日本共産党の志位和夫委員長は6日、国会内で記者会見し、東京電力福島第1原発事故に伴って同原発から出る「アルプス処理水」の海洋放出をめぐる政府の対応について問われ「一番大事なのは、政府と東京電力が『関係者の理解なしには、
海守る連帯 放出反対・・福島第1「処理水」 沖縄8団体が声明
東京電力福島第1原発の放射性物質トリチウムを含む「アルプス処理水」の海洋放出問題をめぐり、沖縄県内の環境保護などに取り組む8団体が連名で、原発「処理水」の海洋放出に反対する声明を出しました。8団体の代表者が6日、県庁で
原発攻撃“危機” 住民脱出も/ウクライナ ザポロジエ
【ロンドン、ベルリン=時事】ロシア占領下にあるウクライナ南部ザポロジエ原発で、ロシア軍が「危険な挑発行為」を準備していると警告が出され、懸念が広がっています。ロシア軍が破壊工作を仕掛けながらウクライナの仕業にするとの見
福島原発「処理水」 IAEAの報告書尊重・・韓国政府
【ソウル=時事】東京電力福島第1原発の処理水海洋放出計画を巡り、韓国政府の朴購然国務調整室第1次長は5日の記者会見で、国際原子力機関(IAEA)の包括報告書を「尊重する」と表明しました。IAEAは4日、処理水の海洋放出
「浅部断層」も考慮せよ・・福井地裁 美浜原発稼働で住民側
関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の運転禁止仮処分申し立てに対する第2回審尋が3日、福井地裁(加藤靖裁判長)で行われました。全国の原発で唯一運転開始から40年を超えて稼働している同原発に対し、県内の住民10人が1月
原発のリスクを実感・・岩手・宮古民商 宮城・女川バスツアー
岩手県宮古市の宮古民主商工会(民商)は6月27日、東北電力女川(おながわ)原発(宮城県石巻市、女川町)の見学バスツアーを開催し、17人が参加しました。 原発事故がもし起こった場合、宮古市にも影響があるとされるとして企
追加賠償 周知もっと・・福島 東電に復興団体など要望
東京電力福島第1原発事故による七つの集団訴訟確定判決を受けて、原子力損害賠償紛争審査会の中間指針見直しと賠償金の追加払いが確定し、4月からウェブ請求受け付けが始まったものの、追加賠償自体を知らない人が多くいることが分か
設備の使用前検査終了・・福島第1「汚染水」放出
原子力規制委員会は6月30日、東京電力福島第1原発(福島県大熊、双葉両町)の放射性物質トリチウムを含む「アルプス処理水」の海洋放出設備について、現地での使用前検査を終了しました。問題がなければ、1週間程度の手続きを経て
「処理水」巡り東電責任者が発言 理解醸成“必要条件でない” 漁業者との約束軽視
東京電力福島第1原発事故で出た「アルプス処理水」(高濃度のトリチウムを含む汚染水)の海洋放出計画をめぐって事態が緊迫するなか、東電の廃炉・汚染水対策の責任者が29日、地元や国内外での理解の醸成について、放出を実施するた
漁連との約束「順守」 株主総会 「処理水」巡り東電
東京電力ホールディングスは28日の株主総会で、福島第1原発事故で出た「アルプス処理水」の海洋放出をめぐり、東電が福島県漁連に「関係者の理解なしには、いかなる処分も行わない」と約束したことについて「この方針を順守してまい
政権追い詰めた市民と共産党 通常国会150日(4) 原発回帰 狙いは原子力産業の優遇
「もう二度と、自分たちと同じ思いをする人をつくりたくない」。そんな原発被害者の思いも、原発事故の教訓も踏みにじり、原発回帰にかじを切った岸田政権に、被災地をはじめ全国から「福島を忘れるな」と厳しい批判の声が上がっていま
「原発テロ抑止」G20各国に訴え・・ウクライナ大統領
【ベルリン=時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は22日夜のビデオ演説で、南部ザポロジエ原発を占拠するロシアが原発へのテロ攻撃を準備しているとの情報について、20カ国・地域(G20)の代表者らに伝えたと述べました。その
福島第1原発1号機/原子炉の土台ボロボロ
原子炉3基が炉心溶融(メルトダウン)を起こした東京電力福島第1原発。今年3月、1号機内の水中ロボット調査で、原子炉直下の深刻な状況が見えてきました。原子炉を支えるコンクリート製の土台は鉄筋むき出しのボロボロの状態。鉄筋
高浜1号機 来月にも・・関電、福井県に再稼働報告
関西電力は21日、運転開始から40年を超えている老朽原発・高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の再稼働計画を福井県に報告しました。原子炉の起動について、1号機は7月下旬、2号機は9月中旬を目指すとしています。東京電力福島
福島原発千葉訴訟 第2陣控訴審が結審/国の責任明確にして 12月22日判決
東京電力福島第1原発事故で福島県から千葉県に避難した6世帯17人の住民が国と東電に計約1億円の損害賠償を求めた千葉訴訟第2陣控訴審の第13回口頭弁論が21日、東京高裁(土田昭彦裁判長)であり、結審しました。判決は12月
傷つけられた人権回復を/原発被害東京訴訟控訴審 原告訴え
東京電力福島第1原発事故で福島県から東京都内などに避難した住民17世帯47人が、国と東電に対して1人当たり約800万円の損害賠償を求めた福島原発被害東京訴訟の控訴審の口頭弁論が20日、東京高裁(三角比呂裁判長)でありま
福島原発事故 国の責任を否定した最高裁判決1年/徹底審理・裁判官公正に 4訴訟原告、最高裁に請願
東京電力福島第1原発事故をめぐり国の責任を否定した最高裁判決から17日で1年になるのを前に、判決が出された4訴訟の原告は16日、最高裁に対し、今後の訴訟では徹底した審理を行い、裁判官の公正さを担保する措置を講じることな
貯水池の現状維持を・・IAEAトップ ザポロジエ原発訪問
【ベルリン=時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は15日、ロシア軍が占拠するウクライナ南部ザポロジエ原発を訪れました。 カホフカ水力発電所のダム決壊に伴い冷却水の確保が課題となっています。グロッシ氏は原
きょうの潮流
原発の再稼働や新増設、運転期間延長など原発回帰の姿勢を鮮明にした岸田文雄政権。原発が抱える問題は何ら変わっていません▼関西電力が福井県の原発の使用済み核燃料をフランスに運び出すという計画も、それを浮き彫りにしました。県
ウクライナ 原発冷却対応確認へ・・IAEAトップ現地入り
【ベルリン=時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は13日、ウクライナの首都キーウでゼレンスキー大統領と会談しました。冷却水の確保が課題となっているザポロジエ原発の情勢を巡り意見を交わしたとみられます。グロ