日本共産党嶺南地区委員会 > しんぶん赤旗 > 汚染水放出問題考える・・熊本・水俣でシンポ

汚染水放出問題考える・・熊本・水俣でシンポ

 東京電力福島第1原発事故による「汚染水」の海洋放出問題を考えようと23日、熊本県水俣市でシンポジウムが開かれました。水俣病被害者・支援者連絡協議会や「くまもと地域自治体研究所」などでつくる実行委員会の主催(賛同26団体)。オンライン視聴を含め約90人が参加しました。

 汚染水(アルプス処理水)をめぐっては水俣市議会で、日本共産党の平岡朱市議が「水俣病を経験した水俣から海洋放出について反対する声明」を提案した中で、汚染水との発言と関連する主要部分を削除する動議が可決される事態が起きています。

 熊本学園大学水俣学研究センターの中地重晴センター長が基調講演で、海洋放流は中止して処理方法の再検討をするとともに「全ての利害関係者との十分な情報提供・意見交換が必要だ」と提起しました。

 シンポでは、くまもと自治研の中島煕八郎理事長(熊本県立大学名誉教授)が、猪飼隆明・大阪大学名誉教授の「水俣市議会の発言削除は水俣のたたかいの教訓をかなぐりすてるものだ」とするメッセージを紹介しました。

(「しんぶん赤旗」2023年11月27日より転載)