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東電福島第1原発 この1週間

■15日 基戸からくみ上げた汚染地下水を処理する「サブドレン浄化設備」のホースから、前処理済みの汚染水約1リットルが漏れたと東京電力が発表しました。汚染水の放射性物質濃度を直接測定していませんが、「放射線量は建屋内の通常値と同等」と説明。外部に漏れていないといいます。ホースを交換し、設備の運転を再開しました。

■同日 2号機海側の護岸地下水の全ベータ(ストロンチウム90などベー夕線を出す放射性物質)濃度が1リットル当たり1万8000ベクレルとなり、この地点での過去最高と並びました。8日採取の地下水も、過去最高に並んだばかりです。

■18日 東電は、3号機の核燃料プールにある566体の核燃料取り出しに向けた作業計画を原子力規制委員会の検討会で示しました。建屋の上部に、作業床を設置したうえで、核燃料の取扱機、クレーン、ドーム屋根を取り付けます。設置作業のスケジュールを17年6月まで示したものの、それ以降は示していません。東電はこれまで、核燃料取り出しを17年度内に始める計画を示していました。取り出し開始が遅れる可能性があります。建屋上部の放射線量は9月時点で平均毎時5ミリシーベルト程度。高い所では同90ミリシーベルトを超えます。

(「しんぶん」赤旗2016年11月20日より転載)