東京電力福島第1原発事故で福島県などから京都府に避難した55世帯166人が国と東電に避難費用など総額約8億円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が18日、大阪高裁でありました。牧賢二裁判長は国と東電の賠償責任を認めた一審判
原発推進 国民民主に巨額献金/電力労組の政治団体
石破茂首相に原発新増設を含めた活用を促す要望書を提出するなど原発推進の立場を鮮明にしている国民民主党。その背景に電力会社の労働組合である電力総連(全国電力関連産業労働組合総連合)との関係があります。 電力総連は、参院選
温室ガス削減 もっと 原発「最大限活用」やめよ/政府に共産党議員団要請
日本共産党国会議員団は17日、政府の審議会で議論されている次期エネルギー基本計画(エネ基)と来年2月までに国連に提出する政府の温室効果ガス削減目標について政府に要請しました。基本計画について原案で示された「原子力の最大限
原発固執 背景に企業献金/電機・鉄鋼… 関連企業、自民側に6億円超
国会で企業・団体献金の禁止を求める日本共産党など野党に対し、石破茂首相は、「(企業・団体献金で)政策がゆがめられた記憶を持っていない」などと背を向け続けています。ところが、原発利益共同体の企業が、危険な老朽原発の再稼働
原発回帰「無責任だ」/エネ基本計画 環境NGOなど会見
経済産業省の審議会で17日に「第7次エネルギー基本計画」の原案が公開されるのを前に、環境NGOや市民団体は同日、緊急共同記者会見を開きました。国際環境NGO「FoE Japan」、気候ネットワーク、原子力市民委員会、原
原発回帰いっそう鮮明/エネ基本計画原案 新規建設も踏み込む
国の中長期のエネルギー政策の方向性を示す「第7次エネルギー基本計画」の原案が公表されました。17日に開かれた経済産業省の審議会で示され、意見を踏まえさらに検討するとしました。(関連12・13面) 原案で原発については
原発ゼロの未来へ/全国連絡会がイレブン行動
労働組合や医療・介護・福祉の団体などで構成する、原発をなくす全国連絡会は11日、東京・新宿駅前で「原発ゼロの未来へ 福島第1原発の汚染水(アルプス処理水)の海洋放出はただちに中止」などを求めてイレブン行動を行いました。
原発ゼロ社会めざす/参院茨城選挙区 高橋氏が決意
日本共産党茨城県委員会は11日、県庁で記者会見し、2025年参院選の茨城選挙区に党県常任委員・政策委員長の高橋誠一郎氏(30)=新=を擁立すると発表しました。 高橋氏は、18歳(大学生)の時に党に入りました。卒業後に日
きょうの潮流
10年前、関西電力大飯原発(福井県)の運転差し止め訴訟で裁判長として差し止めを命じた樋口英明さんが近著に書いています。「原発を止めなければならないという思いは、判決当時よりも現在の方が更に強くなった」▼東京電力福島第1原
老朽原発動かすな/大阪 関電包囲大集会
井上・辰巳両議員参加 「老朽原発うごかすな!実行委員会」は8日、大阪市北区の関西電力本店前で「とめよう!原発依存社会への暴走 関電包囲大集会」を開き650人が参加し、大阪駅前までデモ行進しました。 「原子力発電に反対
島根2号機再稼働 市民ら抗議/再エネ見ないふりか 鳥取
鳥取県では、鳥取、倉吉、米子、境港の各市で抗議の集会が開かれました。 JR鳥取駅北口前では約40人が参加し、リレートーク。「えねみら・とっとり(エネルギーの未来を考える会)」の山中幸子共同代表は「福島原発事故から13年
島根2号機再稼働 市民ら抗議/ 老朽原発まだ固執 計画なし 命守れない 島根
中国電力が7日午後、島根原発2号機(松江市)の原子炉を再稼働させたことに、地元の島根県と鳥取県では同日、日本共産党や市民団体が抗議の宣伝とともに、「老朽原発の運転はやめろ」「命を守れ」「こどもを守れ」と訴えました。 立
原発再稼働問う県民投票めざす/ 新潟で金曜行動
「なくそう原発・新潟市民ネット」は6日、新潟駅前で571回目の金曜行動を9人が参加して行いました。柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票条例制定をめざす署名の協力も呼びかけました。 集会では、「新潟市北区の女性が、地
核のゴミ これ以上出すな 青森でフォーラム/「原発・核燃止めよう」
青森市で30日、「核ゴミいらない青森フォーラム」が開かれ、県内外から250人が参加しました。主催は「核のゴミから未来を守る青森県民の会」とNPO法人・原子力資料情報室です。 参加者は、反原発・核燃運動に取り組む多彩な
浜岡原発見学会やめよ/三重3町議会中電提案 県民会議が要望
中部電力が、三重県の3町議会に対して浜岡原発(静岡県御前崎市)の見学会を提案していたことが発覚しました。「原発なくせ三重県民会議」は8日に中部電力株式会社三重支社を訪れ、見学会への招待を取りやめることを求める要請書を提
再稼働是非問う投票を/柏崎刈羽原発 新潟・見附でスタート集会
新潟県では、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票の実現へ向けた直接請求署名運動が10月28日からスタートしています。県内各地で「地域の会」が発足し、集会や宣伝を行い、署名を集める受任者も募っています。 4
女川再稼働強行に抗議/仙台 市民団体、東北電へ声明提出
東北電力女川原発2号機(宮城県女川町・石巻市)の再稼働に抗議する集会(2日・仙台市)を開いた「さよなら原発みやぎ実行委員会」は5日、集会で採択した「抗議声明」を東北電力(樋口康二郎社長)に提出しました。 約50人が東
福島第1原発事故から13年/デブリ 初の取り出し
東京電力は7日、福島第1原発事故で溶け落ちた2号機の核燃料デブリの試験的取り出し作業を完了したと発表しました。格納容器内からデブリを回収したのは2011年の事故から13年半以上たって初めて。今後、回収したデブリは茨城県
レーダー 原発再稼働より再生エネこそ
総選挙が投開票された翌々日の10月29日、東北電力女川原発2号機が再稼働しました。東日本大震災の「被災原発」の再稼働にもかかわらず、選挙直後とあって、目立った報道はありませんでした。 3日のTBS系「サンデーモーニン
女川原発2号機停止/東北電 計測器トラブルを調査
東北電力は4日、13年ぶりに再稼働させた女川原発2号機(宮城県)を午前8時36分に停止させたと発表しました。原子炉内の状況を示す計測器の搬入作業でトラブルがあったためで、詳しい原因を調査します。 女川原発は、事故を起