南海トラフ巨大地震に関して内閣府の作業部会が5月28日まとめた最終報告では、原発事故への対策については一切言及されませんでした。 東日本大震災では、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で地震の揺れと津波によって電
原発
最後の警戒区域再編・・福島・双葉町で実施
東京電力福島第1原発事故で、全域が立ち入り禁止の警戒区域とされた福島県双葉町が5月28日午前0時、放射線量に応じて2区域に再編されました。これで第1原発の半径20キロ圏内に設定されていた警戒区域は全てなくなりますが、放射
原発防災計画 1県37市町村が未策定・・笠井議員追及「再稼働は論外」
日本共産党の笠井亮議員は5月28日の衆院原子力問題調査特別委員会で、原発事故時の住民避難などを定める地域防災計画が3割近くの自治体でできていない実態を明らかにし、「原発再稼働など論外だ」と主張しました。 原子力規制委員会
内部被ばく計30人に・・茨城・東海村放射能漏れ
日本原子力研究開発機構と高・エネルギー加速器研究機構が共同運営する加速器実験施設(J‐PARC、茨城県東海村)の放射能漏れ事故で、原子力規制庁は5月26日、新たに24人の研究者らの内部被ばくを確認したと発表しました。内部
福島 「帰りたい、でも…」 警戒区域再編に揺れる思い・・避難先で開業 仮設店舗1年
居酒屋店長が包丁を握り、酒屋の4代目が笑顔で接客。福島県大玉村で食料品や日用雑貨を販売する仮設店舗「えびすこ市・場」の日常です。渡辺吏店長(53)ら11人は、東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く同県富岡町の商売仲間。
原発ノー駅前ライブ 「6・2ノーニュークスデイ参加を」・・出演者と一緒に声あげ 東京・新宿
「6・2 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」を大勢の参加者で成功させようと5月26日、東京・新宿駅前でカウントダウンライブ(主催は同実行委員会)と、首都圏反原発連合(反原連)による街頭宣伝が行われました。
敦賀原発 活断層の結論・・原電が異常な抵抗
原子力規制委員会が原子炉建屋直下に活断層があると結論づけた敦賀原発(福井県敦賀市)2号機。敦賀原発を所有する日本原子力発電が、なりふりかまわない“抵抗”を続けています。 (松沼環) 前日の記者会見 規制委は5月22日、2
南海トラフ巨大地震確立・・今後30年で60~70% 政府調査委
政府の地震調査研究推進本部地震調査委員会(委員長・本蔵義守東京工業大学名誉教授)は5月24日、南海トラフ沿いを震源域とするマグニチュード(M)8~9の巨大地震が今後30年以内に発生する確率を60~70%とする新たな長期評
装置誤作動想定せず 換気扇フィルターもなし・・東海村の実験施設放射能漏れ事故
茨城県東海村の実験施設(J‐PARC)では放射能漏れ事故の原因となった陽子ビームの誤作動を想定せず、放射性物質のフィルターを換気扇に設置しないなど、十分な漏えい防止策を取っていなかったことが5月25日、分かりました。 事
放射能漏れ 6人被ばく・・加速器 研究施設 防止策は不備/茨城・東海
茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構が共同運営する大強度陽子加速器施設(J―PARC)で装置から放射性物質が漏れて施設内にいた6人が被ばくしたほか、外部にも漏れ出す事故があったことが5月2
新規制基準 放射性セシウムの放出量・・「100テラベクレル下回ること」記載/規制委新たな「安全神話」に
原発の新規制基準づくりを検討している原子力規制委員会の専門家チームの会合が5月24日開かれ、4月に規制委が了承した新規制基準案に対する意見公募の結果を議論しました。規制委は、原発で重大事故が起きた場合に放出される放射性物
全原発廃炉まで声あげる・・官邸前行動/各地でも
首都圏反原発連合(反原連)は24日、「即時原発ゼロ」を訴える首相官邸前抗議行動を行いました。原発輸出のトップセールスを進め、7月に策定する新規制基準をもとに原発再稼働に踏み出そうとする安倍晋三内閣。3000人(主催者発表
「6・2行動」・・再稼働反対、「原発ゼロ」掲げ
原発をなくす全国連絡会と首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクションの3団体が6月2日、再稼働反対、「原発ゼロ」を掲げ、「6・2NO NUKES DAY」の統一ロゴで、東京での一大行動をよびかけています。 安倍
原発ゼロ 6・2行動成功へ・・新潟 立地県から廃炉求める
原発をなくす新潟県連絡会は、6月2日に東京で開かれる「NO NUKES DAY」(ノーニュークスデイ)に、バス3台、200人を目標に参加の取り組みを強めています。当日は、原発をなくす全国連絡会が主催する「原発ゼロをめざす
大飯原発 停止し徹底審査を 福井・共産党嶺南地区委・・規制委に要請
福井県の日本共産党嶺南地区委員会は5月21日、関西電力大飯原発(同県おおい町)の耐震安全性審査の徹底を原子力規制委員会に要請しました。山本雅彦地区委員長、山田かずお参院選挙区候補、佐藤正雄県議、猿橋巧おおい町議、渡辺孝高
地震列島 全原発が危ない・・敦賀2号機直下に活断層
廃炉こそ地域活性化の道・・原発住民運動福井・嶺南センター代表委員の河内猛さんの話 敦賀原発2号機直下に活断層があることを、私たちは以前から指摘してきました。日本原電は活断層ではないといっていますが、専門家の調査で、そのよ
「敦賀に活断層」認定・・規制委 廃炉 濃厚に
原子力規制委員会は5月22日の定例会で、日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)2号機について、原子炉建屋の直下に活断層が存在すると認定した専門家チームの報告を了承しました。前身の旧経済産業省原子力安全・保安院を含め規制
日印原子力協定締結へ・・核開発に手を貸すのか/背景に米国の戦略
日本政府はインドとの原子力協定締結へ動きだしました。安倍晋三首相は5月29日、シン首相との首脳会談で協定の「早期妥結」を合意する見通しです。首相は大型連休中にアラブ首長国連邦やトルコと原子力協定を締結しており、これら原発
敦賀原発活断層判断に注目・・規制委きょう審議
原子力規制委員会は5月22日、規制委の専門家チームが原子炉直下に活断層があると結論づけた日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)について審議します。現行の国の指針は、活断層の真上に原子炉建屋など重要施設・構造物を建てられな
日本原電、専門家個人に抗議文・・規制庁は「不適切」と批判
敦賀原発2号機(福井県敦賀市)直下に活断層があると認定した、原子力規制委員会の専門家チームのメンバー個人に対して、日本原子力発電が抗議していたことが5月21日、分かりました。原子力規制庁の森本英香次長は同日の定例会見で、