原発をなくす全国連絡会は２５日、関西電力の原発新設方針に抗議し、撤回を求める声明を発表しました。

　声明は、関電美浜原発での次世代型原発への建て替え方針発表に対して、「東京電力福島第１原発事故の犠牲者、被災者や教訓を踏みにじる」と批判。「脱炭素を考えるなら再生可能エネルギーへの転換に、時間と費用を使うべき」だと強調するとともに、核のゴミ、廃炉について多くを語らず、問題点を正面から捉えない企業が「安全・安定運転に全力で取り組む」などとする発言は無責任だとしています。「すべての原発の廃炉と再生可能エネルギーへの転換を求めて闘い続ける」と表明しています。

（「しんぶん赤旗」2025年7月26日より転載）