は8月1日、原発に反対する首相官邸前抗議行動を行い、2300人(主催者発表)が参加しました。菅義偉官房長官が「川内(せんだい)原発がうまく進めば、ほかは比較的スムーズにいく」と述べるなど再稼働
川内原発 鹿児島知事「国責任明確に」 ・・再稼働の必要 国に文書要請
鹿児島県の伊藤祐一郎知事は8月1日の定例記者会見で、原子力規制委員会が九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の審査書案を了承したことを受け、国に原発再稼働の必要性を明記した文書を示すよう要請したことを明らかにしました。知事
原発事故 東電元会長ら起訴相当・・検察審「津波への措置できた」
東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷容疑で告訴・告発され、不起訴処分となった勝俣恒久元会長をはじめとする東電旧経営陣3人について、東京第5検察審査会は7月31日までに、起訴すべきだとする起訴相当の議決をし
規制庁 継続交渉拒む・・公害総行動「原発被害者の声聞け」
「なくせ公害・守ろう地球環境」をテーマに毎年6月、政府・東電交渉を行ってきた全国公害被害者総行動実行委員会は7月31日、原子力規制庁、経済産業省、内閣府、環境省へ申し入れを行いました。 今年の公害総行動で未回答になっ
配管腐食が原因・・5号機の海水漏れ
東京電力福島第1原発5号機で使用済み燃料プールの冷却に使用する設備の配管から海水が漏れた問題で、東電は7月30日、配管の内側を覆うゴム製の腐食防止材が剥がれたため、配管の腐食が進み、穴が開いたことが原因と発表しました。
川内差し止め仮処分 第1回の審尋・・鹿児島地裁
九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の運転中止を求めている「原発なくそう!九州川内訴訟」原告団のうち23人が、再稼働の差し止めを求めた仮処分申請の第1回審尋が7月30日、鹿児島地裁でありました。