原子力規制委員会の評価会合は6月24日、全国で唯一稼働を続けている関西電力大飯原発(福井県おおい町)3、4号機について、新規制基準で求められている機器の設置や手順書の多くが今月末にならないと整備が終わらないのに、「直ちに
原発
「福島に生きる」 市民の立場で記録し発信・・原発被害を告発する小渕真理さん(56)
「福島で起きていることは、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリなどと同じく次世代、次々世代まで伝え続けていかなければ」と話すのは、福島県白河市にあるNPO法人「アウシュヴィッツ平和博物館」の館長、小渕真理さん(56)です。
もんじゅ 点検漏れさらに2100点・・点検「完了」報告に偽り
日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で1万点に近い機器の点検漏れが見つかった問題で、同機構は6月21日、既に点検をし直したなどとしていた機器のうち、約2100点が末点検だったと発表しました。同機
海洋放出 撤回求める・・放射能汚染水計画 笠井氏が追及/衆院外務委
日本共産党の笠井亮衆院議員は6月21日の衆院外務委員会で、東京電力による福島第1原発事故の放射能汚染水の「海洋放出計画」について、あらゆる発生源から海洋汚染を防止する義務を負う国連海洋法条約の締結国として許されないと追及
汚染水250リットル漏れる・・福島第1の高濃度処理設備
東京電力は6月21日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の高濃度放射能汚染水処理設備から汚染水が漏れたと発表しました。同原発では、15日にもタンクから汚染水が漏れたほか、19日には海の近くで採取した地下水から高濃度のス
原発新基準を閣議決定・・再稼働へ 国民意見無視
政府は6月21日、原子力規制委員会が策定した原発の新規制基準を閣議決定しました。施行日は7月8日。原発の再稼働を急ぐ電力各社は施行初日から、新基準に基づく審査を申請するとみられます。 新基準は東京電力福島第1原発事故の原
再稼働ありきの新基準 笠井氏追及・・規制委員長、異常水準の放出正当化/衆院特別委
日本共産党の笠井亮議員は6月21日の衆院原子力問題調査特別委員会で、原発の「新規制基準」が実態のないずさんなものであることを明らかにし、「国民の安全を置き去りにした、原発の再稼働ありきの新基準だ」と批判しました。 新基
原発新基準も再稼働公約も自民には立腹・・官邸前行動
首都圏反原発連合(反原連)は6月21日、首相官邸前と国会・霞が関周辺で抗議行動を行い、2000人(主催者発表)が「即時原発ゼロ」「再稼働反対」を訴えました。 原子力規制委員会が再稼働ありきの新規制基準を決定。自民党は参院
どうする発送電分離・・市民団体が集会
脱原発のために発送電分離など電力システムの改革をめざして活動する市民団体は6月20日、衆議院第2議員会館で集会を開きました。 「電気事業法改正の課題とゆくえ-電力民主化への道しるべ」と題して欧米の電力事情に詳しいエネルギ
きょう官邸前行動・・「原発ゼロ」「再稼働反対」訴えよう
「原発ゼロ」「再稼働反対」を訴える59回目の首相官邸前抗議行動が6月21日午後6時から8時まで、官邸前および永田町・霞が関周辺でおこなわれます。主催は首都圏反原発連合(反際涯)。原発の新規制基準をもとに再稼働をすすめよう
大飯原発運転継続認可へ・・規制委 新基準満たさないのに
国内の原発で唯一運転中の関西電力大飯原発(福井県おおい町)3、4号機の運転継続が認められる見通しとなりました。同機の現状が、新規制基準にどの程度適合しているかを確認する原子力規制委員会の検討チームが20日、「直ちに安全上
どれだけ命を落としたか 「原発事故死者いない」発言を批判・・福島の共産党県議団
福島の共産党県議団・・自民・高市氏に 日本共産党福島県議団(5人)の神山悦子、長谷部淳、宮本しづえの3県議は6月19日、東京都世田谷区の里吉ゆみ候補の応援に入り、自民党の高市早苗政調会長の「福島原発事故での死者はいない」
海近く 高濃度汚染・・福島第1原発地下水/ストロンチウム基準の30倍
東京電力は6月19日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の港湾近くで採取した地下水から、国が定める濃度限度を大きく上回る放射性物質のストロンチウム90とトリチウム(3重水素)を検出したと発表しました。検出された場所は、
海収束が先・・規制委前で市民が抗議
原子力規制委員会が原発の新規制基準を正式決定したことに対し、原発に反対する市民は6月19日、同委員会が入っている東京都港区のビルの前で抗議行動を行いました。行動を呼びかけた「原子力規制を監視する市民の会」は同日、抗議声明
原発活用進める政権にお墨付き 「新基準」決定・・日程が最優先 ・ 運転最長60年 ・ 免震重要棟なしでも“太鼓判”
原子力規制委員会が原発の「新基準」を決定しました。東京電力福島第1原発事故の原因究明も終わっていない段階で作られた「新基準」。規制委の田中俊一委員長は「世界でも一番厳しい規制基準」を目指したと語っていますが、福島原発の教
規制委が新基準決定 原発再稼働ありき・・国民の安全置き去り/電力各社 申請へ
原子力規制委員会は6月19日、原子炉等規制法の改定に伴う、地震・津波対策、重大事故への対策などを求めた新規制基準を決定しました。また原発の運転期間を最長で60年まで認める制度に関する政令案を了承。施行日を定めた政令は閣議
事故後も換気扇回す・・東海村での放射能漏れ
茨城県東海村の加速器実験施設「J−PARC」の放射能漏れ事故で、共同運営する日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構は6月18日、事故発生の5月23日から3日間、フィルターの付いていない換気扇を回し続けていたこ
福島第1廃炉「国の責任で」・・地元自治体意見書
福島県や東京電力福島第1原発周辺の市町村などで構成する「廃炉に関する安全協議会」は6月18日、原子炉内の溶け落ちた核燃料取り出しの前倒しを盛り込んだ廃炉に向けた工程表の見直し案に対する意見書をまとめ、資源エネルギー庁に提
安倍氏の原発活用・・大事故も国民世論も忘れたか/「原発輸出」の翼賛政党
安倍晋三政権が売り物にする「成長戦略」で「原子力発電の活用」を打ち出し、停止中の原発の再稼働や原発の輸出を推進しています。その折も折、安倍政権が先週閣議決定して発表した「エネルギー白書」で、民主党政権時の「2030年代原
双葉町役場、福島県内に・・原発事故で避難 2年3カ月ぶり
東京電力福島第1原発事故で埼玉県加須市に避難していた福島県双葉町の町役場が6月17日、同県いわき市に移転し、業務を開始しました。県内復帰は2年3カ月ぶり。ただ、同町は大部分が原則立ち入り禁止の帰還困難区域(年間被ばく量5