「老朽原発うごかすな！実行委員会」は２２日、大阪市北区の関西電力本店前で「使用済み核燃料の行き場はないぞ！全国集会」を開き、全国各地から５００人が参加しました。「広範な議論を巻き起こし、原発を全廃し、安心・安全な明日を築くために大きく前進しよう」と呼びかける集会決議を確認し、集会後、梅田までデモ行進しました。

　「原子力発電に反対する福井県民会議」の中嶌哲演氏が主催者あいさつ。「使用済み核燃料の問題が重要な焦点になってきている。原発を止めて使用済み核燃料を増やさないことを前提に処理を議論することが必要」と述べ、１２月３日に大阪市で開く１万人集会の成功を呼びかけました。

　実行委員会の木原壯林氏からのアピール、青森県や、中国電力と関電が共同で建設を検討している山口県上関町など使用済み核燃料の地元の各地、福島県浪江町からの避難者、関西各地、労働組合からの訴えやメッセージが紹介されました。

（「しんぶん赤旗」2023年10月31日より転載）