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原発ゼロの日本へ・・山口で大平衆院比例候補訴え

穀田氏応援

 日本共産党山口県委員会は4日、穀田恵二国対委員長を迎えて宇部市で演説会を開きました。大平よしのぶ衆院中国比例候補と、みふじ美智子山口1区、ふきあげ政子同3区の両候補が、党の躍進で希望ある政治の実現をと訴えました。

 大平氏は、上関町の使用済み核燃料中間貯蔵施設建設計画の抗議行動に参加し、中国電力本社に撤回の申し入れをしたことを報告。「電力の安定供給を言うなら、100%国産の再生可能エネルギーの普及を。地元住民の合意と納得のもと脱炭素社会、原発ゼロの日本へ、この山口から岸田政権に審判を下そう」と強調しました。

 穀田氏は2015年の衆院憲法審査会で、安保法制について参考人の憲法学者3人に質問し「憲法に違反する」という発言を引き出したのが大平氏だと紹介。「あの論戦が局面を変え、市民と野党の共闘という流れができた。平和と戦争をめぐる問題、教育無償化でも今こそ国会に必要な人だ」と、再び国会へ押し上げるよう呼びかけました。

 岩国基地が極東最大規模の基地に変貌していると指摘。敵基地攻撃能力の議論で「敵に狙われるから基地を守れと基地強化し戦争継続する力が必要だと。こんなことを許していいのか」と問いかけ、党を強く大きくして戦争する国づくりを止めようと力説しました。

(「しんぶん赤旗」2023年11月5日より転載)