■15日 基戸からくみ上げた汚染地下水を処理する「サブドレン浄化設備」のホースから、前処理済みの汚染水約1リットルが漏れたと東京電力が発表しました。汚染水の放射性物質濃度を直接測定していませんが、「放射線量は建屋内の通常
しんぶん赤旗
職場で広がる怒り・・関電過労自殺を追う

関西電力高浜原発の運転延長の審査手続きに対応していた40代の課長が長時間労働のすえ、自ら命を絶ちました。電通過労自殺をはじめ違法な長時間労働に批判が広がるなか、関電の職場では…。(名越正治) 福井県最西端、人口1万人
年内に断層現地調査・・規制委審査 東通原発で
原子力規制委員会は11月18日、東北電力東通(ひがしどおり)原発1号機(青森県東通村)の新規制基準への適合性審査の会合を開きました。重要施設直下にある断層を「活断層に該当しない」とする東北電の主張について、規制委は年内
燃料取り出し再延期か・・福島第1 3号機プール作業遅れ
東京電力福島第1原発事故で、3号機使用済み燃料プールからの核燃料取り出しに向けた作業が遅れ、目標としていた2018年1月の取り出し開始が困難となっていることが11月18日、東電への取材で分かりました。3号機プールの燃料
原発廃炉「調査報道」の志
元NHKディレクター 戸崎賢二 最近、報道機関が独自に調査・取材する「調査報道」が、ジャーナリズムの任務の中核を担うものとして期待される機会が多い。 もちろん、「調査報道」と言っても、独自に調べたことを伝えればよいと
世界平均気温が1度上昇・・産業革命前より WMOが報告書
昨年の世界平均気温は初めて産業革命前よりも1度上昇し、5年平均気温も観測史上最高だった―。世界気象機関(WMO)が2011~15年の気候変動について分析した報告書を、モロッコのマラケシュで開かれている国連気候変動枠組み
仏原発依存で電力危機・・約3分の1を点検 停止へ

電力の4分の3を原発に依存するフランスで今冬、厳しい電力事情に迫られています。仏電力公社(EDF)の送電部門会社(RTE)はこのほど、同国にある58基の原発のうち、約3分の1の老朽化原発を安全点検のために停止することか
“COP22inマラケシュ” パリ協定 達成へ努力・・列国議会同盟 議員会議が採択/武田議員参加

【マラケシュ(モロッコ)=島崎桂】 日本共産党の武田良介参院議員は11月13日、モロッコのマラケシュで開催された列国議会同盟(IPU)の議員会議に参加しました。各国でパリ協定の目標達成に努めるとした総括文書を採択しま
日本は最大石炭投資国・・米環境団体が報告書
【マラケシュ(モロッコ)=島崎桂】米二ューヨークを拠点とする環境団体「天然資源保護協議会」と米非営利団体「オイル・チェンジ・インターナショナル」は11月14日、日本が今後、世界最大の石炭投融資国になるとの報告書を発表し
原発ゼロへ100万署名・・ふくしま出発集会に1500人

原発再稼働ストップ、福島切り捨て政治の転換を掲げる、「国と東京電力は責任を果たせ! 11・13ふくしま集会」が11月13日、福島市で開かれ約1500人が参加しました。ふくしま復興共同センターの主催、原発をなくす全国連絡
“COP22inマラケシュ” 再エネ100%へ気候マーチ・・「実現するのは市民の力」

【マラケシュ(モロッコ)=島崎桂】 モロッコのマラケシュで11月13日、気候変動対策の強化や、再生可能エネルギー100%の実現を求める「気候マーチ」が行われ、日本を含む世界各国の市民・環境団体や労組代表ら数千人が参加
“COP22inマラケシュ”・・森林の保護強化を議論

【マラケシュ(モロッコ)=島崎桂】 当地で開催中の国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)では、気候変動対策の一環として森林の保護・拡大の議論も活発に行われています。多くの国が森林保護を自国の温室効果ガ
島根原発 断層東端の説明・・規制委が求める
中国電力島根原発2号機(松江市)について原子力規制委員会はい11月11日、新規制基準への適合性審査の会合を開き、同原発への影響が大きい活断層「宍道(しんじ)断層」について、断層東端の説明を改めて求めました。 宍道断層
福島第1 トリチウム汚染水処分方法“タンク貯留検討は”
東京電力福島第1原発で、汚染水処理装置で除去できない高濃度のトリチウム(3重水素)の処分方法をめぐり、11月11日に開かれた国の汚染水処理対策委員会の小委員会で、委員から「トリチウムの半減期(12年)を待つとか、別の方
増え続けるトリチウム汚染水・・タンク増設追いつかず/福島第1 海洋放出など処分法検討

東京電力福島第1原発で放射能汚染水を処理した後に残る高濃度の放射性物質トリチウム(3重水素)を含む水の処分方法をめぐり、国の汚染水処理対策委員会が設置した小委員会の初会合が11月11日、経産省で開かれました。事故から5
核実験再開 歯止めなし・・日印政府 原子力協定に署名

安倍音三首相は11月11日夜、インドのモディ首相と首相官邸で会談し、両政府は日本からインドヘの原発輸出(核物質、資機材、設備・技術)を可能にする原子力協定に署名しました。 日本が核不拡散条約(NPT非加盟国と原子力協
玄海原発適合審査・・安全無視の再稼働もうやめよ
原子力規制委員会が佐賀県にある九州電力玄海原発について、再稼働の前提となる新規制基準に「適合」するという審査書案をまとめました。年内には審査を終え、九州電力は来年の再稼働を目指しています。いま全国で稼働している原発は同
「原発ゼロに」 拡大官邸前抗議・・市民と4野党が一緒に

首都圏反原発連合(反原連)は11月11日、「原発時代終了 このまま止めろ」のスローガンを掲げ、「拡大版」の首相官邸前抗議を行いました。3000人(主催者発表)が参加。「安倍政権は原発反対の国民の声を聞け!」と訴えました
東海第2原発の基準地震動了承・・規制委 & 漏電ケーブル 接続部が破裂・・東電PG
東海第2原発の基準地震動了承・・規制委 原子力規制委員会は11月11日、日本原子力発電の東海第2原発(茨城県東海村)に関する新規制基準の適合性審査の会合を開き、日本原電が示した、耐震設計の目安になる基準地震動(考慮され
裁判長悔しさ知って・・福島避難者訴訟 川俣で現地検証

東京電力福島第1原発事故で避難を余儀なくされた福島県楢葉町、浪江町などの被災者が東電に損害賠償を求めた避難者訴訟(早川篤雄原告団長)で、福島地裁いわき支部の島村典男裁判長と2人の裁判官は11月10日、3回目の現地検証を